シリーズ・100名山を歩く!「雌阿寒岳」
2013年7月16日
阿寒岳というと、雌阿寒岳(標高1499m)、雄阿寒岳(1371m)、阿寒富士(1476m)の3つの山をいうようですが、百名山となると一番標高の高い雌阿寒岳を指すようです。
その雌阿寒岳が道東3山の最後の登頂となりました。
登山前日、宿舎近くのオンネトーから雌阿寒岳と阿寒富士が仲良く並ぶ姿が見られました。
しかし、端正な姿の雌阿寒岳が見えたのはこのときだけ・・・
翌日、登山日は雨となりました・・・
スタートは雌阿寒温泉です。まだ山頂が少しだけ見えてます。
昨日行ったオンネトーが眼下に見えます。この後は雨中の山行となりました・・・
雌阿寒岳は活火山です。過去、登れない時期もありました。我々の歩いているのは火口の上です。
火口からゴー、ゴーと風が吹き上げる音が鳴り響いてました。
山頂に着くと濃い霧が・・・回りは真っ白で眺望はゼロ!
雌阿寒岳にガイドをしてもらったのは伊藤典子さん(知床山考舎)です。
神奈川出身ですが、大自然に魅せられて北海道にやってきました。笑顔が素敵な優しいガイドさんです。
梅雨のない北海道とはいえ雨に祟られることもあります。しかし、恵の雨でもあります。
自然や動物にとっては欠かすことのできない自然の営みですね。
大自然を目の当たりにして圧倒されっぱなしの道東の山々でしたが、ちょっとだけ中部の山を懐かしく感じました。
さあ、次回はいよいよ日本アルプス編です!
取材日:2013年7月10日
※文章、写真、所在地などは取材時のものです。あらかじめご了承ください。
また、山の状況も取材時のものですので、お出かけの際にはご注意ください。
- 岳(たけし)
昭和38年、名古屋市生まれ。40代半ばから本格的に山歩きを始める。
20代の頃より今の方が体力も気力もある!と言い切り、旅行会社に勤務しながら、仕事で、プライベートで、
里山から3000m級の山々を軽やかに(?)駆け巡る日々を送る。
モットーは、「やる気と勇気と根気があれば、不可能はない!」
ちなみに、岳はれっきとした本名。