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米ロサンゼルス 日本食胃袋開拓の余地

2022年06月21日

 ロサンゼルスのソーテル通りに行くため出張先のホテルにタクシーを呼んだ。来てくれたのは50代くらいのフラビオさん。乗車して早々「日本人だよね?」と言われた。「そうですよ。行き先で分かりましたか」

 この日は米西海岸で広がるラーメン人気の取材。ソーテル通りは日本の有名店も進出する激戦区だ。「しょうゆ、みそ、とんこつ。いろいろあるよね。何を食べに行くの?」とフラビオさんは詳しい。

 実は記者なので自分が食べるのは主目的ではない、と告げると「フードライターか。最高だな」。ちょっと違うがその日に限っては否定もできないので「このあたりの日本食の人気はどうですか」と話を続けた。

 「そりゃすごいもんだよ。食材豊富でヘルシーだからね」。ラーメンに限らず和食店の名前を次々と挙げてくれた。到着したソーテル通りの行列にもうれしくなり、別れ際に聞いてみた。「あなた自身は何味のラーメンが好み?」

 すると「ごめん、食べたことないんだ。故郷のルーマニアのスープがいちばんだから」。日本食、まだまだ開拓の余地はありそうである。 (杉藤貴浩)

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