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郷愁あふれる冬の里山・南砺へ(富山県南砺市)

2019年3月31日

富山県最南部の南砺市へ。世界文化遺産の合掌づくり集落に象徴されるように、日本的郷愁感のある里山風景が広がる。
いくつかの町・村が合併したこともあり、現在も、旧町・村それぞれの特色ある地域文化やその地ならではの風景が残る。

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五箇山(相倉(あいのくら)・菅沼地区)には、合掌づくり集落が残されている。
岐阜県の白川郷とともに1995年に世界文化遺産登録されて以来、20余年の月日を経るが、その集落の姿は変わらない。
周囲の山あいの風景と折り合った風景、その暮らしは貴重な文化遺産として変わることなく残されていくだろう。

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2月終わりに訪れたが、この地域の季節にしては珍しく雪深くはない。
外国人旅行客が溢れる白川郷に対し、五箇山の集落は溢れるほどの旅行客はいなかった。
そんな静寂が保たれた風景がいい。

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地元の方に車でご案内いただき、城端(じょうはな)の町へ向かう。
越中の小京都と呼ばれる風情ある町。南砺市内では唯一走る電車、JR城端線の終着駅であり始発駅でもある城端駅。
駅からぶらり小京都の町歩きが楽しめる。善徳寺から土蔵4棟を蔵にした蔵回廊を抜けると「城端曳山会館」がある。

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ユネスコ無形文化遺産にも登録された城端の曳山はここに展示されており、常にその姿を見ることができる。
そして、ほどなく歩くと国の登録有形文化財に指定されている昭和3年建築の「じょうはな織館」が建っている。
外の明るい光が入り込む館内の雰囲気はおそらく当時のままだろう。

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そして、城端から井波へ。
井波へは城端駅からバスも出ており、電車とバスで行くことも出来る。
井波は「井波彫刻」の名で知られる木彫の町で、彫刻産業では全国最大規模を誇る。

北陸最大の木造建築物「瑞泉寺」と門前メインストリートとも言える「八日町通り」をぶらり歩く。
彫刻の工房は、オープンファクトリーのように通りから覗くことができ、木彫職人たちの匠の技を間近に見ることができる。

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彫刻工房にはもちろん、通りに並ぶ店のファサードにも立派な木彫作品が並ぶ。

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バス停も木彫、そもそも今では見なくなった電話ボックスも木彫。
まさに木彫のアートストリートが続く。

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つくり酒屋や土産物屋もあり、町歩きを楽しませてくれる猫の彫刻もここかしこに現れる。

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そして、木彫の町・井波での滞在に相応しい古民家ゲストハウス「bed and craft taë」も誕生。
ここはその名の通り、クラフトづくり体験もコーディネートしてくれる。
一組限定、一棟貸しの贅沢な宿。建築家と芸術家のコラボレーションで素晴らしい空間が生まれている。

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最後は、井波の閑乗寺公園の展望台から砺波平野の散居村の風景を眺める。
冬枯れした時期でも美しい風景が広がっていた。

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取材担当プロフィール

田中 三文 (たなか みつふみ)

愛知県豊橋市生まれ。
出版社勤務を経て、現在は三菱UFJリサーチ&コンサルティング 政策研究事業本部 上席主任研究員。
愛知淑徳大学交流文化学部 非常勤講師(観光政策)。
地域を盛り上げる観光事業や集客計画など、手がけてきたプロジェクトは数知れず。
2012年より2014年まで昇龍道プロジェクト推進協議会・台湾香港部会長を務め、
同エリアのインバウンド促進計画や外国人受入環境整備などにも力を注いでいる。
旅と写真とロックを愛する仕事人で、公私ともに、さすらいの旅人として各地を巡っている。

「昇龍道(しょうりゅうどう)」とは?

日本の真ん中に位置する中部北陸地域の形は、能登半島が龍の頭の形に、三重県が龍の尾に似ており、龍の体が隈無く中部北陸9県を昇っていく様子を思い起こされることから同地域の観光エリアを「昇龍道」と呼んでいます。
この地域には日本の魅力が凝縮されており、中部北陸9県が官民一体となって海外からの観光客誘致を促進する「昇龍道プロジェクト」も好調です。このブログでは、「昇龍道」の四季折々の姿を写真と文章で紹介していきます。

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