2020年03月24日
自宅マンションには各階からごみを捨てられる「ダストシュート」があるのだが、先日、一時的に使えなくなった。投入口からごみを入れると地階にある集積所まで落下する仕組みで、途中で管が詰まってしまったことが原因だった。
管理会社が調べてみると、管を詰まらせていたのは、リュックサックや植木鉢。リュックはアウトドア用の大きなもので、衣類などが入っていたという。管理人も「あんなものを捨てれば詰まるわけだ」とあきれていた。
廃プラスチックの増加が問題になるなど、韓国でも環境への意識は高まっており、家庭のごみもプラスチック、ビニール、紙、缶、瓶など細かな分別が義務付けられている。
自宅のダストシュートから捨てられるのは、生ごみと可燃ごみだけ。それ以外は、集積所まで持って行く必要がある。ダストシュートにごみを入れる際は袋に入れ、大きさも「20センチ四方まで」となっている。
エレベーターで降りるのが面倒だったのだろうか。結局、誰の仕業かは不明のまま。リュックや植木鉢を捨てれば、詰まるのは分かりきっていると思うのだが。 (中村彰宏)