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ソウル 支援金足りず闇営業

2021年02月12日

 なじみのシミュレーションゴルフ店から今月初旬、電話がかかってきた。「プレーしに来ませんか?」との誘いだった。だが、今は新型コロナウイルスの防疫措置で営業できないはず。聞いてみると「得意客にだけ、こっそり店を開けて営業している」と言う。

 韓国では昨年11月下旬から首都圏を中心に、新型コロナの感染者が再び増加。政府は防疫を強化し、カラオケなどに加え屋内スポーツ施設を営業禁止にする措置を取り、違反時には罰金も定められている。

 飲食店の営業は午後9時までで、カフェは持ち帰りと出前だけが認められている。一方で、店を開けることさえできない業者には打撃は大きい。一部の業者は「不公平だ」と反発し、デモも起きている。

 政府は支援金として自営業者に最大300万ウォン(約28万円)の支給を決めたが、シミュレーションゴルフの店主は「とても足りない。生きていくためには摘発覚悟で店を開けるしかない」と嘆く。さすがに誘いは断ったものの、その店は料金も安く、店主も親切にしてくれる。防疫措置が緩和されたら早速、プレーしにいこう。 (中村彰宏)

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