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沖縄の旧盆

2013年8月21日

本土では8月13‐15日にお盆の行事が行われるところが多いと思いますが、沖縄では旧暦の7月13日‐15日に旧盆の行事を行うので、ちょうど今がお盆の真っ最中! 沖縄は祖先や親戚のつながりをとても大事する土地柄なので、ご先祖様が帰ってくるお盆は、親戚一同でご先祖様をお迎えして一緒に過ごすことをとても大切にしています。そのため、沖縄を離れている暮らしている人も、「お正月に帰らなくてもお盆は帰りなさい!」と言われるくらい年に一度の大イベントです。

新暦では旧盆は毎年日程が変わり、本土のお盆の8月15日ごろのこともあれば、9月に入ってからということもあります。旧盆の時期は地元企業、病院、お店などもお休みが多いので、観光で来られるときには気をつけてくださいね。

まずは旧盆約1週間前の旧7月7日の七夕の日にお墓掃除をしてご先祖様をお迎えする準備からお盆に入ります。お盆前には買い出しで、地元スーパーは大賑わいとなります。

 

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旧盆 (3).JPG

沖縄ではお線香も本土とは違い、黒い線香が6本平べったくくっついている平御香(ヒラウコー)、煙がすごく出る長いお線香が売られています。使い方は各地域、家庭によるそうです。

 

 

旧盆 (5).JPG

 

 

 

旧盆 (6).JPG

 

 

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そして、サトウキビやソーロー。ソーローはメドハギで、ご先祖様があの世から帰ってきたときにこの葉で足をきれいにしてもらうように、そしてソーローの枝はお盆のときのお箸に、サトウキビは、ご先祖様があの世に帰るときの杖として使ってもらうように、ということだそうです。

 

 

旧盆 (11).JPG

お供え物としてフルーツもたくさん購入しますが、すいかまるごとやパイナップル、バナナなどというのが沖縄らしいですね。暑い時期なので、まだ熟していないものが売られています。昔、旅行で沖縄に来た時に、この青バナナを見て、「沖縄には珍しいバナナが売ってる!」と買って食べてみましたが、青い時にはしぶくて固くて食べられません。お盆期間にお供えしたあと、親戚がわけて持って帰るそうです。

 

 

旧盆 (12).JPG

 

 

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旧7月13日のお盆初日はウンケーといい、ご先祖様をお迎えする日です。この日はウンケージューシ―という沖縄の炊き込みご飯をご先祖様と一緒に食べます。スーパーでも売られています。

 

 

お盆の3日間は、ご先祖様と3食一緒にご飯を食べるそうで、最終日はごちそうとして重箱料理で、豚の三枚肉の煮つけ、魚天ぷら、揚げ豆腐、かまぼこ、こんぶ、ごぼうなど、精進料理ではなく、お肉もお供えします。

 

 

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お盆の中日(旧7月14日)は親戚を回ってお中元を配る日。ということで、特に夕方は道が大渋滞することも多いです。お中元では、シーチキンの箱、お米、かつおぶしなどがよく配られているようです。

そして、お盆最後の日(旧7月15日)はウークイといい、親戚がみんな集まって、ごちそうを食べ、ご先祖様を送る大切な日です。ご先祖様を送るのは、夜遅いことが多いです。これは、早い時間にご先祖様を帰らせず、できるだけゆっくりしてもらうためだそうです。

夜22時過ぎたころ、親戚一同が外に出て、ご先祖様を送る儀式を行います。そのときには、うちかびという紙のお金を燃やし、あの世に帰る時にお金を持って帰らせます。お供えを焼いてお土産にするところもあるようです。

ご先祖様たちは、こうやって家族と一緒にご飯を食べ、楽しい3日間を過ごし、サトウキビの杖をついて、お金とお土産をたくさん持って、きっと大満足であの世へと帰っていくのでしょう。なんだかほほえましいですね。

うちかびには銭型が打たれています。お盆以外でも、シーミー(春に行われる清明祭)、お葬式などでも使われています。

旧盆 (7).JPG

 旧盆期間は、それぞれの地域の青年会を中心としたエイサーが各地で行われ、夜になるとどこからともなくエイサー太鼓のドン、ドンという音が聞こえてきます。エイサーはご先祖様を送る時の踊りがもともとだそうですが、ウークイだけでなく、お盆期間にそれぞれの地域で演舞することを道ジュネ―といいます。このために交通規制があることもあるので、お盆期間の移動は余裕を持ってください。

三線を弾く人(地唄)、大太鼓の青年、小太鼓の青年や女性や子供たち、手踊りをする女性、道化のチョンダラーなど、一団となって、地域内を次々と場所を移動して、演舞を披露します。最後は見ている人たちも一緒にカチャーシーを踊ります。夜遅くに行われていることも多いのですが、お盆の特別行事と思って温かく見守って下さいね。
地域によっては、「○日○時道ジュネ―」という看板が出ていることもあります。

お盆2.jpg

エイサーの盛んな中部地域では、追っかけもいるほど観光客にも人気で、特に、エイサーオーラセーという演舞合戦は大迫力!これは、地域の境界線で隣り合う青年会同士のエイサーが鉢合わせした時、いつもより声を張り上げ、激しく踊り、お互いに競い合います。

お盆の前後にはエイサーの祭りがあり、8月上旬に国際通りで行われる「一万人の大エイサー祭り」、そして旧盆後の週末に行われる一番人気の「全島エイサー祭り」や「青年ふるさとエイサー祭り」などは、いろいろな青年団のエイサーが見られるおすすめイベントです。

 

おきなわワールドや琉球村ではいつでもエイサーが見られますが、地元の青年たちのエイサーはまた違う迫力だったり、一生懸命さだったりするので、もし機会があれば、ぜひご覧ください。

エイサー男子はかっこいいですよ!

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取材担当プロフィール

田辺 里美

南国リゾートが大好きで、2002年に家族で沖縄に引っ越し。
本島内を中心にくまなく遊びながら情報提供しているうちに、観光関係(特に家族旅行)を中心としたライターの仕事も受けるようになる。
趣味はシュノーケルと食べ歩きと旅行。食べ歩きのせいか、どんどん横に大きくなるのが悩みの種。離島へのミニ旅行が楽しみで、特に宮古島と阿嘉島が好き!
息子たちが巣立った後は、夫と小さい民宿を開くのが夢。

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