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仙台七夕まつり

2008年9月 1日

 仙台の夏、といえばやっぱり七夕まつり! ということで、「ぶらっ人」仙台バージョン第1回目は、8月6日(水)、7日(木)、8日(金)に行われた仙台七夕まつりの様子をご紹介したいと思います。

 七夕まつりの起源は古く、あの伊達政宗公も七夕まつりについての歌を詠んでいるほど。
江戸時代には、すでにあったんですねぇ。

 毎年8月5日には、前夜祭として目抜き通りから青葉山へ向かう途中にある「西公園」周辺を会場として、七夕花火祭が行われます。スターマイン、創造花火をはじめ、16000発の花火が夜空を彩り、大勢の市民が迫力のショーを楽しみます。今年は、平日に行われたにもかかわらず、約50万人の人出があったそうです。確かにどこへ行っても人!人!人! でしたわ。

仙台七夕まつり1 仙台七夕まつり2

 6日から行われる本祭りの一番の特徴は、街の至る場所に飾られる「吹き流し」。テレビ中継などで目にしたことがある方も大勢いらっしゃるかもしれません。吹き流しには、願いを込めた紙飾りがつけられます。たとえば、七夕竹の先端に吊るす習わしのある「紙衣」は、裁縫や技芸の上達を願うと同時に、子どもが丈夫に育つよう病や災いを身代りに流すという意味を持ちますし、「巾着」は、節約・貯蓄の心を表します。吹き流しには、伝統的なものだけでなく、世相を反映したものも数多くあります。中でも人気なのは楽天の選手の顔が入ったものだったようで、記念写真を撮る人がたくさんいました。

仙台七夕まつり3 仙台七夕まつり4


 露店もたくさん出ます。定番の金魚すくいにたこ焼き、わたあめ...。あれもこれもと、迷ってしまう私ですが、毎年欠かさないものがひとつだけあります。それが「芭蕉せんべい」です。勾当台公園入口付近、毎年同じ場所に出店があるんです。その場で焼いてくれたものを買うもよし、生のものを家で焼くもよし。パリっと頬張れば、一瞬にしてとろけ、ふわっとお米の甘みが口いっぱいに広がり(゚Д゚)ウマー! 私が仙台で暮らし始めた高校生の時から、毎年欠かさず食べている優しい味。おせんべいを焼いていたおばあちゃんに聞いたところ、「七夕」のほかは5月に行われる「青葉まつり」など、とにかくお祭りのときでしか食べることができないとのこと。1枚200円、まとめ買いなら、ちょっぴりお得になるので、興味のある方はぜお試しを。

仙台七夕まつり5

 日暮も近くなってくると、定禅寺通りでは、「星の宵祭り」が行われます。これは「動く七夕」とも呼ばれるパレード。市民が参加して、さまざまな踊りを披露します。

仙台七夕まつり6

 そして、勾当台公園の野外音楽堂では「夕涼みコンサート」が行われます。地元のラジオ局Date fmが主催しているもので、今年も、稲垣潤一さん、河口恭吾さんといったベテランから、ニューカマーまでさまざまなアーティストのライブが無料で楽しめました。そんなお得なライブ、私の今年の一押しアーティストは、「鶴」。'70年代ファッションに身を包んだアフロの3ピースバンドで、メロディアスな楽曲は一度聞いたら忘れられないし、なによりライブでお客さんをノセるのが上手い! 年配の方から子どもまで、みんな彼らのパフォーマンスを楽しんでいました。最新シングル『夏の魔物』は、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」のエンディングソングになっているので、小さな子どもたちに人気なのも納得。幾度となくインタビューをさせてもらっていますが、いつでもサービス精神旺盛で、楽しませてもらっています。

仙台七夕まつり7 仙台七夕まつり8

 仙台の伝統と味、そしてエンタテインメントを一度に楽しみたい方は、ぜひ1度七夕まつりへお越しください!

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取材担当プロフィール

岡沼 美樹恵

高校生の時に仙台の地を踏む。当時”ガンズ・アンド・ローゼス”のギタリスト・スラッシュのヘアスタイルにするほどロックにのめり込む。
大学卒業後、東京での出版社勤務を経て、仙台でフリーライターに。
テレビ誌、地元情報誌などでアーティストインタビュー、映画レビューなどを担当。ほぼ毎日のように届く音楽サンプルに埋もれ、あれもこれもと手を出すうちに、どんなジャンルが好きなのか分からなくなって、現在カオス状態。
かつては、かなりの酒豪を自認し、寝酒に焼酎をラッパ飲みしていたが、年齢とともに衰え、今では数杯で大トラに(まわりのみなさん、ごめんなさい!)。
趣味は、帽子集め&休日のお出かけ。
アウトドア、グルメなど楽しいことを求めて、愛車のマーチ号改め、ノートを走らせている。
夢は「世界グルメツアー」に出ること。
これでも一応、一児の母。

コメント(5)

仙台の七夕祭り。日韓ワールドカップの年に行ったのを思い出しました。牛タン発祥のお店(店名失念)で、電車の時間と格闘しながらほおばった牛タンののど越しを今でも忘れられません!牛タン特集待ってます!!

ririko | 2008年9月 8日 11:13

お久しぶりです。まさかこんなところで岡沼さんを発見するとは!!
VIVA中部進出!!

さて、去年は取材の合間にチラリと見ただけの七夕祭り…。
仙台を離れて半年、ちょっぴり懐かしい気分になってしまいました。
そしてそして、鶴!!
私も今年注目してますよー☆ぜひ一度見に行かねば!

いとうFromふくしま | 2008年9月 8日 12:54

ビジネスで、数年間大変お世話になった「心のふるさと仙台」。いろいろな思いが積もった当地の連載が始まり、嬉しい。東京から新幹線でアッという間の杜の都に誘われる、夢気分「旅ブログ」であれば。大トラらしい岡沼ライター姫に、おおいに期待!「芭蕉せんべい」旨そうだ。物産展に誘致したいな。

丸み | 2008年9月 8日 13:39

芭蕉せんべい死ぬほど食べたくなってきたーーー。
吹き流し、まじまじと見たことがなかったけどこうしてみると素敵ですなぁ。(*´θ`人)
夕涼みコンサート、無料で聴けるのがよいですね?。来年こそ行ってみたくなりました。

さびえ | 2008年9月 8日 19:27

仙台圏在住です。芭蕉せんべいは,私も子供の頃から大好き。火であぶると何倍にも
大きくなって焼くのも一つの楽しみでした。最近見かけなくなったと思ったら、花火大会と青葉祭りで食べられたのですね。仙台七夕は世界に誇れる和紙で作るファンタジーなお祭り、もっともっとたくさんの方に見に来て欲しいです。また、七夕のお楽しみ。子どの頃、七夕の吹流しに、ボフッと突っ込むのが楽しみでした。さすがに大人はしないと思いますが、異次元な感じが楽しいんです。でも、今年あたりは吹流しが短くなっていたのか、飾り付けが高くなっていたのか、小さい子が突っ込むには高すぎるかな。吹流しがちぎれないようにとの配慮からとの節もありますが、ちょっと寂しいかも。これからも楽しい情報,期待しております。

エリヤン | 2008年9月 9日 10:46

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ぶらっ人編集部 @buratto_tabi