【愛知・名古屋】おざわゆき『あとかたの街』複製原画展を開催しました。
2014年11月18日 ぽぷかる
先日開催したぽぷかるパーティにて、
父親が体験した過酷なシベリア抑留の様子を描く「凍りの掌 シベリア抑留記」で第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞した
おざわゆき先生による新たな戦争記である『あとかたの街』の複製原画展を開催しました!
『BE・LOVE』(講談社)にて現在連載中の「あとかたの街」。
太平洋戦争末期の昭和19年、名古屋。優しい父と強い母、そして四姉妹の女系家族。木村家次女・あいは、国民学校高等科1年生。
青春真っ只中にいるあいの関心は、かっこいい車掌さんに出会ったことや、今日の献立のこと。自分が戦争に参加しているなんて気持ちは、これっぽっちもなかった――。しかし、米軍にとって名古屋は、東京や大阪と並んで重要攻撃目標だった。
少女・あいにとって、戦争とは、空襲とは、空から降り注いだ焼夷弾の雨とは、一体何だったのだろうか。
当日は即売会会場である体育館入口にて開催され、多数の来場者に足を止めて見てもらうことができました。
原画を1枚1枚丁寧に眺めている方々が多かったです。
終戦後60年が経過し、戦争の記憶が風化していく中で漫画を通して戦争について知ることができる展示となりました。
おざわゆき先生公式サイト:http://www.geocities.jp/yukinabe01/
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