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[愛知県豊田市] 豊田市足助観光協会 スタッフ 岡本 真知さん(45) 足助の町に春を呼ぶ催し 思い出を飾るひな人形

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[愛知県豊田市]
豊田市足助観光協会
スタッフ
岡本 真知さん(45)

お知らせ

豊田市足助観光協会
0565-62-1272
http://asuke.info/

 塩や海産物を内陸に運ぶために使われた中馬街道・別名「塩の道」の宿場町として栄えた足助。四季折々の自然が美しい香嵐渓のほど近くに広がる情緒ある町並みからは、古き良き日本の歴史を見ることができます。ここを舞台に開催される中馬のおひなさんの見どころや楽しみ方を、足助観光協会の岡本さんに伺いました。

重要伝統的建造物群保存地区にずらりと飾られたおひなさま

本町区民館

本町区民館

 足助の町並みを飾るおひなさんは、今から22年前に始まりました。AT(アット)21倶楽部という有志によって、5~6軒のお店の飾り付けから始まったのですが、今では古い町並みのほぼ全域にまで広がり、家々で飾られてきたおひな飾りを軒先に展示し、自由に見ていただいています。近代から江戸時代後期のものまでずらりと並ぶひな飾りは、まるで時代背景を写す鏡のようで見ていて飽きることがありません。

 もう一つ特徴的なのが、おひな様とともに飾られている土人形です。昔は碧南や高浜からの行商が多く、この地域では一緒に飾るようになったと言われています。“土びな”とも呼ばれていますが、歌舞伎や武将を象ったものもあり、その独特の風貌も一緒に楽しんでいただきたいですね。毎年2月より開催される「中馬のおひなさんin足助」では、期間中の土日に土人形の絵付け体験なども開催しますので、足を運んでいただければと思います。おひな様が並ぶ各家の方とも話をしてみると、足助の文化や歴史を話してくれるので面白いですよ。

旧田口家で行われる土びな絵付け体験では、三河大浜土人形作家・禰宜田(ねぎた)徹さんによる実演も見ることができる

旧田口家で行われる土びな絵付け体験では、三河大浜土人形作家・禰宜田(ねぎた)徹さんによる実演も見ることができる

町並みを見おろす足助城 御朱印授かるご利益めぐりも

三河鈴木氏の諸家である足助鈴木氏の居城として知られる足助城

三河鈴木氏の諸家である足助鈴木氏の居城として知られる足助城

 足助の町並みには細い小路が多く冒険心をくすぐります。少し足を延ばした先には「三州足助屋敷」や「足助城」があります。足助城は戦国時代の山城が復元されたものでファンも多く、高櫓・長屋・物見矢倉・厨(くりや)などの建物が真弓山の山頂に建てられています。香嵐渓の近くにある、かつての農家の暮らしを再現した三州足助屋敷では五平餅づくりなどの体験や、隣接した場所で夏はバーベキュー、冬はぼたん鍋を楽しむ事ができるので、家族旅行にもおすすめです。

 また、神社仏閣やパワースポットも多いので、それらを訪ね歩くのも楽しいですよ。ぜひ情緒ある足助の町並み散策をお楽しみください。

おすすめ! お土産の達人

「街道を行く」のペン画家・阿部繁弘の原画を絵はがきにした一冊。

19枚セット2,000円(税込)
 
 
 

2020年01月

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