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あの日から、1年が経ちました。

2012年3月17日

未曾有の被害をもたらした、東日本大震災から1年が経ちました。

ここに改めまして、お亡くなりになった方々、そして今なお元の生活に戻れずにいらっしゃる方、
復興のために懸命に日々奮闘されている方、すべての方にお見舞い申し上げます。
 
あの日から1年後の2012年3月11日、私は仕事でキリン仙台工場を訪れました。
110303.jpg
 
(この写真は、2年ほど前の写真です。今回、外観を撮り損ねてしまったので)
 
キリン仙台工場といえば、津波で大きな被害を受けたのを記憶にとどめている方も
多いのではないでしょうか? 
 
kirin4.jpg
 
 
これは、震災翌日の3月12日、
地元新聞の「河北新報」朝刊に
掲載されたキリン仙台工場の
写真です。
倒れたビールのタンク、そして
屋上に避難した従業員の
みなさん。
 
私もよく見学にうかがっている
場所。知っているだけに
ものすごくショックで、
この写真を見た瞬間、涙が
あふれたのを思い出しました。
 
 
 
 
こうした新聞記事や
震災直後、キリン仙台工場の
みなさんがどのように
復旧されていったのかが、
工場見学者用のホールに
展示されています。
 
 
 
kirin1.jpg
 
 
 
 
あの瞬間、
2時46分で止まったままの
時計。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
kirin2.jpg
 
これは、3月11日、地震発生前に製造されたビールだそうです。
kirin3.jpg
 
 
復旧の様子が克明に
示されています。
 
キリン仙台工場では、
ひとりも従業員を
解雇することなく、
操業再開までみなさんが
一丸となって
作業に当たったそうです。
 
今、私が飲んでいる
ビールも、そうしたみなさんの
努力があってこそなのだと
思うと、ただただ頭が下がります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
実は、今回このキリン仙台工場にお邪魔したのは、「復魂祭」というイベントの取材でした。
震災から1年後のこの日に、鎮魂と絆を感じる日にしよう、と企画されたものです。
このキリン仙台工場の見学に加え、夕方からは仙台市内の飲食店で献杯と黙とう、
そして絆を深める交流会が行われました。
飲食店では、石巻の酒蔵の日本酒も提供され、参加者のみなさんはその美味しさに
舌鼓を打っていました。
 
hukkon.jpg
 
hukkon2.jpg
 
このイベントの仕掛け人は、『せんコン』の実行委員のみなさん。
いわゆる"街コン"で復興支援をしていこうという『せんコン』(売上金はすべて寄付!)は、
今後も定期的に行われる予定だそうです。
その際は、みなさんも、ぜひ仙台で素敵な出会いを探してみてはいかがでしょうか?
 
せんコンウェブサイト
 
 
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取材担当プロフィール

岡沼 美樹恵

高校生の時に仙台の地を踏む。当時”ガンズ・アンド・ローゼス”のギタリスト・スラッシュのヘアスタイルにするほどロックにのめり込む。
大学卒業後、東京での出版社勤務を経て、仙台でフリーライターに。
テレビ誌、地元情報誌などでアーティストインタビュー、映画レビューなどを担当。ほぼ毎日のように届く音楽サンプルに埋もれ、あれもこれもと手を出すうちに、どんなジャンルが好きなのか分からなくなって、現在カオス状態。
かつては、かなりの酒豪を自認し、寝酒に焼酎をラッパ飲みしていたが、年齢とともに衰え、今では数杯で大トラに(まわりのみなさん、ごめんなさい!)。
趣味は、帽子集め&休日のお出かけ。
アウトドア、グルメなど楽しいことを求めて、愛車のマーチ号改め、ノートを走らせている。
夢は「世界グルメツアー」に出ること。
これでも一応、一児の母。

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ぶらっ人編集部 @buratto_tabi