朝晩ぐっと冷えるようになって、
急に秋めいてきた10月下旬。
一面のお花畑が見ごろと聞いて、
三重県東員町にある休耕田へ
コスモスを見に行ってきました。
↑目指すコスモス畑の南東方面の道路から北西を見たところ。
かなり規模の大きなお花畑です。
向こう側に見える鮮やかな黄色い電車は、三岐鉄道の車両です。
コスモスのピンク、山の深緑、空の青、
雲の白との組み合わせが絵画のようですね。
東員町産業振興係の方のお話では、
今年は
約2万平方メートル(2ヘクタール)の休耕田に、
約200万本のコスモスが植栽されているとのこと。
品種は全てセンセーションだそうです。
↑お花畑の中のあぜ道から。
遠くに連なる山々と、
大きく開けた空に見守られるように、
ピンクのじゅうたんが広がっています。
↑もう少し近づいてみると、
笑いかけてくれているような花たちの表情が見て取れます。
何だか心が温かくなるような、うれしい気持ちになりました。
↑東側から西方を見たところ。
背景の山も、いい味を出しています。
↑北側にある三岐鉄道を、また電車が通りました。
黄色い車両が、コスモスのピンクによく映えますね。
↑北の方に近づいたところ。
緑色の建物が、三岐鉄道「東員駅」です。
↑駅のロータリーから南を見たところ。
道を1本挟んで、目の前がコスモス畑になっています。
↑コスモス畑の中に立てられていた看板。
↑内部には細い用水が通っていました。
散策路は大体このようなあぜ道なので、
運動靴などの歩きやすい靴がオススメです。
↑品種はセンセーション1種類ですが、
色は白から濃いピンクまであり、
濃淡で立体感を演出していました。
↑多彩にミックスされた花の色。
↑ハチさんたちも、忙しく蜜を集めて回っていました。
↑左の写真はつぼみたち。
右の写真の前面は、咲き終わって花びらが散った後。
咲いている花が一番多かったのですが、
つぼみと咲き終わりの割合では、
咲き終わりの方が若干多めで、
全体的には満開をほんの少し過ぎたころかなという感じでした。
↑お花畑の中でしゃがんで、上を見上げたところ。
晴れ渡った空にかわいらしいピンクの花が映えて、
心が洗われるような思いがしました。
あぜ道には、
マスクをした人たちが間隔を空けて列を作り、
スマートフォンやカメラで
飽きることなく写真を撮り続けている人が
たくさんいらっしゃいました。
足元の土の感触もやさしく、
長居している人も多いようでした。
青い空や白い雲、緑の山に囲まれた
200万本のコスモス畑は、
まさにおとぎ話の世界のような空間。
帰路についた後も夢見心地はしばらく続き、
改めて、花には癒やす力があるなあと感じました。
もっと心おきなく
花を楽しめる日々が戻りますように。
新型コロナウイルスの一日も早い終息を祈ります。
取材日:2020年10月24日
コスモス畑
三重県員弁郡東員町山田
TEL:0594-86-2808(東員町産業課 産業振興係)
※入場自由
交通アクセス
○公共交通機関
三岐鉄道北勢線「東員駅」下車すぐ。
○車
東海環状道「東員」ICから北東へ約2km。
※駐車は、東員町役場または東員町総合文化センターの駐車場を利用。
- まころーど
- 名古屋生まれ、名古屋育ち。
季節の移り変わりを観察するのが大好きなアラフィフ世代。新聞記事制作や、出版社にてガイド本等の制作経験あり。
現在は、旅や町ネタに関する記事を執筆しています。観光や販促のお手伝いも。