![動物園、植物園、遊園地、スカイタワーからなる名古屋でも人気のレジャースポット・東山動植物園。 [入園料]大人/500円 中学生以下無料](/system/wp-content/upimages01/travelmaster_14_03.jpg)
動物園、植物園、遊園地、スカイタワーからなる名古屋でも人気のレジャースポット・東山動植物園。
[入園料]大人/500円 中学生以下無料
豊かな自然に囲まれた憩いの場・東山動植物園。一度は訪れたことがあるという方も多いことでしょう。そんな動物園は、いま新しい魅力に溢れ、今年来園30周年を迎えるコアラもその中の一つです。今回はそんなコアラの飼育員、山部桂子さんにお話を伺いました。
愛くるしい表情の下に個性あふれる仕草が人気

カリフォルニアアシカとゴマフアザラシが泳ぎまわるプール。奥に暮らすのはホッキョクグマ。
東山動植物園に暮らすコアラはみんなで6頭。朝や夕方の時間帯には活動することもありますが、普段は木の上で休んでいることが多いんです。だけどそんな寝ている姿もコアラたちの魅力であり、個性があるんです。おとなしく丸まっているコもいれば、足を広げて落ちそうに寝ているコも。表情も見比べてみるとだんだん違いがわかってきて面白いですよ。一種類の動物としてではなく、一頭一頭を見てもらえるともっと楽しくなると思います。
自然とともにあるこの環境を守っていきたい

ボートに乗って楽しめる上池と東山スカイタワー
私がこの道を目指したのは小学生の時、絶滅が危惧されている動物に興味を持ったことがきっかけでした。その後より多くの知識を学ぶため、故郷の大阪から鹿児島の大学へ。在学中・卒業後も様々な形で動物たちとは接してきましたが、飼育員は小さい頃からの夢だったので、東山動植物園で働けることが決まった時は本当に嬉しかったです。ただ、動物たちはとても繊細なので、いつ飼育員が変わっても大丈夫なよう付かず離れず、一定の距離を保って接していかなければならないのが辛いところですね。
東山動植物園の魅力の一つは豊かな森の中にあるということだと思います。山中の木々は動物たちの食べ物や道具になることもあるんですよ。人と同じように加工されたものだけを食べているとダメで、自然の物を食べることで体が強くなったりするんです。
そんな恵まれた環境の中で、動物たちは移りゆく季節や自然の生命力を敏感に感じています。自分もこの場所で、できるだけそれを感じ取り、動物たちのことを考えてあげたい。そして生き生きと暮らす動物たちの姿を見て、来園してくれる方がもっともっと動物たちやこの場所を好きになってくれると嬉しいです。

愛くるしい“眠り方”もコアラたちの魅力の一つ。



- ■ズ~ボ
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東山動植物園のマスコットキャラクター「ズ~ボ」グッズが充実。
左からミニトートバック ¥1,080
ランチボックス ¥983
ぬいぐるみS ¥1,728
テンガロンハット ¥2,138 - ■ZOO STAMP
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東山動植物園で暮らす動物たちがスタンプになった「ZOO STAMP」。
動物園限定グッズ ¥1,620
(いずれも税込)
2014年06月