富士展望の縦走、沼津アルプス
2013年3月21日
沼津アルプスは静岡県沼津市の南部にあり、標高200から400mほどの7つの山々が連なります。正式名称は「静浦山地」ですが、昔、地元の山岳愛好家が登山道を整備し、その名を名付けたとのこと。標高は高くありませんが厳しいアップダウンを繰り返し、鎖やロープを伝って歩く箇所も多く、ハイキングというよりは健脚者向けの本格的な縦走コースとなっています。
今回は南側の多比からスタートしました。夜が明けたばかりののどかな海辺の町です。
登山道がよく整備されていますので案内板もしっかりしています。ちょっとポップな感じがいいですね!
ドラム缶を利用した案内表示です。これもおしゃれですね。
この日は素晴らしい快晴でした。沼津アルプスは富士展望のコースで知られています。いたるところで富士の端正な姿を見ることができます。
前述の通り、激しいアップダウンが続きます。登ったり・・・
下ったり・・・
痩せた尾根を通過したり・・・
アルプスの名に相応しい山歩きが楽しめます。南アルプスの雪を正面に、左に駿河湾を眺めながらの快適な縦走です。
展望台も充実!
7つの山は南から北へ大平山、鷲頭山、小鷲頭山、志下山、徳倉山、横山、香貫山と続きます。
こちらは沼津アルプス最高峰の鷲頭山(392m)山頂。
海が近い、志下山(214m)。
富士山を正面に見る絶好の撮影ポイント、徳倉山(256m)。広いのでお弁当を食べるのに最適!
立派な展望台のある香貫山(193m)。
展望台からの絶景です。左に駿河湾、正面は沼津の街並、右に日本一の富士山!
南を振り返れば沼津アルプスの全貌。
このところの陽気で桜も咲き始めたようです。やはり、暖かくなると山へ出かけたくなりますね!
では、また次回! 山でお会いしましょう!
取材日: 2013年3月16日
※文章、写真、所在地などは取材時のものです。あらかじめご了承ください。
また、山の状況も取材時のものですので、お出かけの際にはご注意ください。
- 岳(たけし)
昭和38年、名古屋市生まれ。40代半ばから本格的に山歩きを始める。
20代の頃より今の方が体力も気力もある!と言い切り、旅行会社に勤務しながら、仕事で、プライベートで、
里山から3000m級の山々を軽やかに(?)駆け巡る日々を送る。
モットーは、「やる気と勇気と根気があれば、不可能はない!」
ちなみに、岳はれっきとした本名。