シリーズ・100名山を歩く!「剱岳」
2013年8月27日
夏休みを利用して久しぶりに立山連峰・剱岳(標高2999m)に行ってきました。
剣沢小屋からの往復ルートです。天候は霧、視界は不良・・・
剱岳は一般登山道でも屈指の難コースです。断崖絶壁の岩場、落石の危険のあるガレ場など・・・気の抜けない道が続きます。
山頂に近づくと、かの有名な「カニのタテバイ」が現れます。ほぼ垂直にそそり立つ岩場をよじ登っていきます。
天気はいまひとつですが、無事に山頂に着きました!
しかし、まだまだ試練は続きます。下りの核心部「カニのヨコバイ」です。
絶対に手を離してはいけない鎖が横に伸びています。足元は霧でよく見えませんが落ちたら戻ってこられない感じです。
ヨコバイを無事に通過すると更に高度感たっぷりの梯子が・・・
数々の障害をクリアしてようやく小屋に近づいてきました。
今年はコバイケイソウの当り年。剱岳にもたくさん咲いていました。
大きな雪渓をトラバースすると小屋に着きます。振り返ると前剱が・・・ 達成感を感じる瞬間!
小屋に帰ると晴れてきました。剱岳の雄姿がばっちり見えます。
カップラーメンをすすってから室堂へ下りました。その後もずっといい天気!
剱岳は眺めてかっこよく、登って楽しい山です。万全な装備で安全登山しましょうね!
取材日:2013年8月22日
※文章、写真、所在地などは取材時のものです。あらかじめご了承ください。
また、山の状況も取材時のものですので、お出かけの際にはご注意ください。
- 岳(たけし)
昭和38年、名古屋市生まれ。40代半ばから本格的に山歩きを始める。
20代の頃より今の方が体力も気力もある!と言い切り、旅行会社に勤務しながら、仕事で、プライベートで、
里山から3000m級の山々を軽やかに(?)駆け巡る日々を送る。
モットーは、「やる気と勇気と根気があれば、不可能はない!」
ちなみに、岳はれっきとした本名。