今年の11月は
比較的暖かい日が多い印象ですが、
街路樹の紅葉も進み、
さすがに晩秋の雰囲気が漂ってきました。
この時期、
長く楽しめる花の一つである四季桜を見に、
愛知県知多市の大興寺へ出かけてきました。
↑大興寺の山門。
大興寺は「だるま寺」として知られており、
入り口でもだるまさんが出迎えてくれます。
↑お寺の前を流れる落田川を渡って
駐車場から川沿いに右に向かいます。
↑川沿いには四季桜が植えられていますが、
ちらほらという感じ。
まだ葉がたくさん付いたままで、
全く咲いていない木も多いようです。
↑大興寺里山案内図。
四季桜は川沿いのほか、
お寺の東側に広がる小高い山の
東~北側にも植えられています。
本数は少しずつ増えていて、
今では500本ほどあるそうです。
地元の
「山法師の会」のみなさんが手入れをしていらっしゃるそうで、
四季桜のほかにも、
ツバキ500本、ヤマボウシ500本が植えられているそうです。
↑川沿いの散策路の途中にある「山法師小屋」。
普段は無人のようですが、ふれあい工房などがあります。
↑里山東側の駐車場近くには、
イチョウやモミジの木があって、
きれいに紅葉していました。
↑東側の四季桜は、
川沿いよりよく咲いている感じです。
↑モミジと四季桜。
空の青、モミジの赤、四季桜の薄ピンクが
鮮やかで、とってもきれいです。
↑同じ枝に、ピンクの花と白い花。
↑こちらはピンクと白の花が
顔をくっつけ合うように咲いています。
↑里山の東側にある田んぼから大興寺方面を見た景色。
休耕田にはまだコスモスが咲き残っていました。
↑北側の桜並木。
結構咲いています。
↑北側には、竹林もありました。
↑里山の中腹から東方を見た景色。
四季桜と、
パッチワークのような田んぼが、
とてもきれいでした。
↑山の中の四季桜は、かなり咲いていました。
早咲きのツバキとのコラボレーションが豪華です。
↑里山で見かけた早咲きのツバキたち。
まだまだ本格的な花の時期には早いのに、
かなりたくさん咲いていて、
見応えがありました。
ほかにも、晩秋らしい花たちにたくさん出合えました。
↑左上から時計回りに、
ノコンギク、
チロリアンランプ(ウキツリボク)、
ツワブキ、
スイセン。
※花の名前はいずれも推測です。
ちょーっと季節を間違えちゃったかな、
という花たちも。
↑左上から時計回りに、
ヤマボウシ、
スミレ、
タンポポ、
カンナ。
※花の名前はいずれも推測です。
また、
山の散策路には、
どんぐりや落ち葉がたくさん降り積もり、
頭上の伸びた巨大な椎の木の枝では
小鳥たちがぴーちくぱーちく
楽しそうにさえずっていました。
今年の大興寺の四季桜は
開花が遅いようだと聞いていたため、
「少しでもサクラの花が見られればいいかな」
というぐらいの気持ちでうかがったのですが、
きれいなサクラだけでなく、
紅葉や多様な花たちを見られて、
大満足の訪問となりました。
本来なら、
例年10月に「四季桜まつり」が行われるそうですが、
今年は新型コロナウイルスの影響で開催を見送ったそうです。
もっと心おきなく
花を楽しめる日々が戻りますように。
新型コロナウイルスの一日も早い終息を祈ります。
取材日:2020年11月23日
大興寺のシキザクラ
愛知県知多市大興寺字落田52
TEL:0562-51-5637(知多市観光協会)
※入場自由
交通アクセス
○公共交通機関
名鉄常滑線「新舞子駅」からコミュニティ交通「あいあいバス」(南部コース/1日5往復、土日祝日は1日4往復)に乗り(約16分)、「落田」下車、北東へ約300m。
○車
西知多産業道路「長浦」ICから南東へ5km弱。
※無料駐車場有り。
- まころーど
- 名古屋生まれ、名古屋育ち。
季節の移り変わりを観察するのが大好きなアラフィフ世代。新聞記事制作や、出版社にてガイド本等の制作経験あり。
現在は、旅や町ネタに関する記事を執筆しています。観光や販促のお手伝いも。