どこかに行きたくて、ウズウズ、ウズウズ。
この時期にきれいな花といえば…。
「そうだ、コスモスを見に行こう!」
せっかくの晴天なので、
海沿いのドライブも兼ねて、
知多半島の南端にある南知多町の南知多コスモス街道(県道280号)へ。
一帯では、10月中旬から11月上旬まで
「豊丘花街道コスモスまつり」が開催されています。
↑臨時無料駐車場(鯛祭りひろば)とコスモス畑は、
県道280号を挟んで隣接しています。
↑案内板。
地元の耕作者の方々が、
南北を走る県道280号沿い
約2ヘクタールの休耕田に
200万本ほどのコスモスを植栽されています。
若干高低差のある耕地に、
少しずつ時期をずらして植えて、
なるべく長く楽しめるようにしてあるそうです。
↑南の方のコスモスたちは、
咲きはじめた感じ。
咲いている花とつぼみが
半々ぐらいかな。
↑中央辺りから北(豊丘IC)の方面を見たところ。
手前はまだあまり咲いていませんが、
奥の方は、結構咲いている感じ。
↑現在スタンバイ中、
咲く気満々のつぼみたち。
↑すごくたくさん咲いている一角も。
みんなお日様の方を向いて、一生懸命咲いているように見えます。
↑品種はセンセーショナルミックスとのことで、
濃いピンク、薄いピンク、白、
と、カラフルでとってもかわいいです。
↑北の一角には、キバナコスモスも
にぎやかに咲きそろっていました。
↑印象画のような風景。
思わず引き込まれそうになります。
うねとうねの間は歩けるようになっているので、
花に囲まれながら、のんびりと散策が楽しめます。
コスモスたちの背の高さは、
腰丈のものから、大人の背丈ほどのものまで、
植えてある場所によって、まちまちです。
くまなく歩いて、
お気に入りの一角を探してみるのも、楽しいですよ。
↑北端の県道7号線から、
南西の方向を見下ろしたところ。
花たちの淡い色合いがぼうっと浮き上がって見えて、
きれいです。
↑歩道に、きれいな色合いのカマキリを発見!
左右にゆらゆら揺れて、日向ぼっこをしていました。
ほかにも、
ショウリョウバッタやコオロギ、チョウチョ、ハチなど
たくさんのムシさんたちがいましたよ。
↑働き者のハチさん。
コスモスの蜜に夢中なので、ちっとも怖くありません。
↑こちらのイモムシさんもお食事中のようですが…。
なんと、花びらを食べています!
(上の花の右下部分)
コスモスはエディブルフラワー(食用花)としても知られているので、
花びらもおいしいんだろうけど。
鑑賞する立場としては、
できれば花びらは食べないでもらいたいなあ。
たくさん植わっているコスモスたちですが、
一つ一つの花は、その表情も千差万別です。
↑華麗なドレスの生地のような、
ショッキングピンクのコスモス。
陽に透けて、とってもきれいです。
↑咲きかけの白いコスモス。
がんばれ、あと一息だ!
↑数は少ないですが、
ピコティ(覆輪)のようになっているコスモスも。
色の出方も均一でないところがいいですね。
↑この花は、八重咲きっぽいですね。
全体の見ごろまでは、まだ少し先のようでしたが、
場所によっては満開に近い一角もあって、十分楽しめました。
でも、やっぱり全体がピンクに染まる様子も見たいな~。
できれば、10月の終わりごろにもう一度訪ねたいなと思いながら、
帰途につきました。
取材日:2016年10月16日
南知多コスモス街道
愛知県知多郡南知多町大字豊岡字駒帰周辺
※10月中旬~11月上旬は「豊丘花街道コスモスまつり」開催(無料)
問い合わせ先:0569-62-3100(南知多町観光協会)
交通アクセス
○公共交通機関
名鉄河和線・河和駅からコミュニティバス「海っ子バス」豊浜行きに乗り、
「鯛祭りひろば・花ひろば前」下車すぐ。
○車
南知多道路・豊浜ICから県道280号を東へ約1キロ。
◎「コスモスまつり」来場者は、隣接する「鯛祭りひろば」
(えびせんべい製造直販店、年中無休、無料休憩所あり)
の駐車場が無料で利用できます。
- まころーど
- 名古屋生まれ、名古屋育ち。
季節の移り変わりを観察するのが大好きなアラフィフ世代。新聞記事制作や、出版社にてガイド本等の制作経験あり。
現在は、旅や町ネタに関する記事を執筆しています。観光や販促のお手伝いも。