今年の12月も暖かいなと思っていたら、
半ばになって急な冬日の連続。
平年より5日早い初雪に戸惑いながらも、
冬の花の代表格「サザンカ」を見に、
名古屋市の庄内緑地へ出かけてきました。
↑「12月の園内案内」看板。
ラクウショウやメタセコイア、ドウダンツツジの紅葉ほか、
ツバキ園や十月桜など、
現在の見どころが紹介されています。
約1600本もあるというサザンカは、
園内各所に植えられているそうですが、
特にたくさん見られるポイントをスタッフさんに伺って、
いざ出発。
↑まずは、テニスコート周り。
↑結構樹高が高くて、
木の間に入るとこんな風に見上げる感じになります。
↑大体の花はこんな感じ。
↑中には、八重咲きの花も。
立て札がないのでよく分かりませんが、
もしかしたら紅乙女(ツバキ)かもしれません。
まだ咲き始めのようで、
ツバキなのかサザンカなのか、
区別がつきにくいです。
↑芝生広場から見た風景。
中央部にあるシンボルツリーの大きなケヤキは
葉っぱが落ちてしまっていますが、
西側にあるメタセコイアやラクウショウは
紅葉がきれいです。
↑芝生広場の東側にある陸上競技場と花木園の間の道。
↑ここにも、たわわに咲いたサザンカが。
↑こちらの道沿いのサザンカは
開花がまだあまり進んでいないようですね。
遠目には、リンゴの実が生っているようにも見えます。
↑枝分かれした道沿いには、
もれなくサザンカの木が立ち並んでいます。
↑周りの木も大きいためわかりづらいですが、
どのサザンカも、かなり樹高があります。
↑ガマ池のぐるりにもサザンカ。
ガマ池には夏はハスが咲きますが、
今は見る影もありません。
ススキの穂が日を浴びて光っています。
↑池の周りのサザンカは、
枝が下の方まで伸びていました。
↑サザンカとドウダンツツジとメタセコイア。
後ろにメタセコイアがあるため
サザンカとドウダンツツジが小さく見えますが、
このサザンカも意外と大きく、
目測で樹高は4メートル近くあると思われます。
↑バラ園の周囲にも、サザンカ。
ほかにも、
本当に園内のいたる所で
サザンカを見ることができました。
それぞれ
枝振りや花の付き具合、
周りの木々との組み合わせによって、
違った雰囲気を味わえて面白かったです。
庄内緑地ではほかにも、
きれいに咲いている花を見つけることができ、
元気と勇気と癒やしをもらいました。
↑ツバキ園で咲いていたツバキたち。
少し前にやって来た寒波の影響か、
花の数は少なめでした。
↑第1駐車場の北側
斜面の上で咲いていた寒咲きのサクラたち。
大部分はジュウガツザクラ(十月桜)だそうですが、
中には、八重咲きのコブクザクラ(子福桜)もありました。
同じように見える木や花でも、
よく見ると少しずつ違っていたりして、
その違いを見つけると、少し嬉しい気持ちになります。
↑サクラたちの足元に咲いていたスイセン。
ガマ池のほとりのスイセンは
まだサヤからつぼみが出ていませんでしたが、
こちらは日当りが良いためか、
開花している花が多かったです。
もっと心おきなく
花を楽しめる日々が戻りますように。
新型コロナウイルスの一日も早い終息を祈ります。
取材日:2020年12月19日
庄内緑地のサザンカ
名古屋市西区山田町大字上小田井字敷地3527
TEL:052-503-1010
※入場自由
※庄内緑地グリーンプラザの休館日は毎週月曜と、毎月第3水曜(入館無料)と、年末年始(12月29日~1月3日)
【2020年末~2021年始は、12月28日から1月4日まで休館】
交通アクセス
○公共交通機関
地下鉄鶴舞線「庄内緑地公園」下車、2番出口すぐ南。
市バス〈栄11系統〉または〈名駅12系統〉で「庄内橋」下車、西へ徒歩約3分。
○車
名古屋高速6号清須線「庄内通IC」から北へ約2.2キロ。
名二環「山田西IC」から南へ約2キロ。
※有料駐車場有り
- まころーど
- 名古屋生まれ、名古屋育ち。
季節の移り変わりを観察するのが大好きなアラフィフ世代。新聞記事制作や、出版社にてガイド本等の制作経験あり。
現在は、旅や町ネタに関する記事を執筆しています。観光や販促のお手伝いも。