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ニューヨーク ロボコールとの闘い

2019年02月04日

 仕事柄、昼夜を問わず携帯電話を離せないのは日本と変わらないが、米国に来てから、そのストレスが段違いに大きい。保険や物販の電話勧誘がやたら多いのだ。しかも大半が「ロボコール」と呼ばれる自動音声。英語のほか中国語も多く、一方的かつ意味不明な電話は嫌がらせ以外の何ものでもない。

 米国内のロボコールは月間推計33億件(4月)に上るとされ、連邦議会でも罰則強化などの対策が議論されている。

 もっとも、こちらから企業や行政のサービス担当に電話する場合も、たいていはロボットを相手にせざるを得ない。複数の選択肢を聞いた上で番号を入力する仕組みが多く、かけ手からすれば時間の無駄遣いを強いられることになる。それでも目的が達せられれば、まだいい。

 許し難いのは、これ。電話やインターネットの契約変更のために「24時間対応」という電話番号にかける。自動音声の質問に応じ、契約番号や必要な手続きを答えるだけで数分が経過。ようやく「担当者につなぎます」と聞こえたと思えば「ただいま対応時間外です」。この徒労感といったら…。 (赤川肇)

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