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コラム 熱湯コラム「いで湯のあしあと」

三重・湯の山温泉

三重・湯の山温泉

 冷え切った身体を温めるため、いそいそと浴場へかけこんだ。
広い内湯がひとつ、洗い場が15箇所、そしてちょっと狭めの露天がひとつ。見た目は特に何の特徴があるわけでもない、シンプルな造りである。

 しかし!!ここは、加温、加水は一切なし、湧き出す源泉がそのまま湯船を満たし、あふれた排水はそのまま地球へ返る・・・という、いわば「地球循環式」なのである。その証拠に、ここにはボイラーは設置されておらず、洗い場の蛇口やシャワーから出るお湯も、もちろん源泉100%なのだ。ここは(も)「美人の湯」としてうたわれる、アル単(アルカリ性単純温泉)なのだが、このPH値8.5のつるつる源泉美容液で、そのまま身体を洗ったり、シャンプーしたりできちゃうのである。要は、温かい化粧水で全身洗浄しているということではないか??

 あぁ~・・・なんてゼイタクなんだろう。

 そしてその証拠に、
『この浴槽は、良質の源泉を、
加温することなく、
加水することなく、
循環することなく、
添加物をいれることなく、
何も手を加えずに
掛け流しています。』
と、浴場の至る所でPRされている。これを見て湯につかると、改めてスベスベな気分にひたってしまうから、我ながら単純である。

 天然の源泉100%にたっぷり浸かり、全身が120%くらい保湿された気分で、浴場を後にする。

 出たところで、図ったようにフレッシュジューススタンドがあったので、三重県産の100%フレッシュイチゴジュースでのどを潤した。甘味の強い、芳香ただよう苺のビタミンが身体にしみわたっていく中、末端冷え性とおさらばした自分を想像できた。

 さぁ、本格的な温泉の季節がまたやってきた・・・!!

【湯の山温泉 片岡温泉】
住所: 三重県三重郡菰野町片倉5001
電話: 059-394-1511
アクセス
 公共交通機関: 近鉄 湯の山温泉駅より徒歩8分
 車の場合: 東名阪自動車道 四日市ICより15分(無料Pあり)
温泉地名: 湯の山温泉
泉温(源泉): 43.6℃(PH値 8.5)
泉質名: アルカリ性単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
色・味・匂: 無色透明・無味無臭
効能: 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進
料金: 大人 ¥600、小人 ¥300
公式HP: http://www.kataoka-onsen.com/

2009年12月25日

コラムフォト

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取材担当プロフィール

みなもといずみ
近場から遠出まで、行く先々に温泉マークを見つければすぐに飛び込んでしまうほどの温泉女。出張先ですら、温泉があればタオルとパンツを持ってでかけます。女である以上、温泉に癒される人生は永遠です。行き当たりばったりの旅が大好きな私のあこがれは、スナフキン。点々と旅を続けながらいで湯を求め、足あとを残していきたい!
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