十国峠を歩く
2012年11月27日
十国峠(標高774m)は「相模」「武蔵」「上総」「下総」「安房」「駿河」「遠江」「信濃」「甲斐」「伊豆」の10国の眺望があることから名付けられたといわれます。
ケーブルで登ることたったの3分、広い展望台に到着します。
富士山、駿河湾、箱根駒ヶ岳、愛鷹山、天城連山、沼津アルプスなどが見渡せました。
しかし、この展望台の広いこと・・・ 南に少し歩くと広大な芝生の広場があります。家族連れがお弁当を食べてました。
こちらからも富士山が顔を出してます。
この先に源実朝の歌碑があります。
「箱根路をわが越えくれば伊豆の海や沖の小島に波の寄る見ゆ」
将軍実朝は鎌倉から箱根権現に詣でるためこの峠を幾度も越えたそうです。この歌は22歳のときのものらしい・・・
東光寺に向かう途中紅葉の落葉が・・・なかなか絵になります。
岩戸山(734m)からの眺望です。眼下に熱海、初島、遠く大島、三宅島を見ることができます。
南に下ってゆくと「石仏の道」となります。
日金山(ひがねさん)東光寺は山岳信仰の行場でした。たくさんの石仏が道標となってます。
穏やかな小春日和の中、海風に吹かれながらの快適なハイキングでした。
行楽シーズンの3連休最後の日・・・ 大渋滞の中を帰路につきました・・・
取材日: 2013年11月25日
※文章、写真、所在地などは取材時のものです。あらかじめご了承ください。
また、山の状況も取材時のものですので、お出かけの際にはご注意ください。
- 岳(たけし)
昭和38年、名古屋市生まれ。40代半ばから本格的に山歩きを始める。
20代の頃より今の方が体力も気力もある!と言い切り、旅行会社に勤務しながら、仕事で、プライベートで、
里山から3000m級の山々を軽やかに(?)駆け巡る日々を送る。
モットーは、「やる気と勇気と根気があれば、不可能はない!」
ちなみに、岳はれっきとした本名。