シリーズ・100名山を歩く!「斜里岳」
2013年7月12日
斜里岳(標高1547m)は知床半島の付け根あたりに位置しています。
麓から見上げると、とっても恰好のいい山です。
斜里(シャリ)の名前はアイヌ語の「サケ(葦の湿原)」が訛ったものと言われますが、その山容と同じくクールな名前ですね。
斜里岳の山頂に至るには幾度も渡渉を繰り返すことになります。
滝を登っているように見えますが、実際は沢の端っこに登山道があります。しかし、水かさが多いときは靴の中までびしょ濡れになるようです・・・
雪渓を登ると山頂も近い!!
山頂直下にチングルマの大群落が・・・ 見事に咲きそろってます。
エゾキスゲの向こうに見えるのが山頂です。
ようやく山頂に着きました。天気もよく眺望もばっちりです。
今年の斜里岳は雪がたくさん残っていたため、花が一気にどばっと咲いたようです。
ウコンウツギ。
シロバナエンレイソウ。
前日の羅臼岳と今回の斜里岳をガイドしてくださったのは地元ガイドの滝澤大徳さん(知床山考舎)です。
山では強くて厳しいガイドですが、麓に下りると温厚で優しい山男です。道東の山を知り尽くすナイスガイです!
最後に滝澤さんとツーショット!
大自然の懐に入る山旅でしたが、斜里岳は優しく受け入れてくれました。
毎年登りたくなる名山ですね!
取材日:2013年7月9日
※文章、写真、所在地などは取材時のものです。あらかじめご了承ください。
また、山の状況も取材時のものですので、お出かけの際にはご注意ください。
- 岳(たけし)
昭和38年、名古屋市生まれ。40代半ばから本格的に山歩きを始める。
20代の頃より今の方が体力も気力もある!と言い切り、旅行会社に勤務しながら、仕事で、プライベートで、
里山から3000m級の山々を軽やかに(?)駆け巡る日々を送る。
モットーは、「やる気と勇気と根気があれば、不可能はない!」
ちなみに、岳はれっきとした本名。