花のカーニバル
2012年4月26日
東海地方も、春らんまん、花いっぱいの季節のころだと思いますが、沖縄では、毎年1月‐GWごろにかけ、各地で花のカーニバルがおこなわれます。
それぞれの季節の花まつりもありますが、海洋博公園や首里城公園、国際通り、その他観光地でも花や花で作ったオブジェも飾られ、華やかになっています。
また、年中咲いているハイビスカスやブーゲンビレアも、夏より3‐4月ごろが一番きれいに咲いています。
海洋博公園にはいろいろな花のオブジェが飾ってありますが、水族館の入り口近くには、マンタやカメ、やどかりのかわいいお花のオブジェがあり、写真撮影スポットになってます。
国際通りには、かわいい蝶のオブジェが飾ってありました。
そして、1月末から始まる桜祭り。沖縄ではソメイヨシノは咲かないので、緋寒桜またはカンヒ桜と呼ばれ、やや濃いめのピンクの花が咲きます。この桜は、北部からだんだん南下して行くので、桜祭りは、1月末?2月初めに北部の名護と本部の八重岳、2月半ばに那覇の与儀公園で行われます。
一般的に夜桜見学はなく、日中の桜祭りだけです。桜の名所として、ほかに、今帰仁城跡、那覇の末吉公園、八重瀬町の八重瀬運動公園などがあります。
また、この季節にあわせ、オリオンビールから、「いちばん桜」という季節限定のビールも発売されるので、成人の方はぜひお試しください!
2月上旬には、北中城でひまわり祭りがおこなわれます。一面のひまわりは圧巻ですが、2月にひまわりが咲くのは沖縄ならではですね。週末には、ひまわり畑の中で結婚式が行われたり、イベントも行われます。この時期、ひまわりと、桜と、コスモスが一緒に咲いているという不思議な光景を見ることもあります。
3月は東村でつつじ祭りやバラ祭りなどがあり、GWに伊江島でゆり祭りが行われます。
ほかに、大宜味村喜如嘉のオクラレルカ、本部のあじさい祭りなどもあります。
各家庭や、ホテルの花、高速から見える景色でも、季節の花がたくさん見られるので、花好きの方はもちろん、そうでない方も、鑑賞して楽しんでくださいね。
もうすぐ梅雨入りしそうな沖縄ですが、雨が降っても、雨にぬれるお花もまた風情があっていいものですよ。
- 田辺 里美
南国リゾートが大好きで、2002年に家族で沖縄に引っ越し。
本島内を中心にくまなく遊びながら情報提供しているうちに、観光関係(特に家族旅行)を中心としたライターの仕事も受けるようになる。
趣味はシュノーケルと食べ歩きと旅行。食べ歩きのせいか、どんどん横に大きくなるのが悩みの種。離島へのミニ旅行が楽しみで、特に宮古島と阿嘉島が好き!
息子たちが巣立った後は、夫と小さい民宿を開くのが夢。
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