2017年02月14日
12月上旬、ニューヨーク近郊の自宅に日本の知人からクリスマスカードが届いた。読んでびっくり。昨年11月末、こちらから送ったカードが「今年の夏に届いた」と書いてあった。
真夏に米国からクリスマスカードを受け取った知人も、さぞや驚いただろう。日米のどちらで「迷子」になっていたかは分からないが、郵便事情の悪さをあらためて思い知った。
実は今年6月、別の人に送ったカードが戻されてきた。理由は「宛先不明」。半年後、送り主に返されたカードは、どこかくすんでいた。昨年は米国に赴任して初めてのクリスマスだったので、写真や絵をあしらったものを使わず、カードにびっしり近況を書いた。紛失してしまったのもあるのではないか、と心配してしまう。
今年は大統領選の忙しさにかまけて、まだ書いていない。どうしようか悩んでいるのだが、郵送する以上、ちゃんと届いてもらわないと困る。
ドナルド・トランプ次期米大統領は橋や道路などインフラへの投資を約束している。郵便も経済を支える重要なインフラ。ぜひ、真っ先に改善してもらいたいものだ。 (東條仁史)