立山より
2016年6月 7日 国内
お久しぶりです。
以前「岳」という名前で「山旅日記」というブログを担当しておりましたが、この度、再びブログを書かせていただくことになりました。
どうぞよろしくお願いします。
さて、富士山、白山と並ぶ日本三名山のひとつ、立山の写真撮影ツアーに行ってまいりました。
“ 君よ涙の止まらぬときは 山に向かいて黙して立てよ
心は遠くあの尾根越えて 忘れた夢を探すだろう ”
昔、ホームドラマの主題歌として森繁久彌さんが歌っていました。雄大な山の稜線を眺めるとこの歌を思い出します。
後に山の愛唱歌であることを知りました。タイトルは分かりません。
とてもいい歌で、今でも歌詞とメロディをよく覚えています。(メロディがご紹介できないのが残念!)
国の特別天然記念物、ライチョウです。今回はたくさんのライチョウに出会うことができました。
真冬は真っ白になり、夏は茶色に変身します。今の時期は半分だけ白くなっています。
トサカ(のようなもの)があるので、これは雄です。
後ろ向きの姿も絵になります。
ライチョウは人を恐れません。こんなに近くでも写真を撮れます。
この日はあいにく濃い霧に包まれた立山・室堂。
時折、ガスが飛び山々が神々しく姿を現します。
夜になると撮影談義に花が咲きます。立山の夜は更けてゆきます。
夜明け前、朝焼けの山々を撮るためカメラマンの方々が陣を取ります。
冷たい風が吹き付けます。
立山連峰の上空には下弦の月。
朝まで霧に包まれた立山・室堂でしたが、深夜、一瞬の晴れ間に天の川が現れました。
今回、講師をお務めいただいた写真家の森田廣実先生が撮影された貴重な一枚です。
“ 君よ悲しく眠れぬときは 窓を開いて星空仰げ
夜空の下で誰もがみんな 明日を望み生きている ”
先ほどの歌の2番です。
標高2450mから仰ぐ星空。
心は何を探すのでしょうか・・・
これからも素敵な風景や人とのふれあいをお伝えしたいです。
それでは、また次回お会いしましょう!
~ GAKU
取材日:6月1日、2日
- エミリー
エミリーです。笑顔との出会いと土地のおいしいものを食べる時に旅の幸せを感じます。添乗に出る時は、ミラーレスカメラ一眼で写真を撮ることも。カメラを向けたらぜひ笑顔で返してください。国内・海外のクルーズにもはまっています。
- みっぴー
添乗やプライベートで年間20回ほど渡航し、その中でも韓国は150回以上! 夢は韓国系航空会社の機内誌にコラムを書くこと。それなりの“ネタ”をたくさん持ってます!
- GAKU
海の中から3000m級の山まであらゆる場所に出没する人畜無害のさすらい自由人。新しいもの好きで、好奇心旺盛。今日もどこかで面白いものを求めて彷徨っています。
- 彩夏
こんにちは、彩夏です。美術鑑賞、観劇、温泉、グルメ、アウトドアまで幅広く担当します!人里離れた秘湯、山のいで湯、華やかな名湯など、温泉情報もお届けします♪
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