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北京 病院イメージアップ

2020年12月03日

 新型コロナウイルスのPCR検査のため、北京の病院を訪れた。検査を受けるのは2回目。前回はスムーズに済んだが、今回の病院では少し手間取った。

 屋外に仮設された検査窓口に行くと、先に診察券をつくる必要があるという。来院者があふれる1階で窓口に並んだが、中国人が持つ身分証がないため、個人情報を登録できない。「事務室に行け」と指示を受けた。

 「事務室」とだけ書かれたドアを開け、カウンターの中の職員に事情を話すと、外国人の旅券(パスポート)を基に診察券をつくるのは「可能だが、少し大変」という。職員3人が集まって30分以上の悪戦苦闘の末、ようやく診察券ができた。

 その間、「事務室」にはたくさんの人々が次々に訪れ、「領収書はどこで入手するのか」「検査結果が出ない」などと尋ねる。職員らはテキパキと対応して次々に問題を解決していた。

 中国の病院は、待ち時間が長くて診察はわずか数分、職員が不親切、などと評判が悪い。だが、今回は親身な職員の姿に少し違う印象を持った。診察券ができると検査は5分もかからずに済み、費用は120元(約1800円)だった。 (中沢穣)

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