
![[名古屋市守山区] 体感!しだみ古墳群ミュージアム (SHIDAMU)館長 松井 致也子さん(56)](/system/wp-content/upimages01/travelmaster_73_1.jpg)
[名古屋市守山区]
体感!しだみ古墳群ミュージアム (SHIDAMU)館長
松井 致也子さん(56)
体感!しだみ古墳群ミュージアム(SHIDAMU)
(名古屋市守山区大字上志段味字前山1367)
052-739-0520
https://www.rekishinosato.city.nagoya.jp/
営業時間/9:00~17:00
(展示室最終入場16:30)
入館料/無料
(展示室有料200円、中学生以下は無料)
休館日/月曜日(祝日の場合翌平日)、12/29~1/3
※古墳エリア、みはらし広場は入場可

古墳といえば奈良県の明日香村などが有名ですが、名古屋市内でもおよそ200基もの古墳が見つかっていることをご存知ですか。その多くは守山区で発見され、歴史を伝える手がかりとして注目を集めています。こうした史跡と町の共存を考え整備が進む上志段味に先月誕生した「体感!しだみ古墳群ミュージアム」。今回は館長の松井さんにお話を伺いました。
66基もの古墳が見つかる 歴史の里、史跡の町
ここ上志段味には市内の約1/3にあたる66基の古墳が確認されており、そのうち7基は「志段味古墳群」として国の史跡に指定されています。いずれも墓主は明らかになっていませんが、古墳時代前期の4世紀から終末期となる7世紀頃までの古墳が点在しており、大きさや形の異なる様々な特徴を見ることができるのはここならでは。まるで古墳図鑑を見ているようで、全国的に見ても珍しく大変貴重な場所です。
埴輪や副葬品などからヤマト王権とも深い関わりがあったことが解っており、技術指導を受けつくられたと推測される前方後円墳なども見応え充分。こうした素晴らしい宝物が自分たちの町にあるということを、多くの方に知ってもらえる場が整備されたことは大変素晴らしいことだと思います。
百聞は一見にしかず 物語る感動の景色
2019年05月