みちのくの小京都・角館へ
2012年2月17日
今回は、ぶらっ人２回目の秋田です。
みちのくの小京都こと、角館（仙北市）に行ってまいりました。
仙台からは、秋田新幹線こまちで約90分。角館に到着です。
駅からタクシーで5分、徒歩で20分ほどのところに、武家屋敷通りがあります。
江戸時代から続く景観が残されたこの通りには、６軒の武家屋敷が公開されています。
四季折々の美しさをみせますが、春・桜の時期の美しさは全国的にもよく知られているので、
ご存じの方も多いでしょう。
しかしながら、この雪景色もなかなかのもの。
すべての音が雪に吸い込まれていくような、静かで厳かな時間が流れているように感じます。
まさに、水墨画の世界ですね。
こちらは、現存する６軒の武家屋敷の中で最も格式が高い石黒家。
私が訪れた時には、お雛様を有料展示していましたが、写真NGとのことでしたので、
興味のある方は、訪ねてみてくださいね。
岩橋家では、土日祝日限定で、歴史案内人による「角館冬がたり」を行っています。
秋田名物のいぶりがっこをつまみながら、旅情たっぷりのお話しに耳を傾けます。
さて、ぶらり街歩きに戻り、お土産屋さんにたちよりました。
桜が有名な角館らしく
桜プロダクツがたくさん。
ルームフレッシュナーや
リップクリーム、
お香などなど...。
桜の香りがお好きな方は、
ぜひ手にとってください。
そして秋田らしく
なまはげグッズも充実。
最初はうわっ！と
思ったのですが、
見ているうちに
愛おしくなってしまい...
この子を購入。
このなまはげキーチェーンは、私の携帯電話に
ぶらさがって、首をゆらゆらと揺らしております。
かわいいでしょ？
さて、再び雪の中、通りに戻ります。お楽しみのランチタイムです。
お食事どころも、風情があります。
秋田名物「比内地鶏の親子丼」と「稲庭うどん」のセットをいただきました。
冷えた体にじ?んとしみました。
さて、もう一軒、お土産を求めつつ＆観光しつつの場所へ。
それは、安藤醸造さん。
こちらは、江戸の時代から続いている老舗味噌醤油店で、現在の建物は
明治時代に建てられたレンガ造りの蔵なのです。
いろいろ試食ができて楽しいっ♪ 私は「白だし」をお土産に購入。
４本買ったので、ものすごく重かったです。。
あとは、この「御用袋」も購入。
何をいれようか...は、
ただいま思案中です。
ホテルに戻る道すがら、
蔵の修復作業をしてところに
行きあいました。
それにしても、立派な蔵。
カリスマ左官職人さんが
作業をしているところ。
聞けば、蔵の修理には
特別な技術が必要で、
今では出来る職人さんの数も
相当に少ないのだそう。
こうして、新しい世代の
職人さんたちに教えながら
修復作業をしていくのです。
さて、ここから先は、ホテルに戻っての取材＆撮影。。。すべてを終えて、外に出てみると...
すっかり日が暮れておりました。
こちらは、角館の駅前。雪灯籠に明かりがともってきれいです。
そしてこちらが、私たち取材チームがお世話になったホテル「フォルクローロ角館」さんです。
夕食も豪華だったのですが、空腹のあまり食べることに夢中になってしまい、
写真を撮り忘れました。
なにはともあれ、冬の角館旅はこれにして終了。
次回は桜、そして紅葉シーズンにも来てみたいなぁ...。
- 岡沼 美樹恵
高校生の時に仙台の地を踏む。当時”ガンズ・アンド・ローゼス”のギタリスト・スラッシュのヘアスタイルにするほどロックにのめり込む。
大学卒業後、東京での出版社勤務を経て、仙台でフリーライターに。
テレビ誌、地元情報誌などでアーティストインタビュー、映画レビューなどを担当。ほぼ毎日のように届く音楽サンプルに埋もれ、あれもこれもと手を出すうちに、どんなジャンルが好きなのか分からなくなって、現在カオス状態。
かつては、かなりの酒豪を自認し、寝酒に焼酎をラッパ飲みしていたが、年齢とともに衰え、今では数杯で大トラに（まわりのみなさん、ごめんなさい！）。
趣味は、帽子集め＆休日のお出かけ。
アウトドア、グルメなど楽しいことを求めて、愛車のマーチ号改め、ノートを走らせている。
夢は「世界グルメツアー」に出ること。
これでも一応、一児の母。
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