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ワシントン 借りる人がいない!

2020年11月08日

 新型コロナウイルスの影響は、米国の不動産業界にも深刻な影響を与えているようだ。

 「借り手がどんどん出て行く。家賃を一割にでもしないとつなぎとめられない」。ワシントンで不動産会社の役員を務めるジョンさんは、現状をそう語る。

 ワシントンでは一時期と比べ、新型コロナの感染はかなり減っているが、オンラインでの業務を継続してオフィスを閉めて退去する事業所が少なくないという。

 ジョンさんによると、大学が全てオンライン授業になっていることもかなりの痛手。大学周辺にやってくるはずの学生たちは、地方に残ったままだ。

 海外からの留学生たちは、新たに米国に入国できず、賃貸物件を借りる人たちは激減している。

 以前は現金が手元に少しでもあれば、すぐ不動産に投資するというほど不動産熱があった。

 しかし、今の状況をみると、新型コロナウイルスの影響が長期化すれば、バブル気味だった不動産市場が崩壊し、経済悪化がさらに深みに入るのではないか、と恐ろしくなった。 (金杉貴雄)

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