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米アナポリス 「日常」の光景一気に

2021年07月14日

 米国には日本のように6~7月に梅雨前線が張り付く「梅雨」の季節がない。このため、5月末の戦没将兵記念日(メモリアルデー)の祝日を迎えると、そこからはもう「夏」。早速、日系の地元ご家族に誘われ、東部メリーランド州の港町アナポリスに海水浴に出掛けた。

 ところが目当ての海水浴場は閉鎖中で、別の場所も入場が制限され長蛇の列。警備員に聞くと、新型コロナウイルス対策ではなく「夏の始まりで人が集まりすぎ、ごみが大量に放置されたので規制している」という。

 結局、穴場の小さな浜辺で日が暮れるまで子どもたちと遊んで楽しんだが、それにしてもごみが問題になるほどの人出と聞き、米国らしさが戻ってきた-と妙な感慨が湧いた。新型コロナの感染者数がワクチン効果で一時と比べ大幅に減り、皆が待ち焦がれていた「日常」が一気に戻ってきた感がある。

 夕暮れの波打ち際では、白人と黒人の少女たちが入り交じって歓声を上げ、保護者たちがマスクをせずに談笑し見守っていた。新型コロナのまん延に人種差別反対運動の盛り上がりが重なった1年前とは全く異なる光景がそこにあった。 (金杉貴雄)

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