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「昇龍道」春夏秋冬さすらい旅

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夏の上高地~昇龍道最上級の自然浴(長野県松本市)

2020年8月24日

 このブログを始めてから丸7年を経過した。これまで連載させていただいたことに感謝するとともに、80本を超えるネタがよく続いたなとも思う。当初は、メジャーな観光地は他のサイトに任せて、このブログでは隠し味的な知る人ぞ知る昇龍道エリアの魅力を紹介しようと思っていた。ただ、80本を超えるとぼちぼちメジャーな観光地も紹介したくなってきた。

 というわけで、今回は、昇龍道、いや日本、世界でも最高レベルの自然風景が堪能できる上高地。今は県境を越えての旅がしづらい状況にあり、昨年夏に訪れた風景を紹介する。

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 初日についたのは夕暮れ。日が暮れる前まで行けるところまで行こうと、大正池のほとりのホテルから川沿いの林間コースを歩いた。湿地帯ともいえる田代池周辺、そして田代橋を渡り、中ノ瀬園地辺りまで。聞こえてくるのは川の流れの音とときより鳴く鳥の声。川の水はこれ以上にないくらい清らかで、森と川だけの風景だけでも十分に癒される。

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 翌朝、夜明け過ぎから大正池のほとりを散策。霞がかかっていて、昨夕の風景とはまた違う幻想的な雰囲気に包まれる。枯れ木にポツンと乗っかった鳥は孤高の旅人のよう。

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 森と川と山に囲まれた上高地には野生の生き物にもここかしこで出会える。幾種類もの野鳥やわが物顔の野生の猿、草花や虫たち、そして苔むす木々の姿たち。自然が守られてきた上高地ならではの生き物たちの風景。

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 上高地のシンボル河童橋。多くのハイカーや観光客たちが、橋を行き交い、挨拶を交わす。河童橋を拠点に再び林道を歩き、最終目的地の明神池まで向かう。

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 森林の中に整備された遊歩道、川のせせらぎ、残された自然林。森林浴と渓流浴に包まれた贅沢な時間が過ぎてゆく。

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 明神橋までたどり着くと見える雄大な明神岳。そして河原が現れ、少し川の姿も趣きが変わってくる。その日の水量にもよるのだろうけど、様々な姿を見せる川の風景だけでも見飽きることはない。

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 明神池には神社があり、お参りをした後で、池に映る青空と森のリフレクションが美しい明神池の姿に心奪われる。森と川と山と池、そして生き物たち。夏だけではなく、春、秋の姿も見てみたい。いずれも最上級の自然浴が堪能できる上高地であることは間違いない。

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取材担当プロフィール

田中 三文 (たなか みつふみ)

愛知県豊橋市生まれ。
出版社勤務を経て、現在は三菱UFJリサーチ&コンサルティング 政策研究事業本部 上席主任研究員。
愛知大学地域政策学部非常勤講師(観光まちづくり論)
地域を盛り上げる観光事業や集客計画など、手がけてきたプロジェクトは数知れず。
2012年より2014年まで昇龍道プロジェクト推進協議会・台湾香港部会長を務め、
同エリアのインバウンド促進計画や外国人受入環境整備などにも力を注いでいる。
旅と写真とロックを愛する仕事人で、公私ともに、さすらいの旅人として各地を巡っている。

「昇龍道(しょうりゅうどう)」とは?

日本の真ん中に位置する中部北陸地域の形は、能登半島が龍の頭の形に、三重県が龍の尾に似ており、龍の体が隈無く中部北陸9県を昇っていく様子を思い起こされることから同地域の観光エリアを「昇龍道」と呼んでいます。
この地域には日本の魅力が凝縮されており、中部北陸9県が官民一体となって海外からの観光客誘致を促進する「昇龍道プロジェクト」も好調です。このブログでは、「昇龍道」の四季折々の姿を写真と文章で紹介していきます。

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ぶらっ人編集部 @buratto_tabi