奥の細道 松島を行く
2009年7月 7日
おそらく、東北一有名な観光スポット・松島。
松尾芭蕉が、奥州を旅するきっかけとなったのが松島の月であったことは、
「奥の細道」序文に書かれています。その割には、芭蕉は松島で一句も読んでいないんですけどね。
(「松島や ああ松島や 松島や」はかなり有名な句ですが、これは芭蕉のものではありません。
後世の狂歌師田原坊によるものとされています)
↑ 観瀾亭。「さざ波を見る」という意味を持つ、お月見台。
もとは豊臣秀吉の伏見桃山城にあった茶室を政宗公が拝領し、ここに移築したものです。
お抹茶をいただくこともできます。
↓江戸時代に伊達政宗公が復興した瑞巌寺。
もともとの創建は、828年。歴史がありますな。
参道は、夏でもひんやりとしいて、荘厳な雰囲気に包まれています。
「鰻塚」は、松島の名物うなぎの供養のため
地元の人々によって大正12年に建てられたそう。
命をいただくことへの感謝が伝わってきますね。
瑞巌寺の西隣にある円通院の庭園。
円通院は、仙台藩主二代忠宗の次男光宗の霊廟です。
日本全国、
そして世界中から
ツーリストが
訪れます。
⇒伊達光宗公。
文武両道で家臣にも
慕われた光宗公。
わずか19歳で
この世を去りました。
。゚(゚´Д`゚)゚。
この円通院で最近人気なのが、「数珠つくり体験」(1000円から)。
自分で石を選んで数珠を作るのですが、選んだ石によって今の自分の状態がわかるのだとか。
ストラップなども売っていますが、石の持つ意味は、あくまで購入後じゃないと教えてくれません。
↓五大堂入口。橋は透かしになってるので、なかなかのスリルです。
カメラなどのお手回り品の落下には十分ご注意を。
五大堂は、政宗公が1604年に創建したもの。桃山式建築手法の粋をつくしています。
33年に一度、御開帳となります。前回は平成18年だったので、
計算すると...次回は2039年ということになりますね。
そのころにはおばあちゃんになってますが、体が動けば行きたいと思います。
d(゚∀゚)b イエイ
- 岡沼 美樹恵
高校生の時に仙台の地を踏む。当時”ガンズ・アンド・ローゼス”のギタリスト・スラッシュのヘアスタイルにするほどロックにのめり込む。
大学卒業後、東京での出版社勤務を経て、仙台でフリーライターに。
テレビ誌、地元情報誌などでアーティストインタビュー、映画レビューなどを担当。ほぼ毎日のように届く音楽サンプルに埋もれ、あれもこれもと手を出すうちに、どんなジャンルが好きなのか分からなくなって、現在カオス状態。
かつては、かなりの酒豪を自認し、寝酒に焼酎をラッパ飲みしていたが、年齢とともに衰え、今では数杯で大トラに(まわりのみなさん、ごめんなさい!)。
趣味は、帽子集め&休日のお出かけ。
アウトドア、グルメなど楽しいことを求めて、愛車のマーチ号改め、ノートを走らせている。
夢は「世界グルメツアー」に出ること。
これでも一応、一児の母。
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毎回楽しく拝見しております。みっきーも元気そうで何より。ブログを見てたら東北地方に行ってみたくなりまして。。。ついに先週の土日に盛岡まで息子と二人で高速道路のETC割引を有効活用しつつ行ってきましたよ。前の晩に急遽思い立ったので何の予定も立てず(一応ホテルだけ予約して)出発してしまったのですが小岩井牧場へ行ったり冷麺食べたり温泉入ったりとすっかり楽しんで帰ってきましたとさ。
イサオ | 2009年7月 8日 21:48