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泡盛の酒造所見学

2017年5月 9日

沖縄のお酒といえば泡盛!泡盛は、15世紀ごろに東南アジアから伝わったと言われているお酒で、主にタイ米を原料とした蒸留酒です。沖縄には多くの酒造所があり、いろいろな種類の泡盛が作られています。泡盛は、それぞれ特徴がある銘柄が多いのですが、年月をかけて熟成させたものは「古酒(くーす)」といい、芳醇な香りとまろやかな味わいを楽しめます。
泡盛の酒造所では、無料見学ができるところもあり、お酒が好きな方はもちろん、お子さんでも工場見学として楽しめます。

今回のぶらっ人で紹介するのは、うるま市石川にある、明治15年創業の歴史のある老舗酒造所の神村酒造です。もともとは那覇にあった酒造所ですが、現在は、石川IC近く、恩納村にほど近い、緑に囲まれた静かな場所にあります。

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見学は無料ですが、3日前までの予約制で、一人から可能。電話またはホームページから申し込みできます。当日は売店で受付、ビデオ視聴→見学(ここまでで約20分)→試飲(20分)で所要時間は合計約40分です。

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この酒造所では、ガラス越しではなく、酒造所の中で直接話を聞くことができます。中は泡盛の入った大きなオーク樽やステンレスタンクが並んでいて、泡盛のできるまでの工程を詳しく説明してもらいます。温度管理をしっかりすることで味わいが変わって淡麗になることや、酵母によって違うことなど、勉強になりました!

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泡盛をオーク樽でねかせ、ウィスキーフレーバーにする、樽酒の先がけの人気銘柄「暖流」はここで3年間熟成されるそうです。

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売店から古酒(くーす)蔵に下ります。階段には昔の写真が飾られていて、老舗ならではの歴史を感じます。

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琉球政府の許可証。

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古酒蔵には、たくさんのボトルが貯蔵されています。ここでは、泡盛を酒代込みの1万円で貯蔵してもらえるので、タイムカプセルのようで楽しいと思います。

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写真入りのオリジナルボトルも、ラベル代300円+お酒代で作ることができます。旅行の記念や記念日にもいいですね。

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工場見学の後はお楽しみの試飲タイム。めずらしい原酒などもあり、ぜひいろいろなお酒を試してみてください。お酒が飲めない方はもろみ酢の試飲もあります。

神村酒造といえば「守礼」。創業以来約135年続く伝統的な深い味わいの泡盛です。

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「暖流」は、泡盛は苦手、という方にもぜひ飲んでもらいたいお酒です。樽で熟成させたモルトを独自のブレンドで、他にはない甘い香りと味わいやコクを出してあります。このお酒は、ウィスキーのように、ロックかソーダ割りのハイボールがお勧めだそうで、洋食系の料理やチョコなどにもよくあいます。

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緑がいっぱいのテラス席で、ゆったりと試飲。やんばるの森の中にいるような雰囲気で、癒されます。

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売店では、泡盛の発送もできます。

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お酒だけでなく、泡盛コーヒーなどもあります。

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私のお気に入りは、この泡盛ケーキ。ココア+クルミ、タンカンの2種類がありますが、どちらもとってもおいしい!他では買えないので、私はこれを買うためだけに行くこともあります。

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毎年3月の第3土曜・日曜は感謝祭が行われ、ライブや試飲会なども行われます。

 

神村酒造のホームページはこちら→http://kamimura-shuzo.co.jp/

所在地:うるま市石川嘉手苅570

電話:098-964-7628

営業時間:10-17時(見学は10-16時)

定休日:年末年始、臨時休業あり

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取材担当プロフィール

田辺 里美

南国リゾートが大好きで、2002年に家族で沖縄に引っ越し。
本島内を中心にくまなく遊びながら情報提供しているうちに、観光関係(特に家族旅行)を中心としたライターの仕事も受けるようになる。
趣味はシュノーケルと食べ歩きと旅行。食べ歩きのせいか、どんどん横に大きくなるのが悩みの種。離島へのミニ旅行が楽しみで、特に宮古島と阿嘉島が好き!
息子たちが巣立った後は、夫と小さい民宿を開くのが夢。

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ぶらっ人編集部 @buratto_tabi