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「昇龍道」春夏秋冬さすらい旅

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名古屋の下町情緒、四間道・円頓寺商店街界隈をぶらり散策

2016年2月 4日

高層ビルの開発ラッシュが続く名古屋駅前。
その名古屋駅前から徒歩圏に下町情緒溢れるエリアがある。

白壁の蔵や木塀の家屋が残された四間道(しけみち)、
昭和的ノスタルジックな雰囲気の商店街が残され今も現役感あふれる円頓寺(えんどうじ)商店街。
この2つのエリアは名古屋の歴史文化を継ぐ貴重な観光資源である。

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名古屋駅から地下街を東へ抜け、地上にあがり国際センターを超えた堀川の手前辺りに四間道はある。
堀川の流れに沿った筋に白壁の蔵や古い家並みが並ぶかつての商人町。

四間道とは江戸時代の元禄13年(1700年)の大火の後、
防火の目的と商人の商業活動のために道幅を四間(約7m)に広げたことからその名前がついたといわれている。
(出典:名古屋観光情報:名古屋コンシェルジュ)

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白壁の蔵の窓や、木造の民家の屋根に祠(ほこら)を据える屋根神様など、
道筋の雰囲気ばかりではなく個々の建物の一つひとつの特徴が目に入る。

古い家々は民家としても残されているが、古い建物を活かした飲食店や物販店も増えてきている。
新旧が織り混ざった古くて新しい町の雰囲気も漂う。

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さらに細い路地から見える白と黒と茶色の風景も四間道ならではである。
ここかしこに小さな神社が祀られているのも路地裏めぐりとしては面白い。

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四間道を抜けると円頓寺商店街につながる。
端から端まで約600mのアーケード商店街が途中大きな道を挟んで続く。

朝から昼にかけては買い物姿の地元住民たちが行き交う商業空間。
ここにも小さな神社が祀られており、生活と密着してきたことが伺える。

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そして、日が落ちる夕から夜にかけては買い物の場から、ちょい飲み横丁の雰囲気へと様変わりする。
昭和の雰囲気が漂うノスタルジックな商店街として歩いているだけでも飽きることはない。
そこには人情や生活感、守ってきた地域文化の誇りすら感じる。

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スローな時間とノスタルジックな空間の商店街を抜けると、名古屋駅はすぐそこに。
日に日に完成しようとしている名駅摩天楼の姿が待っている。

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取材担当プロフィール

田中 三文 (たなか みつふみ)

愛知県豊橋市生まれ。
出版社勤務を経て、現在は三菱UFJリサーチ&コンサルティング 政策研究事業本部 上席主任研究員。
愛知大学地域政策学部非常勤講師(観光まちづくり論)
地域を盛り上げる観光事業や集客計画など、手がけてきたプロジェクトは数知れず。
2012年より2014年まで昇龍道プロジェクト推進協議会・台湾香港部会長を務め、
同エリアのインバウンド促進計画や外国人受入環境整備などにも力を注いでいる。
旅と写真とロックを愛する仕事人で、公私ともに、さすらいの旅人として各地を巡っている。

「昇龍道(しょうりゅうどう)」とは?

日本の真ん中に位置する中部北陸地域の形は、能登半島が龍の頭の形に、三重県が龍の尾に似ており、龍の体が隈無く中部北陸9県を昇っていく様子を思い起こされることから同地域の観光エリアを「昇龍道」と呼んでいます。
この地域には日本の魅力が凝縮されており、中部北陸9県が官民一体となって海外からの観光客誘致を促進する「昇龍道プロジェクト」も好調です。このブログでは、「昇龍道」の四季折々の姿を写真と文章で紹介していきます。

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ぶらっ人編集部 @buratto_tabi