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コラム 花紀行

名古屋市「大高緑地」のウメ

名古屋市「大高緑地」のウメ

まだまだ外出時は上着を手放せませんが、
少しずつ暖かい日が増えてきました。

そろそろウメが見ごろを迎えているころではと思い、
名古屋市内のウメの名所の一つ、
大高緑地(名古屋市緑区)に出かけてきました。

↑大高緑地の園内案内図。

総面積が100万平方メートル近くある大高緑地。
かなり広いため、駐車場が11カ所に分散しています。

園内の車道には、
途中で通行止めになっているところが数カ所あり、
マイカーで一周することはできません。

ですので、
車で訪れる際は、あらかじめ目的の場所を調べて、
最寄りの駐車場を利用することをオススメします。

梅林は公園の中央南東寄りにあり、
最寄りの駐車場は第2駐車場になります。

第2駐車場が満車の場合は、
少し歩きますが、
管理事務所の南側にある第3駐車場がオススメです
(管理事務所でパンフレットなども入手できるので)。

↑東側から見た梅林。

↑もう少し近付いたところ。

↑少し北側に回ったところから見た梅林。
「花梅まつり」期間中(2月18日~3月5日の土日)だったため、
キッチンカーや、飲食ができるテーブルセットなども設置されていました。

↑ウメの花に囲まれた四阿(あずまや)。

20品種以上、約400本と公表されているウメの大半は、
日本庭園が造園された1988(昭和63)年に植えられたもので、
かなり樹高のある木が多い印象です。

↑紅梅が固まって咲いていたエリア。
木の下で観賞している大人の背の高さと比べても、
かなり木が高いことがわかりますよね。

下の方の枝が切ってあるのか、
花が咲いているのは大人の目線よりかなり上の方なので、
皆さん、上を見ながら歩いていました。

↑淡紅梅のエリア。
(少し離れたところから見た方が、
よく咲いている様子がわかります)

↑こちらは比較的低い木の多い白梅のエリア。
大人の目線にも花が咲いていて、香りも楽しめました。

以下に、
名札が付いていて、品種名が判別できたウメの花たちを紹介します。

↑紅梅シリーズ。
左上から右へ、紅千鳥、鹿児島紅、寒紅。
左下から右へ、八重寒紅、道知辺、大盃。

↑淡紅梅たち。
左上から右へ、御所紅、藤牡丹、八重唐梅。
左下は全て、赤と白を咲き分ける「思いのまま」。

「思いのまま」は「輪(りん)違い」とも呼ばれ、
同じ株の中で色違いの花が咲く品種です。
色違いの範囲は様々で、
枝ごとに違う場合もあれば、
花ごとに違うケースや花弁ごとに違うものもあります。

↑白梅たち。
左上から右へ、玉牡丹、青軸、南高梅。
左下から右へ、日月、白加賀、八重冬至。

ほかにも、
楊貴妃や淋子梅といった名札を見かけましたが、
まだつぼみばかりで、咲いている花は見つけられませんでした。

↑少し高くなったところから見た梅林。
上から見ると結構咲いているように見えますが、
スタッフのお話では全体で5分咲きといったところだそう。

梅林は3月の2週目ぐらいまでが見ごろで、
その後は、シモクレンやサクラにリレーされていくとのことでした。

この梅林以外にも園内でウメが見られる場所を聞いてみると、
西側の第6駐車場の東にある小高い丘に白梅の老木があり、
3月中旬ごろにはカワヅザクラも楽しめるとのことだったので、
行ってみました。

↑丘の登り口。
下草はきれいに刈ってありますが、
結構太い切り口がざくざくしているところもあり、
頑丈な靴を履いていて良かったと思いました。

↑少し広くなったところ。
比較的若めのカワヅザクラの木が
12~13本ほどあったでしょうか。

だいぶつぼみは膨らんでいましたが、
まだ咲いている感じではないかな。

と思っていたら…。

↑日当りの良い所では、
ちらほらとほころんでいる枝もありました。

思わぬところで、
今年の初カワヅザクラを見られてうれしかったです。

↑お目当ての白梅は、隅っこでひっそりと咲いていました。

2本あったのですが、
いずれも梅林のウメたちよりもさらに樹高が高く、
空に溶け込むように咲いた花がとてもはかなげに見えました。

すぐ近くに民家が見えるのですが、
ここまで登ってくる人は滅多にいないこともあって、
静かだし、心を落ち着けるのにいい場所だなと思いました。

ウメ以外だとこの時期は咲いている花が少ないのですが、
よく目を凝らして探せば、思わぬところで花を見つけることができます。

↑まだキレイに咲き残っていたサザンカ(梅林近く)。

↑左から順に
タンポポ(第6駐車場近くの丘の登り口)、
スイセン(西児童園近く)、
ツバキ(癒しの森北側の散策路)。

3月中旬からは、
園内に32品種あるというサクラたちも
順次咲き始めるようなので、
こちらも楽しみです。

感染症には十分気をつけて、
四季のある日本ならではの旬の花を楽しみましょう。

取材日:2023年2月25日

DATA

大高緑地

名古屋市緑区大高町字高山1-1
TEL:052-622-2281
※入園無料(ゴーカートやベビーゴルフ、デイキャンプ場などの利用は有料)。
※有料施設や多目的広場、休憩所などは月曜定休。

交通アクセス

○公共交通機関
名鉄名古屋本線「左京山駅」から南西へ徒歩約5分。
または、JR東海道本線「大高駅」より南東へ徒歩約15分。
◯車
名古屋高速・大高線「笠寺」出口から国道1号経由、南東へ約5キロ。
◎無料駐車場(7:00~19:00)有り。
※第6駐車場のみ8:30~。

取材担当プロフィール

まころーど
名古屋生まれ、名古屋育ち。
季節の移り変わりを観察するのが大好きなアラフィフ世代。新聞記事制作や、出版社にてガイド本等の制作経験あり。
現在は、旅や町ネタに関する記事を執筆しています。観光や販促のお手伝いも。