近場で
シバザクラのお花畑が見られる場所があると聞き、
愛知県弥富市にある「三ツ又池公園」へ行って来ました。
↑三ツ又池公園の案内図。
同公園は、
弥富市の北東部を流れる宝川の遊水池である
「三ツ又池」の周辺を整備し、
2009年に開園した親水公園です。
池の面積だけで15ヘクタールもあるそうで、
その周囲を約2300メートルの遊歩道が取り囲み、
のんびりと散策できるようになっています。
開園と同時に植栽が始まったシバザクラは、
年々数を増やし、
今年はいよいよ10万株を超えたとのこと!
↑こちらは拠点広場。
白や濃淡のピンクのシバザクラが
じゅうたんのように敷き詰められています。
白い花の部分は、雪原のようですね。
↑別の角度から、ピンクのシバザクラ。
↑池の真ん中の西端に浮かぶ「中之島」へは、
赤い水辺橋を渡って行きます。
↑中之島には、シバザクラのお花畑のほかに、
展望台や水飲み場のほか、あずまやも。
↑池の周囲の散策路にある
シバザクラの“ピンクベルト”が
とっても鮮やかです。
↑忙しそうに飛び回っていたモンシロチョウ。
ピンクのシバザクラに、白い羽が映えます。
↑赤系の羽で目立ちませんが、
ベニシジミも。
↑細かい品種は分かりませんが、
同じようなピンクの花でも
よ?く見ると、複数の品種があるようです。
↑こんな濃い色のシバザクラも。
↑ピンクと白ですが、
花の大きさがずいぶん違いますね。
↑普通の白いシバザクラですが、
上の写真のものと比べると、
花びらが細いです。
↑こんな薄紫のシバザクラも。
↑池の北端にある「菖蒲園」。
花はまだ1カ月余り先ですが、
徐々に新たな葉が伸びていて、
まるで湿原のような風景です。
池のほとりには、
ほかに「睡蓮園」や「親水砂浜広場」もあり、
季節ごとに楽しめるようになっています。
↑三ツ又池公園で見られる野鳥の案内板
もありました。
確かに、
いろいろな鳥が池で泳いでいるのを見ましたが、
遊歩道からは少し距離があって、
種類まで確認することはできませんでした。
残念〜。
今度来るときは双眼鏡を持って来よう、
と心に誓いました(笑)。
ほかに、
ミドリガメ(?)がくつろぐ姿が池のあちこちで見られ、
ウシガエル(?)が鳴く声も耳にするなど、
水辺の自然の豊かさを実感しながら、
楽しく歩けました。
↑対岸から見た
拠点広場のシバザクラ。
この日はちょうど「芝桜まつり」を開催していたため、
拠点広場には、のぼりや出店もあって、
とってもにぎわっていました。
芝桜まつりの担当者(弥富市商工観光課)によると、
ピンクのシバザクラは見ごろを迎えたが、
まだつぼみの多い白いシバザクラは
4月いっぱいまで楽しめるのでは、
とのこと。
10万株のシバザクラだけでなく、
水辺の生き物など、
見どころ満載の公園でした。
取材日:2016年4月16日
三ツ又池公園
愛知県弥富市鳥ヶ地1-709-5
問い合わせは、弥富市農政課
TEL:0567-65-1111
交通アクセス
○公共交通機関
近鉄「佐古木駅」から徒歩約40分(約3キロ)。
○車
東名阪自動車道・弥富ICから南東へ約6キロ。
◎無料駐車場有り。
- まころーど
- 名古屋生まれ、名古屋育ち。
季節の移り変わりを観察するのが大好きなアラフィフ世代。新聞記事制作や、出版社にてガイド本等の制作経験あり。
現在は、旅や町ネタに関する記事を執筆しています。観光や販促のお手伝いも。