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ベルリン スライサーさまさま

2020年07月08日

 昨年買ったフードスライサーが最近、大活躍している。新型コロナウイルス対策で外出が制限され、自炊率が上がっているのだ。飲食店は持ち帰りや出前だけになり、食事はほとんど自宅で作っている。

 スライサーを買ったのは薄切り肉を手に入れるのが難しいから。パック詰めに「こま切れ」や「しゃぶしゃぶ用」なんてない。だいたい塊がどーんと入っている。店員がいる肉売り場で「薄切りにして」と頼んでも、店員次第なところがある。

 家庭用のスライサーはハムやチーズを切るのにも使うため、種類が豊富。家電量販店の店員が「肉を薄く切るなら、これがオススメ」と言う100ユーロ(約1万2000円)の商品を購入した。

 スーパーで豚ロース肉の塊を1キロ買って、まず冷凍。半解凍ぐらいが切りやすい。用途ごとに厚さを変えて切り、小分けして保存している。

 おかげで野菜炒めやしょうが焼きなどを簡単に作れるようになり、「男子ごはん」のレパートリーも増えた。しゃぶしゃぶやお好み焼きにする時もある。スライサーは確かに便利なのだが、この不自由な生活はいつまで続くのだろう。 (近藤晶)

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