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慰霊の日

2014年6月14日

沖縄県民にとって6月23日はとても大切な日で、県の記念日「慰霊の日」として制定され、公休日になっています。
民間人を巻き込み、20数万人の死者という甚大な被害を出した太平洋戦争の沖縄戦では、司令官だった牛島中将が自決し、組織的な戦闘がこの6月23日に終わったと言われていて、各地で追悼式典などが行われます。また、沖縄の学校では、6月には平和学習が行われます。
 
激戦地だった沖縄本島南部一帯は、日本で唯一の戦跡国定公園になっていますが、なかでも、最後の司令部となった糸満市摩文仁の丘は、現在、平和祈念公園として整備され、毎年慰霊の日には大規模な追悼式典が行われています。
下の写真は、摩文仁の丘からの眺めです。ここで地獄絵が繰り広げられたとは思えないほど今はおだやかな風景が広がっています。
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平和祈念公園はとても広い公園で、家族連れが遊ぶのんびりしたゾーン、慰霊のゾーン、資料館などがあり、園内は1日100円で乗り放題のバスも走っています。
 
平和祈念資料館は、戦前から復帰までの沖縄の歴史について、多くの資料がわかりやすく展示された施設です。
 
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資料館2階の常設展示では、沖縄戦への道、鉄の暴風、地獄の戦場、住民の証言集、そして米軍統治や復帰運動、の5つの展示室に分かれています。たくさんの資料があるので、ぜひゆっくり見ていただきたいと思います。ただ、鉄の暴風、地獄の戦場の展示室では、爆撃の音や映像、死者も写っている写真の展示、ガマの再現のジオラマなど、小さい子などは怖がる場合もあると思うので、保護者の方の判断で行くとよいと思います。証言集の部屋では、証言文を読んだり、実際に証言している映像を見ることができます。
また、米軍統治や復帰運動の展示室では、1960年代のベトナム戦争のころの沖縄の基地の町の様子が再現されています。
 
資料館の1階は、子どものための展示があり、世界のいろいろな国の子どもたちの様子や楽器やおもちゃなどが展示され、遊びながら世界の子達の様子を知って、理解を深め、平和を考えるコーナーです。
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資料館を出て海に向かって行くと、平和の礎、平和の火があります。
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平和の礎は、国籍も、軍人も民間人も関係なく、沖縄戦で犠牲になった方々の名前を刻んだ碑が並んでいます。亡くなった身内の方の名前のところをなでながら泣いている方もいて、胸がつまります。沖縄県の人は市町村ごと、また、県外の人は都道府県ごとに碑があり、当時の敵国だったアメリカ人など外国人の碑もあります。ここに来ると、この碑の多さで、いかに多くの人が犠牲になったかがよくわかります。
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もちろん東海地域の方々の碑もあります。
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海を見渡せる平和の広場には、平和の火があり、沖縄戦で初めに米軍に上陸された阿嘉島で採取された火と広島の「平和の灯」、長崎の「誓いの火」をあわせた火が点火されています。
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公園内の摩文仁の丘には、32府県の慰霊碑や戦没者墓苑などが配置されています。
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府県の慰霊碑は、ゆったりとした敷地に作られていて、それぞれ個性的。
愛知県の記念碑「愛國知祖の塔」は、海が見えるところにあり、昭和40年建立当時の桑原知事の言葉が書かれています。
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下の写真は岐阜の塔。こちらはモダンな塔です。
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平和の丘モニュメント。戦争時にみんなが逃げ込んだガマ(洞窟)を地下部分に再現しています。
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平和祈念堂。平和への願い、戦没者追悼の象徴として建設された施設です。
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この公園に来ると、なぜこんな悲惨なことになったのかと悲しく思い、現在の私たちの平和な暮らしがいかに大切かと感じます。今も世界では紛争が絶えない地域もありますが、すべての人が平和で安心して暮らせるようになればよいなと思います。

沖縄県平和祈念資料館
http://www.peace-museum.pref.okinawa.jp/
糸満市字摩文仁614-1
098-997-3844
開館時間:9:00-17:00、年末年始休み(12月29日-1月3日)
観覧料:大人300円、小人(学生)150円、未就学児無料

慰霊の日には、平和祈念公園で行われる式典のために交通規制がある場合があるので、ご注意ください。

 
 
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取材担当プロフィール

田辺 里美

南国リゾートが大好きで、2002年に家族で沖縄に引っ越し。
本島内を中心にくまなく遊びながら情報提供しているうちに、観光関係(特に家族旅行)を中心としたライターの仕事も受けるようになる。
趣味はシュノーケルと食べ歩きと旅行。食べ歩きのせいか、どんどん横に大きくなるのが悩みの種。離島へのミニ旅行が楽しみで、特に宮古島と阿嘉島が好き!
息子たちが巣立った後は、夫と小さい民宿を開くのが夢。

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