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コラム みきのトラベルトーク

こんぴら歌舞伎を観劇 香川県琴平町

こんぴら歌舞伎を観劇 香川県琴平町

今回は四国路の春を告げる風物詩、こんぴら歌舞伎に行った模様をお届けします。
こんぴら歌舞伎とは四国・香川県琴平町にある天保6年(1835年)に建てられた日本最古の芝居小屋。
国指定重要文化財「旧金比羅大芝居」(通称金丸座)にて昭和60年から毎年行われいる歌舞伎興行の事を言います。
そんな素晴らしい場所で歌舞伎を観劇出来る喜びを胸に、いざ香川県へ初上陸しました。

芝居をあくる日に控え、まずは金刀比羅宮に参拝へ。
表参道から御本宮まで石段785段もあります。
大門まで多くのお土産屋さんが並んでいて、階段もなだらかな所から徐々に急な石段になってきます。
サクサクと駆け上がり365段の大門までは余裕でした。
大門は神域の総門であり、水戸光圀の兄である松平頼重候から寄進されたそうです。
ここでポイントは来た道を振り返ってみて下さい。
今まで登ってきた石段、そして遥か先に讃岐平野が見渡せます。
ゆっくり深呼吸をして、さぁこの調子で参りましょう!
境内には約3500本の桜があり、桜の名所としても有名。
私が訪れた時はもう終わりかけでしたが、しだれ桜がとても綺麗でした。
628段目の旭社を過ぎ、642段にある賢木門まで到着。
唐破風と千鳥破風の棟が交錯する檜皮葺の屋根をもち、他に類を見ない優麗温雅な様式です。
さぁ御本宮まであと133段。階段脇には「登って幸せ。福が来る!」の文字が。
体力勝負のミステリーハンター!俄然やる気が出ちゃいます。
約30分かけて785段の階段を登りきり風格ある御本宮に到達。
御本宮は檜材が用いられ、檜皮葺の大社関構造。とても荘厳な雰囲気が漂っていました。
ちなみに本当は786段階段があるのだそうですが、「な・や・む」という語呂が悪いため785段にしたそうです。
参拝をして、御朱印もいただき、心が清らかに。
高台にある展望台からは讃岐富士がこんにちは。
円錐形の形が美しい讃岐富士。美味しそうなおにぎりに見えたのは私だけですかね。
金刀比羅宮へ無事参拝も出来、明日の歌舞伎へと備える事が出来ました。

翌日、芝居小屋には全国から歌舞伎ファンが集まり、始まる前から熱気が凄い!
中へ入ると江戸時代へタイムスリップしたかのようで、天井はブドウ棚と呼ばれる作りで、竹を格子状に組み荒縄でしめたものに提灯が吊るされています。
お客はギュッと体を詰め合いながら座り、舞台と客席が一体となるこの感覚は他の芝居小屋では決して味わう事が出来ない金丸座ならでは。
私の席は花道の真隣だったので、花道を通る俳優さんの細やかな表情の変化や仕草、そして息遣いまで感じられる臨場感溢れる特等席でした。
演目は「義経千本桜」、「心中月夜星野屋」。
義経千本桜はグッと心打たれる名演技に感動し、心中月夜星野屋では親子、夫婦の掛け合いに大笑い。
歌舞伎ならではのエネルギーを思う存分体感できました。
日本には素晴らしい場所がまだまだありますね。
日本の良さを改めて感じられた旅となりました。

大門から見渡す讃岐平野。のんびりゆったりと時が流れ、思わず深呼吸したくなりました。

大門から見渡す讃岐平野。
のんびりゆったりと時が流れ、思わず深呼吸したくなりました。

美しい品のあるしだれ桜。四季がある事に感謝ですね。

美しい品のあるしだれ桜。
四季がある事に感謝ですね。

向かって左側には讃岐富士。どうです?おにぎりに見えませんかね?(笑)沢山歩いたのでお腹が空いてしまった白石でした。

向かって左側には讃岐富士。
どうです?おにぎりに見えませんかね?(笑)
沢山歩いたのでお腹が空いてしまった白石でした。

花道の真隣の席に大興奮。これぞ、金丸座。素晴らしい体験ができました。

花道の真隣の席に大興奮。
これぞ、金丸座。
素晴らしい体験ができました。

取材担当プロフィール

白石みき
3歳よりモデルとしてデビュー。以来、ファッション誌や広告をはじめ、ドラマ出演、映画、舞台、雑誌、ラジオなど多方面で活躍。
現在TBS系「世界ふしぎ発見!」ミステリーハンターとして世界を巡る。

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