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上海 我慢した方がマシ?

2019年05月21日

 「ビル内のトイレで喫煙する人が見受けられ、入居者の業務に影響を与えている」。上海支局が入居するビルの管理会社がこんな通知を配布し、禁煙の徹底を訴えた。

 上海市では2年前に施行された条例で、公共の建物内での喫煙を禁じる。注意しても喫煙をやめない場合、違反者だけでなく、ビルなら管理会社、レストランなら店のオーナーも責任を問われ最高3万元(約49万5000円)の罰金が科せられる。

 支局がある13階のトイレではたばこのにおいが時々する。私は管理会社に「ちゃんと取り締まってほしい。あなた方には責任がある」と何度も求めてきた。今回の通知はその成果だ。

 最近、市内のレストランで食事をしていた時、近くの席で堂々と喫煙する不良風の若者がいた。店員は不心得者に向かって「店内は禁煙です」と一応は言ってみる。だが相手は客。つまみ出すわけにもいかず、実際に制止するのは容易ではない。

 さて支局のビル。通知にはこうも書いてある。「ビル内に監視カメラを増設した」。そうきたか。それはそれで迷惑な話だ。文句を言い続けたことを少し後悔している。 (浅井正智)

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