沖縄B級グルメ「タコライス」
2014年7月31日
沖縄のB級グルメの中でも人気ナンバー1の「タコライス」。テレビなどでもよく取り上げられているので、知っている人も多いと思いますが、蛸のご飯ではありません。メキシコ料理のタコスの具を、トルティーヤではなく、ご飯の上に乗せた食べ物です。
この写真はタコスです。
そしてタコライス!ボリューム満点です!温かいご飯に生野菜やサルサってあうのかと思われる方もいるかと思いますが、これが絶妙にマッチしていて、とってもおいしいのです。
もともとは、1984年に米軍軍人を相手に、タコスよりボリュームがあってリーズナブルとして考案されたものだそうですが、今では多くのお店で食べられ、沖縄の学校給食のメニューにもなるくらい県民に親しまれている一品です。全国チェーンの吉野家も沖縄限定でタコライスのメニューがあります。
タコライスの発祥は、今でも米軍基地が町の多くを占める金武町の「パーラー千里」だといわれています。キャンプハンセンのGate1の向かいの商店街の中にあります。
昔ながらの店内は、クーラーはなく、ピリ辛のサルサをかけたタコライスを食べて、たっぷり汗をかいてください。
上のタコスとタコライスの写真はどちらもパーラー千里のものですが、ここでは、タコライス(400円)というと、ご飯の上に味付きのひき肉が乗った昔ながらのシンプルなものなので、「タコライスチーズ野菜(600円)」を頼みましょう。
パーラー千里には駐車場はありませんが、すぐ近くに町営の無料の駐車場があります。
金武町では、2010年に2000食分というジャンボタコライスをみんなで作り、なんとギネスにも認定されています!
家でも手軽にタコライスが作れるように、県内のスーパーでは、レトルトのタコライスのもとが売られています。
常温で保存できるので、沖縄のお土産としてもお勧めです。
ご飯を炊いて、レタスとトマトとチーズを準備して、タコライス作りに挑戦してみましょう!とっても簡単でおいしくできますよ。
- 田辺 里美
南国リゾートが大好きで、2002年に家族で沖縄に引っ越し。
本島内を中心にくまなく遊びながら情報提供しているうちに、観光関係(特に家族旅行)を中心としたライターの仕事も受けるようになる。
趣味はシュノーケルと食べ歩きと旅行。食べ歩きのせいか、どんどん横に大きくなるのが悩みの種。離島へのミニ旅行が楽しみで、特に宮古島と阿嘉島が好き!
息子たちが巣立った後は、夫と小さい民宿を開くのが夢。
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