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開花・見頃情報

2023

滋賀「約1万本のヒマワリが咲く庭園」

台風に耐え、ヒマワリ見頃 日野で、少し遅めの開花(中日新聞 朝刊)
滋賀「約1万本のヒマワリが咲く庭園」[滋賀県日野町]

 日野町西大路の滋賀農業公園ブルーメの丘で約1万本のヒマワリが少し遅めに黄色の花を咲かせ、見頃を迎えている。月末ごろまで。 6月末に約10万本分のヒマワリの種をまき、7月末ごろからの開花を予定していたが、猛暑に加え、大量発生したムクドリに種や新芽を荒らされ、当初のヒマワリは開花不良に。7月末に改めて種をまいて鳥害対策を施し、台風を耐えて開花にこぎ着けた。 20日に京都府宇治市から友人と共に訪れた会社員の女性(21)は「台風でもしかしたら咲いていないかもしれないと…

滋賀「ライトアップされたバイカモ」

きらめくバイカモ 米原・地蔵川でライトアップ始まる(中日新聞 朝刊)
滋賀「ライトアップされたバイカモ」[滋賀県米原市]

 米原市醒井の中山道宿場町「醒井宿」のそばを流れる地蔵川で1日、水中に咲くバイカモのライトアップが始まった。花に光が当てられると幻想的な風景が広がった。24日まで。 バイカモはキンポウゲ科で多年草の水中花。白い梅に似た花を咲かせることから「梅花藻」の名が付いたとされる。ライトアップを主催する市の観光振興団体「びわ湖の素DMO」によると、現在見頃を迎え、今月末ごろまで楽しめるという。 暑さが少し和らいだ午後7時、川辺に設置された照明が順次点灯。水面にゆらゆら揺られ…

岐阜「見頃を迎えたハス」

ピンクや白のハスが見頃 高山・久々野(中日新聞 朝刊)
岐阜「見頃を迎えたハス」[岐阜県高山市]

 高山市久々野町久々野の県道87号沿いで、一面に広がるハスが開花の時期を迎えている。今月中旬までが見頃。 花は7~8年前、敷地を所有する同町の仲康信さん(64)が2つの種を植えたことが始まり。周辺には休耕する田が増えており、草が生い茂って悪くなっていた保水機能を確保するために育て続けている。 現在は200平方メートルほどの敷地に、ピンクや白に色づいた直径20センチほどの大賀ハスが咲き誇る。花は2~3日で閉じるといい、仲さんは「そのはかない美しさを堪能してほしい」…

石川「青空と緑に映えるオレンジ色のオニユリ」

オニユリ鮮やかに咲く 千里浜海岸の遊歩道沿い(中日新聞 朝刊)
石川「青空と緑に映えるオレンジ色のオニユリ」[石川県羽咋市]

 羽咋市の千里浜海岸で、遊歩道沿いのオニユリが見頃になった。青い空と緑の林に、鮮やかなオレンジ色の花が映える。 のと里山海道・千里浜インターチェンジ付近の遊歩道沿いに群生地がある。里山海道沿いの自転車道からも見える。千里浜なぎさドライブウェイは観光客でにぎわうが、遊歩道はあまり通る人がおらず、里山海道を走る車の音と鳥の声が響く。羽咋写真協会の中條俊夫さん(81)は「林の中で咲くオニユリは被写体としていい。隠れたお薦めスポット」と話す。

滋賀「見頃を迎えた大賀ハス」

朝日に映える古代ハス 野洲で見頃(中日新聞 朝刊)
滋賀「見頃を迎えた大賀ハス」[滋賀県野洲市]

 野洲市辻町の銅鐸(どうたく)博物館の敷地内にある弥生の森歴史公園で、古代ハスの1種「大賀ハス」が見頃を迎えている。 博物館によると、今年は6月21日に最初の花が咲いた。昨年よりは1週間ほど遅いが平年並み。まだつぼみもあり、7月中旬ごろまで楽しめそう。朝に開花して午後には花びらを閉じるため、午前中の観賞を勧めている。 好天だった4日の午前中は直径20センチほどの淡いピンクの大輪が一輪咲き、写真に収める愛好家の姿も。愛荘町石橋の男性(82)は「1週間ほど前にも…

福井「葉が白く色づき始めたハンゲショウ」

ハンゲショウ見頃、限定の御城印も 若狭国吉城歴史資料館(中日新聞 朝刊)
福井「葉が白く色づき始めたハンゲショウ」[福井県美浜町]

 美浜町佐柿の若狭国吉城歴史資料館周辺で、夏の訪れを告げるハンゲショウの葉が白く色づき始め、今週末から本格的な見頃を迎える。 ドクダミ科の多年草で、夏至から11日目の「半夏生」に色づくことや、葉の半分がおしろいのように白くなる「半化粧」から名が付いたとされる。 資料館周辺では主に西側の約4000平方メートルに群生。29日は5割程度が色づいていた。県の準絶滅危惧種に指定され…

三重「如来堂の前に置かれた鉢に咲くハス」

ハス映える梅雨空の町 津市や亀山市で咲き始める(中日新聞 朝刊)
三重「如来堂の前に置かれた鉢に咲くハス」[三重県津市]

 津市や亀山市で、ハスの花が咲き始めている。午前中に花を開いて、午後には閉じるハス。花が咲いている時間帯は、梅雨空の町に彩りを添えている。 (橋場翔一、横田浩熙) 高田本山専修寺(一身田町)の境内には、八重咲きで白色の「黒谷白蓮」など35品種の鉢植えが計135鉢並ぶ。一部が花を咲かせ、参拝客の目を楽しませている。 今年は浄土真宗の開祖である親鸞の生誕から850年の節目。先月には50年に1度の奉賛法会を終え、新しい宝物館を開館した。専修寺の担当者は「記念すべき年…

三重「花火のように咲き誇るアガパンサス」

まるで紫の花火、アガパンサス咲き誇る 道の駅「熊野・花の窟」(中日新聞 朝刊)
三重「花火のように咲き誇るアガパンサス」[三重県熊野市]

 熊野市有馬町の道の駅「熊野・花の窟」で、アガパンサスの紫色の花が咲き誇っている。涼しげな姿は7月上旬ごろまでとなりそう。 アガパンサスはヒガンバナ科アガパンサス属で、アフリカ原産の多年草。梅雨の時季から花火のように放射線状に花をつける。 道の駅に植えられた数百本は6月に入って咲き始めたといい、花の窟神社を訪れる人たちを楽しませている。

石川「見頃を迎えたユリ」

ユリの名所 彩り豊か 柳田植物公園「見頃 楽しんで」(中日新聞 朝刊)
石川「見頃を迎えたユリ」[石川県能登町]

 能登町上町(かんまち)の柳田植物公園のイングリッシュガーデンで、昨年植えた色とりどりのユリが咲いている。見頃は7月上旬まで。 ユリは、同園で働く地域おこし協力隊の中田剛博さん(26)が、夏の名所をつくろうと昨年11月に植えた。最盛期のスカシユリや、これからピークのカサブランカなど、赤や黄の5種類2000本が楽しめる。同ガーデンではこの他、バラやアジサイも咲いている。 7月9日には「初夏のガーデンフェスティバル」として中華料理のキッチンカーが並ぶほか、午後4時…

愛知「見頃を迎えているハス」

家康ゆかり 岡崎の伊賀八幡宮でハスが見頃(中日新聞 朝刊)
愛知「見頃を迎えているハス」[愛知県岡崎市]

 徳川家康が大きな戦の前に戦勝祈願をしていたとされる岡崎市伊賀町の伊賀八幡宮で、ハスの花が見頃を迎えている。7月末まで。 境内には25メートル四方のハス池が2つあり、ピンクや白の大輪に彩られている。好天に恵まれた25日は、日傘を差して散策する人が足を止めてゆっくり眺めたり、スマートフォンで撮影したりしていた。 ハスの花は朝早くに大きく開き、午後には閉じてしまうため、早朝から午前中の観賞がおすすめという。広報担当者は「今年は今月11日に開花が始まりました」と話した…

石川「「ラベンダー和み」が手入れや管理をしているラベンダー畑」

ラベンダー 獅子吼の魅力に 女性4人が丹精、見頃(中日新聞 朝刊)
石川「「ラベンダー和み」が手入れや管理をしているラベンダー畑」[石川県白山市]

 白山市八幡町の獅子吼(ししく)高原麓にあるラベンダー畑が、見頃を迎えている。さわやかな香りを漂わせる紫の花々は、同町などの女性4人が育てている。25日にはラベンダーの摘み取り体験や近くの飲食店「白山キッシュハウス QUI(クゥーイ)」でデザートを楽しめる催しを開くなど、ラベンダー畑を中心にした地域の新たな魅力づくりが進んでいる。 (安里秀太郎) 畑には約200株の…

岐阜「見頃を迎えたアジサイ」

梅雨の風物詩、アジサイが見頃 郡上市美並の桂昌寺(中日新聞 朝刊)
岐阜「見頃を迎えたアジサイ」[岐阜県郡上市]

 郡上市美並町大原の桂昌寺で、名物のアジサイが見頃を迎えた。西洋アジサイやヤマアジサイを中心に、100種を超える多彩な花が咲く。珍しい品種もあり、広大な庭園を巡りながら梅雨の風物詩が楽しめる。 1万株以上が庭園や参道に植えられている。19日現在、紫の花が輪をつくる「ダンスパーティー」、砂糖菓子に似た形の「こんぺいとう」、花火のように咲く「隅田の花火」をはじめ、多数の品種が見頃になっている。 アジサイの花を寄せて水面に浮かべた「花ちょうず」や、自然豊かな散策…

富山「甘い香りを漂わせるユリなどが咲き誇る会場」

ユリ香る 夏の花見頃 砺波で展示(中日新聞 朝刊)
富山「甘い香りを漂わせるユリなどが咲き誇る会場」[富山県砺波市]

 砺波市中村のチューリップ四季彩館の企画展「季節を彩る花々 夏」が7月4日まで同館で開かれている。 ピンクや薄ピンク、白色のユリ3品種の切り花60本のほか、ダリアやハイビスカス、アンスリウムなどの鉢花100鉢を並べた。パレットガーデンでは抑制栽培のチューリップ10品種5000本も咲き誇っている。来場者は甘い香りを漂わせるユリの美しさを楽しんでいた。 期間中は無休。高校生以上310円、小中学生160円、65歳以上250円。

三重「道路沿いを彩るアジサイと上田さん」

アジサイロード、彩り豊か 伊賀・真泥(中日新聞 朝刊)
三重「道路沿いを彩るアジサイと上田さん」[三重県伊賀市]

 梅雨時の散歩道や、花壇の植え替えを彩る季節の花が咲き始めた。伊賀市真泥の真泥橋から南に延びる道路沿いでは、約400株のアジサイが約1キロにわたり、白や紫色で華やかに彩っている。 (瀬里崎蒼馬) 沿道は「みのっちアジサイロード」として、住民らに親しまれている。花は今月上旬に咲き始めた。今月末にかけて開花のピークを迎えるという。 アジサイは、景観の保全を目的に、真泥地区の住民らでつくる「みのっち保全会」が13年前に植えた。きれいな花を楽しんでもらおうと、メンバーら…

滋賀「大鳥神社の手水舎をアジサイで飾る増井朋子さん」

甲賀に「あじさい花手水」 6社寺実施(中日新聞 朝刊)
滋賀「大鳥神社の手水舎をアジサイで飾る増井朋子さん」[滋賀県甲賀市]

 甲賀市内の社寺で、手水(ちょうず)舎をアジサイで彩る「あじさい花手水」がお目見えしている。各社寺が、今月末以降まで続ける。 蒸し暑い梅雨に一服の涼を感じてもらおうと、市観光まちづくり協会が呼びかけて開催。水口神社(水口町)大池寺(同)大鳥神社(甲賀町)矢川神社(甲南町)明王寺(同)十楽寺(土山町)の6社寺で実施している。 大鳥神社では、増井義孝宮司の妻朋子さん(80)が飾る。境内に植えられているアジサイのほか、近所の人や知り合いから譲り受けた白、ピンク、紫…

長野「開花が始まったオオヤマレンゲ」

緑色の葉に映える純白 上松・赤沢自然休養林でオオヤマレンゲが開花(中日新聞 朝刊)
長野「開花が始まったオオヤマレンゲ」[長野県上松町]

 上松町の赤沢自然休養林で、町花のオオヤマレンゲが開花した。6月中―下旬が花数の多い見頃とみられ、7月上旬まで楽しめそう。 気品の漂う白いかれんな花と、ほのかな甘い香りが特徴で、漢字では「天女花」とも表記される。丸く膨らんだつぼみもかわいらしく、緑色の葉に純白が映える。 休養林の在来種で、第4駐車場近くに群生するほか、散策コース沿いでもちらほらと観賞できる。平年通り…

静岡「梅雨の晴れ間にカラフルな傘が涼を呼ぶ「アンブレラスカイ」」

梅雨晴れに傘の花 法多山尊永寺(中日新聞 朝刊)
静岡「梅雨の晴れ間にカラフルな傘が涼を呼ぶ「アンブレラスカイ」」[静岡県袋井市]

 梅雨の影響で連日のように雨が続く県内で13日、つかの間の晴れ空が広がった。日差しが降り注いだ浜松市内は、最高気温が31・2度と真夏日となった。 袋井市の法多山尊永寺では、恒例となったカラフルな傘で境内を彩る「アンブレラスカイ」が開催されており、訪れる参拝者らを楽しませている。 名物の厄よけ団子を販売するだんご茶屋前広場では、赤や青、黄やピンク色といった半透明の傘50…

石川「色とりどりのハナショウブを楽しむ参加者」

ハナショウブ 94種咲き競う 木場潟 月末まで見頃(中日新聞 朝刊)
石川「色とりどりのハナショウブを楽しむ参加者」[石川県小松市]

 色とりどりのハナショウブを楽しむ「花菖蒲(はなしょうぶ)まつり」が11日、小松市の木場潟公園南園地であった。訪れた人たちは園内を散策しながら、咲き誇る花々をめでた。 南園地の菖蒲園の5100平方メートルに、白、青、紫など94品種のハナショウブが咲いている。まつりではウオーキング大会が催された。4キロ、7キロ、11キロの部があり、参加者は木場潟周辺を散策。ハナショウブを眺めながら、楽しく汗を流した。栽培について学ぶ講習会や、木場潟の周りに生えるヨシを使った工作…

岐阜「見頃を迎えているハナショウブの花」

風にゆらり、紫や白の花 土岐・織部の里公園でハナショウブ見頃(中日新聞 朝刊)
岐阜「見頃を迎えているハナショウブの花」[岐阜県土岐市]

 土岐市泉町久尻の織部の里公園で、ハナショウブの花が見頃を迎えている。 約1500平方メートルの敷地にハナショウブが広がる菖蒲(しょうぶ)園は、もともと田んぼだった場所を改良した。江戸紫や八重垣姫など20品種1万6000株が植わる。美濃地域最古の連房式登窯の元屋敷陶器窯跡を背景に、風に揺れる紫や白色の花が来場者を楽しませている。 菖蒲園を管理する麦島定実(さだみ)さん…

福井「来園者を楽しませる色とりどりのバラ」

海と湖と満開のバラ競演 レインボーライン山頂公園(中日新聞 朝刊)
福井「来園者を楽しませる色とりどりのバラ」[福井県美浜町・若狭町]

 美浜、若狭両町にまたがるレインボーライン山頂公園で、赤や黄、ピンクなど色とりどりのバラが満開を迎えている。今年は眼下に望む若狭湾の絶景とバラを背景に、記念写真を撮ることができるテラスも整備した。見頃は20日ごろまで。 バラ園は広さ280平方メートルで、世界各国の110種600株が植わっている。5月に涼しい日が続き、ゆっくりと開花したことから満開の期間も長めになっているという。 園内では濃い赤の「レッドキャスケード」、ピンク色で大きな花をつける定番の「桃香」…

滋賀「見頃を迎えた鮮やかなスイレン」

色彩と香り楽しんで 草津・みずの森でスイレン見頃(中日新聞 朝刊)
滋賀「見頃を迎えた鮮やかなスイレン」[滋賀県草津市]

 草津市下物町の水生植物公園みずの森で「スイレン展」が開かれている。ピンクや黄、青の色とりどりの大きな花が見頃を迎え、鮮やかな色彩と香りで来場者を楽しませる。25日まで、月曜休館。 敷地内の池や水槽、温室などで約150種のスイレンを栽培している。ピンク色の「コロラド」や黄色の「インナーライト」が、手のひらほどの大きさの花を咲かせた。今年は、熱帯と温帯の種類の鉢を近くに並べ、香りを比べられる趣向を取り入れた。園は、花が開く午前中の観賞を勧めている。 来場した大津…

愛知「境内を彩る鮮やかなアジサイ」

風流なり。参道彩るアジサイ 幸田・本光寺で見頃迎える(中日新聞 朝刊)
愛知「境内を彩る鮮やかなアジサイ」[愛知県幸田町]

 島原藩主深溝松平家の菩提寺(ぼだいじ)・本光寺(幸田町深溝)で、アジサイが見頃を迎えている。「三河のあじさい寺」として知られ、例年よりも開花が10日ほど早く、見頃は20日ごろまで。 境内の参道沿いや梅林には、約30種1万株が植えられている。新緑の中、青やピンク、紫など色とりどりの花が咲き、訪れた人の目を楽しませている。友人と訪れた岡崎市の主婦(57)は「参道に咲くアジサイが風流でした」と話す。 本堂では、今月末まで深溝松平家の宝物を一般公開している。11日まで…

長野「見晴らしの丘を彩る色とりどりのキンギョソウ」

キンギョソウ、初夏を彩る あづみの公園堀金・穂高地区で見頃(中日新聞 朝刊)
長野「見晴らしの丘を彩る色とりどりのキンギョソウ」[長野県安曇野市]

 安曇野市の国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区で、キンギョソウが見頃。春のチューリップに負けない鮮やかでかわいい花々が、梅雨入り前の初夏の園内を彩っている。 この花は、金魚のような愛らしい形からその名がある。同公園・穂高口を入ると、眼前に広がる「見晴らしの丘」の斜面2200平方メートルに2万7000株が植わり、赤やピンク、黄、白など6色の花が咲きそろう。 同地区の…

福井「広域農道沿いの畑で見頃を迎えているラベンダー」

ラベンダー、北海道みたい 三国で見頃(中日新聞 朝刊)
福井「広域農道沿いの畑で見頃を迎えているラベンダー」[福井県坂井市]

 坂井市三国町加戸の「三国ラベンダーファーム」でラベンダーが見頃を迎え、紫色のかれんな花が爽やかな香りを漂わせている。 坂井北部丘陵地を貫く広域農道「フルーツライン」沿いにある6000平方メートルの畑に3品種、4000株が植えられている。20代の頃に訪れた北海道富良野市のラベンダー畑に感動した代表の藤井衛さん(60)が栽培を始めて33年目。現在はファーム全体の8割を占めるわせ品種「濃紫早咲三号」が例年より5日早く見頃を迎えており、6月20日ごろまで楽しめそうだ…

長野「雪が残る山々を背景に咲き誇るミズバショウ」

ミズバショウもう見頃 小谷村・栂池自然園、10日正式開園(中日新聞 朝刊)
長野「雪が残る山々を背景に咲き誇るミズバショウ」[長野県小谷村]

 標高1、900メートルほどに位置する小谷村の栂池自然園で、例年より約20日早くミズバショウが見頃を迎えている。3、4日は自然園がプレオープンし、訪れた人が花々を楽しんだ。 栂池自然園のミズバショウは本州で最も遅咲きとも言われ、例年の見頃は6月下旬~7月上旬。しかし今年は暖かい日が多く、雪も少なかったことから開花が早まった。 霜の被害も少なかったといい、自然園入り口近く…

石川「白山を背景にオレンジ色の花を咲かせるニッコウキスゲなどが咲くお花畑」

白峰らんまん 高山植物園が営業開始(中日新聞 朝刊)
石川「白山を背景にオレンジ色の花を咲かせるニッコウキスゲなどが咲くお花畑」[石川県白山市]

 白山(2,702メートル)に自生する希少な高山植物を観察できる白山市白峰の「白山高山植物園」が1日、今シーズンの営業を開始した。雪をかぶった白山を背景に、さまざまな高山植物が育つお花畑を多くの見物客が楽しんだ。7月15日まで。期間中は無休。 (青山尚樹) 標高約800メートル、広さ7600平方メートルの園内に、約50種10万株が植えられている。快晴に恵まれ、白山を遠く…

富山「バラのアーチが見頃になった「オールドローズの谷」」

よみがえる 福島のバラ園 氷見あいやまガーデン(中日新聞 朝刊)
富山「バラのアーチが見頃になった「オールドローズの谷」」[富山県氷見市]

 氷見市稲積の西洋風庭園「氷見あいやまガーデン」で31日、福島県の原発事故で廃園となったバラ園を再現した「オールドローズの谷」が見頃を迎えた。 原種に近いバラ約150本を集めて2018年に整備した。原発事故で閉園に追い込まれた福島県双葉町の「双葉ばら園」の一部を再現。入園者は、ロープに白い「ランブリングレクター」をはわせたバラのアーチをくぐり、群生した双葉ばら園オリジナル品種のピンクの「ラバーズハート」を眺めて楽しんだ。 ガーデンマネージャーの増井裕行さんは…

福井「色鮮やかに咲くハナショウブ」

紫や白、鮮やかハナショウブ 小浜の常高寺 1日からまつり(中日新聞 朝刊)
福井「色鮮やかに咲くハナショウブ」[福井県小浜市]

 小浜市の常高寺で6月1日から、「花菖蒲(はなしょうぶ)まつり」が始まる。山門脇の境内に植えられた40種約2500株のハナショウブが花を咲かせ、例年と同じく10日ごろに一番の見頃を迎える見通し。20日まで。 5月30日現在、早咲きの品種が紫や白の色鮮やかな花を咲かせている。入園料は300円。菓子付きの抹茶席は500円。5人以上の場合は要予約。持ち帰りのハナショウブは大が…

三重「雨にぬれて艶やかに咲き誇るアジサイ」

梅雨入り早く、アジサイ潤う 志摩や鈴鹿で見頃(中日新聞 朝刊)
三重「雨にぬれて艶やかに咲き誇るアジサイ」[三重県志摩市]

 29日、三重県を含む東海地方が梅雨入りした。平年より8日ほど早く、昨年より16日早かった。県内でもどんよりした空が広がったが、雨粒が滴るアジサイを楽しむ人たちの姿も見られた。(橋場翔一、酒井直樹) 志摩市大王町の「大慈寺」では、アジサイが見頃を迎えた。 境内などには50種計1000株が植えられている。美しく咲き誇った様子に、友人ら8人で訪れた桑名市の主婦(72)は「梅雨入りと聞いて良いタイミング。しとしと雨が降って本当に雰囲気がある」と目を細めた。 鈴鹿市…

富山「バラ園には「ピエール・ドゥ・ロンサール」などが咲いている」

バラ60品種 咲き誇る 射水・小島の会が「祭り」(中日新聞 朝刊)
富山「バラ園には「ピエール・ドゥ・ロンサール」などが咲いている」[富山県射水市]

 射水市のNPO法人「小島バラ会」は同市小島の小島バラ園と小島第6小公園の2カ所で「いみずバラ祭り」を開いている。ツルバラや房咲きのフロリバンダ系統などいろいろな種類のバラを楽しめる。28日まで。 (武田寛史) 同会理事長の山元美喜雄さん(71)=同市小島=と会員20人が丹精した60品種約300本を展示している。 小さいピンク色の花が人気のミニバラ「夢乙女」や、世界中…

富山「見頃を迎えているバラ」

バラ満開 優雅な香り 県花総合センター 来月上旬まで(中日新聞 朝刊)
三重「国内外のさまざまな品種を楽しめるローズガーデン」[富山県砺波市]

 県花総合センター(砺波市高道)内のバラ園に植えられている60品種200株のバラが見頃を迎えている。6月上旬まで。 4月の高気温で生育が早まり、例年よりも1週間ほど早く開花。園内では淡いピンク色の「ケアフリー・ワンダー」や真っ赤な「トランペッター」といった花々が満開になっている。 ほかにも青系の「ブルームーン」や濃い赤色の「パパメイアン」も咲き誇り、来場者たちは美しい花と優雅な香りを楽しんでいた。 (広田和也)…

滋賀「ドイツの農村風の建物の壁面に、ピンクのバラが咲く写真スポット」

かわいいバラ見頃 日野・ブルーメの丘(中日新聞 朝刊)
三重「国内外のさまざまな品種を楽しめるローズガーデン」[滋賀県日野町]

 日野町西大路の滋賀農業公園「ブルーメの丘」で、赤やピンク、オレンジなど色とりどりのかわいらしいバラの花が見頃になっている。見頃は6月中旬ごろまで。 園内では約70品種のバラを栽培。入場ゲート近くの「ウェルカムガーデン」で来場客を華やかに迎えるほか、ドイツの農村風の建物がある「街のエリア」には、壁面に張った網にピンクのバラが多数咲く撮影スポットもある。 企画広報課の木村成紀さん(34)は「園内を散策しながら、お気に入りのバラを見つけてほしい」と来場を呼びかけ…

滋賀「大輪の花を咲かせ、見頃を迎えたバラ」

バラ大輪見頃 大津で300種3000株(中日新聞 朝刊)
三重「国内外のさまざまな品種を楽しめるローズガーデン」[滋賀県大津市]

 大津市柳が崎の「びわ湖大津館」のイングリッシュガーデンで、色とりどりのバラが大輪の花を咲かせている。見頃は今月末まで。 天皇皇后両陛下の長女愛子さまにちなんだ「ロイヤル プリンセス」や、ハリウッド女優から名付けた「イングリッド バーグマン」など約300種、計3000株が5900平方メートルの敷地に咲き誇る。 16日は晴天で県内外から多くの人が訪れ、赤や白、黄色の花に顔を近づけて香りを楽しんだり、写真に収めたりしていた。 「春のローズフェスタ」として6月11日…

石川「黄色の花を咲かせるユリノキ」

“見上げるチューリップ” 木場潟・ユリノキの花(中日新聞 朝刊)
三重「国内外のさまざまな品種を楽しめるローズガーデン」[石川県小松市]

 チューリップやユリに似たおわん状の花を咲かせるユリノキが、小松市の木場潟公園中央園地で見頃を迎えている。 ユリノキはモクレン科の落葉高木。花の形状が似ていることからチューリップツリーとも呼ばれる。 同公園協会によると、メダカハウス東側の広場に、高さ10メートルほどのユリノキが3本ある。4月29日に開花した1本は、直径5センチほどの黄色の花を付け、6分咲きになった。温暖な日が続いたため、例年より2週間ほど早い開花という。開花の遅い木もあり、見頃は6月中旬まで続く…

三重「国内外のさまざまな品種を楽しめるローズガーデン」

津の赤塚植物園の庭園でバラ見頃 400品種1500株(中日新聞 朝刊)
三重「国内外のさまざまな品種を楽しめるローズガーデン」[三重県津市]

 津市内の庭園で、バラの花が見頃を迎えている。今年は気温が高い日が多く、開花時期は例年よりも早めといい、今週末ごろまで楽しめそうだ。(寺岡葵) 赤塚植物園が運営する庭園「レッドヒルヒーサーの森」(高野尾町)では、約2500平方メートルのローズガーデンで400品種1500株以上のバラが咲き誇っている。花びらが2色以上の品種を集めた「アートカラー」コーナーなど、テーマごとに国内外のさまざまなバラを楽しめる。 夫と訪れた伊勢市の50代女性は「ボリュームがあって華やかで…

富山「見頃を迎えたヤマフジ」

淡紫の滝 ヤマフジ見頃 氷見・礒部神社(中日新聞 朝刊)
富山「見頃を迎えたヤマフジ」[富山県氷見市]

 氷見市磯辺の礒部神社のヤマフジが見頃を迎え、雨上がりの8日は多くの人が訪れた。 今年は表年。幅40メートル、高さ20メートル余りにわたり、スギなどの高木に絡まり、かれんな淡紫色の花が滝のように垂れ下がって咲いている。6、7日の雨で境内に張り付いた花びらのじゅうたんも見られた。 近くのJA氷見市の八代支所職員によると、4月末まで花が少なく心配されたが、1日から一気に色づいた。昨年より3日ほど早い。射水市から夫婦で訪れた女性は「ゴールデンウイークはどこにも出か…

三重「サンタクルス通りの入り口で来場者を出迎える花畑」

白壁の街並みを花々彩る スペイン村で「パティオ祭り」(中日新聞 朝刊)
三重「サンタクルス通りの入り口で来場者を出迎える花畑」[三重県志摩市]

 志摩市磯部町のテーマパーク「志摩スペイン村」内にある「サンタクルス通り」が、約2300株の花々で彩られている。「花のパティオ祭り」と名付けられた催しで、昨年に続き2回目。5月末まで続く。 異国情緒ある白壁の街並みは従来も花で彩られているが、祭りの開催に合わせて600株ほど増やした。スペイン村によると、祭りの名称はスペイン南部の都市・コルドバで毎年5月、家々の中庭(パティオ)を花で飾り、美しさを競うコンテストが開かれることにちなんでいる。 通りの入り口に…

三重「淡い紫の花房が垂れる藤棚」

風に揺れる薄紫のカーテン 樹齢180年、亀山・太巌寺のフジ見頃(中日新聞 朝刊)
三重「淡い紫の花房が垂れる藤棚」[三重県亀山市]

 亀山市住山町の太巌寺(たいがんじ)で、樹齢180年ほどのフジの花が見頃を迎えた。藤棚から垂れ下がった長さ1メートル前後の花房が連なり、淡い紫のカーテンを成している。今週末ごろまで楽しめそうだ。 フジは明治時代に植えられたと伝わり、地元では「藤の寺」として親しまれている。18メートル四方の藤棚を住職や檀家(だんか)らが手入れし、今季は例年より10日ほど早い今月8日ごろ…

岐阜「美しく咲きそろったシバザクラ。菜の花が色を添える」

草花の苗で英虞湾の景色表現 志摩市役所で展示中(中日新聞 朝刊)
岐阜「美しく咲きそろったシバザクラ。菜の花が色を添える」[岐阜県郡上市]

 郡上市白鳥町二日町の長良川堤防で、地元の人たちが大切に育てたシバザクラが満開となり、訪れる人たちを魅了している。 約1.5キロにわたってシバザクラが咲き誇る花の名所。赤、白、ピンクなどの美しい花が堤防のり面を覆い、場所によっては菜の花が色を添えている。 堤防沿いには2カ所のつり橋があり、花と長良川の眺めを楽しめる。シバザクラの世話は地元の有志が続け、少しずつ増やして二日町の名物にした。立ち寄った人たちは堤防道路をゆっくりと散策し、自然豊かな奥美濃の春を満喫し…

三重「旧東海道沿いで満開となっている色とりどりのツツジ」

草花の苗で英虞湾の景色表現 志摩市役所で展示中(中日新聞 朝刊)
三重「旧東海道沿いで満開となっている色とりどりのツツジ」[三重県鈴鹿市]

 鈴鹿市石薬師町の石薬師寺では、生け垣のツツジが花盛りになった。色とりどりの花が江戸時代の旧東海道沿いを彩っている。 30年余り前、寺の街道沿いにヒラドツツジを植え、剪定(せんてい)などの手入れを続けている。今年は10日ほど早く満開を迎えた。約30メートルにわたりピンクや白、紫などの花が咲き「花街道」ができている。福田寛紹住職(40)によると、天候にもよるが、今月末までが見頃という。 市内はツツジやサツキの有数の産地で、畑や住宅の軒先などでも花の季節を迎えて…

三重「英虞湾の景色を表現して制作されたフラワーパネル」

草花の苗で英虞湾の景色表現 志摩市役所で展示中(中日新聞 朝刊)
三重「英虞湾の景色を表現して制作されたフラワーパネル」[三重県志摩市]

 先進7カ国首脳会議(G7 サミット)に伴って志摩市で6月16~18日に予定される交通相会合の関係者を歓迎しようと、草花の苗で英虞湾の景色を表現した「フラワーパネル」が市役所本庁舎前で展示されている。期間は同月下旬ごろまでの予定。 (阿部竹虎) 会合に向けて官民で組織する市民会議が企画。パネルは壁面緑化用の資材で構成され、幅約5メートル、高さ2メートルある。草花の苗を720株使い、賢島大橋の向こう側に沈む夕日や輝く海面を表した。陸地を結ぶ橋をモチーフにする…

石川「オープンした東園地の里山交流ハウス」

木場潟公園 東園地オープン 交流や学びの新しい場に(中日新聞 朝刊)
石川「オープンした東園地の里山交流ハウス」[石川県小松市]

 北陸新幹線県内全線開業が来春に控える中、小松市の木場潟公園に新たに里山の魅力を加え、農業や資源活用などが学べる「東園地」がオープンした。23日に完成式があり、関係者は新たな交流拠点に期待を寄せた。(久我玲) 同公園の中央園地近く東側の雑木林を県が整備した。「新たな里山再生のモデル」を方針に掲げ、間伐材を活用しながら全体計画16.4ヘクタールのうち、現在5.3ヘクタールに施設が開設した。 カフェや多目的ルーム、足湯を備えた「里山交流ハウス」、トマトなどの…

三重「例年より早く開園した「藤のガーデン」」

「藤のガーデン」早くも開園 津・レッドヒルヒーサーの森(中日新聞 朝刊)
三重「例年より早く開園した「藤のガーデン」」[三重県津市]

 津市高野尾町のレッドヒルヒーサーの森で14日、「藤のガーデン」が開園した。例年よりも1週間ほど開園が早く、担当者は、今週末から来週中ごろにかけてが見ごろと予想する。 5000平方メートルほどの庭園に13品種、76本の藤が植えてある。ガーデン事業部課長の村松潤一さん(42)によると、うち22本は2017年から約3年かけて、山梨県笛吹市の藤園から移植したもので、年々大きく…

三重「満開を迎えたコノハナザクラ」

全国に5本、コノハナザクラが満開 いなべ市の天然記念物(中日新聞 朝刊)
三重「満開を迎えたコノハナザクラ」[三重県いなべ市]

 全国で5本しか確認されていない、いなべ市指定の天然記念物「コノハナザクラ」が、同市員弁町板東新田の水谷重昭さん(85)宅の庭で満開を迎えた。一輪が40~50枚の花びらからなるのが特徴で、ふんわりとボリュームある薄ピンク色の花が咲き誇っている。今週末まで楽しめそう。 コノハナザクラはヤマザクラが自然の中で変異した品種。八重咲きで、めしべが2~4個ある花が半数以上を占める…

滋賀「見頃を迎えた花桃やこいのぼりを見ながら歓談する人たち」

色鮮やか花桃が見頃 竜王・善光寺川の左岸(中日新聞 朝刊)
滋賀「見頃を迎えた花桃やこいのぼりを見ながら歓談する人たち」[滋賀県竜王町]

 竜王町の西部を流れる善光寺川の左岸で、花桃が見頃を迎えた。川の美化に取り組む住民グループ竜王清流会の事務局によると、20日ごろまで楽しめそう。 竜王ライオンズクラブを中心に2010年から植樹を始め、150本余りが並ぶ。毎年この時期に赤や白、ピンクの花を咲かせ、1本で複数の色の花をつける木もある。 清流会が下草刈りや施肥などの世話を続け、ソメイヨシノが散った後の花見の名所…

富山「かれんな花を咲かせた日本シャクナゲ」

シャクナゲ 春風にゆらり 魚津・天神山ガーデン(中日新聞 朝刊)
富山「かれんな花を咲かせた日本シャクナゲ」[富山県魚津市]

 魚津市小川寺の植物園「花の森・天神山ガーデン」の日本シャクナゲが11日、五分咲き程度となった。今週末から今月下旬ごろまでが見頃という。 園内には約1500株の日本シャクナゲが植えられている。訪れた人たちは白や淡いピンクの花や、濃いピンクのつぼみが風に揺れる姿を観賞し、写真を撮るなどして楽しんでいた。 園内には鮮やかな赤い花が特徴の西洋シャクナゲもあり、こちらは既に満開状態。開花期の入園には協力金(200~300円)が必要…

長野「残雪の中央アルプスに映えるスイセン」

スイセンとサクラと中アの残雪と 観光地・駒ケ根を彩る春(中日新聞 朝刊)
長野「残雪の中央アルプスに映えるスイセン」[長野県駒ケ根市]

 駒ケ根市赤穂の光前寺に続く沿道で、休耕田や土手のスイセンが見頃を迎えている。光前寺のシダレザクラも満開になっており、残雪の中央アルプスを背景に、観光地らしい景観美をつくり出している。 スイセンの今年の開花は2月24日で、昨年の3月9日、例年の3月下旬よりだいぶ早かった。一帯は白色を中心に多彩な種類が植えられ、土手に30種類、休耕田に300種類、計約200万株とも言われ…

富山「シバザクラと菜の花が見頃を迎えている会場」

川岸彩るシバザクラ見頃 砺波できょうから「新屋敷芝桜まつり」(中日新聞 朝刊)
富山「シバザクラと菜の花が見頃を迎えている会場」[富山県砺波市]

 ピンク色のシバザクラが一面に広がる「新屋敷芝桜まつり」が11日、砺波市林の岸渡川(がんどがわ)の堤防沿いで開幕する。色鮮やかなシバザクラと菜の花が見頃を迎え、今月中旬まで「競演」が楽しめる。 まつりは新屋敷地域の自治会行事として始まり、9回目。住民自ら岸渡川の両岸の堤防計800メートルにシバザクラ2万株、堤防沿いに菜の花をそれぞれ植えた。今年は例年よりも10日以上早く…

富山「風車をバックに咲き誇るチューリップ」

チューリップと風車 絶景 入善「フラワーロード」始まる(中日新聞 朝刊)
富山「風車をバックに咲き誇るチューリップ」[富山県入善町]

 入善町の春の一大イベント「にゅうぜんフラワーロード」が8日、入善浄化センター西側で始まった。好天の9日は多くの来場者がカラフルなチューリップと残雪の北アルプス、近くにある高さ100メートル余の風車が織りなす景色を楽しんだ。今月下旬まで。 5.2ヘクタールの畑に約70品種230万本のチューリップが植えられ、今月下旬ごろまで順次開花する。15、16日にはウエルカムイベントとして、地域グルメの出店や消防はしご車を使った空中観覧がある。両日は会場への自家用車の乗り入れは…

石川「のり面を埋め尽くすシバザクラの花」

小松・中海町でシバザクラ見頃 大雨乗り越え今年もきれいに(中日新聞 朝刊)
石川「のり面を埋め尽くすシバザクラの花」[石川県小松市]

 小松市中海町のロードパーク「なかうみの里」で、シバザクラが見頃を迎えている。鮮やかなピンクや白色の花がじゅうたんのように広がり、立ち寄った人の目を和ませている。今月いっぱい楽しめる。 約3000株の花が800平方メートルにわたって、のり面を埋め尽くしている。中海町の資源保存会などの地元住民が15年ほど前から植栽し、「シバザクラの里」として親しまれている。辺りには花の甘い…

三重「見頃を迎えたチューリップ」

一面チューリップ、花盛り 松阪・ベルファーム(中日新聞 朝刊)
三重「見頃を迎えたチューリップ」[三重県松阪市]

 松阪市伊勢寺町の松阪農業公園ベルファームで、チューリップが花盛りを迎えている。今週末が1番の見頃となる見通し。 園内の「イングリッシュガーデン」には、25品種、計8400本のチューリップが点在する。バラを思わせる華やかな見た目の「ダブルアローザ」や、赤い花びらが白く縁取られた「ニューサンタ」など、さまざまな見た目の花を楽しめる。 イングリッシュガーデンの入り口では、各品種が植えられた場所を示した地図を配布している。園の担当者は「毎年、品種を入れ替えている…

富山「見頃を迎えたミズバショウ」

ミズバショウ 清く 氷見で来月中旬まで見頃(中日新聞 朝刊)
富山「見頃を迎えたミズバショウ」[富山県氷見市]

 氷見市一刎(ひとはね)の水芭蕉(みずばしょう)園で、ミズバショウが花びらのような純白の苞(ほう)を開き、訪れた人の目を楽しませている。“開花”は例年より1週間ほど早いといい、4種類が5月中旬まで見られる。 ミズバショウはサトイモ科の多年草で、多数の小花がついた円柱状の花序の周囲に、仏炎苞と呼ばれる純白の葉を広げる。 地区の群生地が危うくなり、1999年に旧一刎小学校などが200株を移植して復活に取り組んだ。2005年には、市の田園空間整備事業で水芭蕉園約6000…

三重「トンネル状になった遊歩道沿いの紫ツツジ」

春本番、紫ツツジの「トンネル」楽しむ 鈴鹿・加佐登神社で見頃(中日新聞 朝刊)
三重「トンネル状になった遊歩道沿いの紫ツツジ」[三重県鈴鹿市]

 鈴鹿市加佐登町にある加佐登(かさど)神社で、紫ツツジ(コバノミツバツツジ)が見頃を迎えている。今年は開花が1週間ほど早く、訪れた人たちが春の風景を楽しんでいる。 紫ツツジの名所の一つで、かつては「千本ツツジ」と呼ばれたが、現在では一帯に500株近くが自生している。古代の英雄ヤマトタケルノミコトを葬った伝承地、県史跡「白鳥(しらとり)塚古墳」付近では、遊歩道の両側に…

滋賀「チューリップが咲き誇る花畑」

春本番チューリップ一面 竜王(中日新聞 朝刊)
滋賀「チューリップが咲き誇る花畑」[滋賀県竜王町]

 竜王町山之上の道の駅アグリパーク竜王の東隣に広がる畑にチューリップが咲きそろい、住民や来場者の目を楽しませている。今週末あたりに見頃を迎えそう。 今季の開花は例年より1週間ほど早め。まだつぼみの品種もあるが、赤や黄、紫、ピンクなどの花々が咲く。4日は午前中から、畝の間を散策する人や写真を撮る人の姿もあった。 花畑は2005年、当時の町長の発案でスタート。維持管理が難しく途絶えた時期もあったが、地元の女性10人でつくる竜王魅力発信くらぶ(邑地礼子代表)が18年…

富山「チューリップと春の花々が咲き誇る会場」

花々奏でる春の彩り チューリップ四季彩館に500鉢(中日新聞 朝刊)
富山「チューリップと春の花々が咲き誇る会場」[富山県砺波市]

 砺波市中村のチューリップ四季彩館の企画展「季節を彩る花々~春~」が開かれている。5月9日まで。 八重咲きやユリ咲きのチューリップに、マーガレットやラナンキュラスなどの春の花々500鉢を並べた。チューリップは期間中、入れ替えをして40品種ほどを展示する。4月22日に開幕するとなみチューリップフェアのテーマ「チューリップが奏でる 色彩のシンフォニー」に合わせて、音符やト音記号のオブジェも置いた。 期間中は無休。高校生以上310円、小中学生160円、65歳以上…

岐阜「鮮やかな青色のネモフィラが彩る花畑」

淡いブルーが心を癒す 美濃・洲原ひまわりの里、ネモフィラ見頃(中日新聞 朝刊)
岐阜「鮮やかな青色のネモフィラが彩る花畑」[岐阜県美濃市]

 美濃市下河和の洲原(すはら)ひまわりの里で、鮮やかな青色のネモフィラが見頃を迎えた。現在は8分咲きで、今月中旬まで満開の花が楽しめる。 計約500平方メートルに1万2000本が植えられている。地元住民でつくる団体「元気モリモリ洲原村」が昨年10月下旬に種をまき、育ててきた。今年は暖かい日が続いたため例年より早く見頃になった。 花畑は一面青色に染まり、ベンチやハンギング…

静岡「ライトアップされたはままつフラワーパークの夜桜」

闇夜に映える春模様 はままつフラワーパーク(中日新聞 朝刊)
静岡「ライトアップされたはままつフラワーパークの夜桜」[静岡県浜松市]

 夜間開園中のはままつフラワーパーク(浜松市西区舘山寺町)で、見ごろを迎えたソメイヨシノがライトアップされている。28日には満開の花が光に照らされ、多くの来園者が幻想的な夜桜を楽しんだ。 園内にはソメイヨシノ500本、ヤエザクラ600本をはじめ約1700本の桜が植えられている。担当者によるとソメイヨシノが27日に満開となり、ヤエザクラの見頃は4月10日ごろ。 家族で訪れた西区の子ども(7つ)は「ピンク色の桜がとてもきれいだった」と笑顔を見せた。 夜間開園は24日…

愛知「満開が近づいた五条川の桜」

桜まつりは中止だけど 五条川は催しいっぱい(中日新聞 朝刊)
愛知「満開が近づいた五条川の桜」[愛知県岩倉市]

 日本の「さくら名所100選」に選ばれている岩倉市の五条川の桜が満開に近づいた。コロナ禍前は約40万人が訪れた岩倉桜まつりは中止だが、周辺のグルメ情報をパンフレットで紹介したり、見頃に合わせた催しを企画したりして花見客を迎える。(小中寿美) 市と市商工会はパンフレット「いわくらっぷ」を5000部作成し、飲食店や、市認定の名産品を取り扱う64店舗の情報を地図とともに紹介。4月末まで一部の店でデザートサービスなどの特典もある。桜の撮影スポットも掲載した。 市の担当…

岐阜「線路脇に咲くスイセン」

スイセン、桜やツバキと競演 美濃の長良川鉄道線路沿い(中日新聞 朝刊)
岐阜「線路脇に咲くスイセン」[岐阜県美濃市]

 美濃市曽代を通る長良川鉄道の線路脇で、スイセンが盛りを迎えている。満開の桜やツバキもあり、列車とともに競演が楽しめる。 地域住民20人でつくる「曽代水仙の会」が長鉄の許可を得て、10年ほど前から育てている。竹やぶだった斜面を整備し、毎年1000本ずつのペースで増やし、今では約1万本が植えられている。 盛り土となっている線路脇の斜面100メートルの範囲を、白や黄色のスイセンが彩る。シカやイノシシに荒らされる被害もあったが、力強く花を咲かせた。桜やツバキも咲き乱れ…

長野「まつりに向けてアンズの開花状況を確認する実行委メンバー」

アンズ6000本の花見頃 長野市、あすから「東条あんずまつり」(中日新聞 朝刊)
長野「まつりに向けてアンズの開花状況を確認する実行委メンバー」[長野県長野市]

 長野市の松代地区でウメに似たアンズの気品あふれる花が見頃を迎えている。アンズ生産者でつくる実行委は28日から「信州松代東条あんずまつり」を同市松代町東条の公園「岩沢遊園地」周辺の農地で開催する。期間中は、遠く北アルプスの山々を望む見晴らしの良い高台から、6000本が咲く姿を見渡す…

三重「黄色いじゅうたんを広げたような光景の河川敷」

黄色いじゅうたん出現 鈴鹿の河川敷、自然にできた菜の花畑(中日新聞 朝刊)
三重「黄色いじゅうたんを広げたような光景の河川敷」[三重県鈴鹿市]

 鈴鹿市甲斐町の鈴鹿川河川敷に広大な菜の花畑が現れ、黄色いじゅうたんを広げたような景色が広がっている。「誰かが種をまいたの」との声もあるが、自然にできた春の風景だ。(酒井直樹) 川を管理する国土交通省三重河川国道事務所(津市)が右岸に繁茂した5ヘクタールほどの竹やぶを伐採したところ、昨春、バンテリンドームナゴヤ(名古屋市)に匹敵する広さの花畑が突如、出現した…

岐阜「ライトアップされ境内を幻想的に彩るシダレザクラ」

夜のシダレザクラ幻想的 海津の専通寺境内で見頃に(中日新聞 朝刊)
岐阜「ライトアップされ境内を幻想的に彩るシダレザクラ」[岐阜県海津市]

 海津市南濃町の専通寺でシダレザクラが見頃を迎え、淡いピンク色の花が訪れる人たちを楽しませている。 境内には、推定樹齢270年と170年の桜が並び、「親子桜」と呼ばれ親しまれている。今年は例年に比べ約1週間早く開花し、現在八分咲きとなった。 夜間はライトアップされ、淡いピンク色の花が幻想的に浮かび上がる。「電気代高騰で厳しいが花見を楽しむ人たちの顔を見るのが喜び」と伊藤光性住職(63)。「今週いっぱいは楽しめそう」と話している。 ライトアップは、花が散り始める…

石川「1本の木に紅白の花が咲いた梅」

木場潟公園「源平咲き」 かわいい紅白の梅 見に来て(中日新聞 朝刊)
石川「1本の木に紅白の花が咲いた梅」[石川県小松市]

 1本の木に紅白の花が咲く「源平咲き」の梅が、小松市木場潟公園中央園地で見頃を迎えている。源平咲きの梅は今週いっぱい楽しめる。 高さ3メートルの木に白色とピンク色の花をつけている。同公園協会によると、例年より少し早い3月上旬に開花した。源平咲きは色素を作り出す遺伝子の突然変異で起こり、源氏が白、平家が赤の旗を用いていたことから名付けられた。 パークゴルフの練習で公園を訪れた主婦=金沢市高畠=は「2色の花が咲く梅は珍しい。初めて見たがきれい」と笑顔をみせた…

静岡「浜松城公園で花を付け始めたソメイヨシノ」

静岡「開花」 春駆け足(中日新聞 朝刊)
静岡「浜松城公園で花を付け始めたソメイヨシノ」[静岡県浜松市]

 静岡地方気象台は19日、桜(ソメイヨシノ)の開花を観測したと発表した。平年より5日早く、昨年より2日早い。今後1週間から10日ほどで見頃を迎えるという。 気象台によると、職員が午前11時ごろ、静岡市駿河区のソメイヨシノの標本木で、6輪の花が咲いているのを確認した。2、3月の気温が平年より高めに推移したため、早めの開花になったとみられる。 浜松市中区の浜松城公園では、ソメイヨシノがちらほらと花を付けているのが見られた。暖かな陽気の日曜日とあって家族連れらでにぎわい…

滋賀「一面に咲き誇る梅の花」

春本番、白梅が見頃 大津の寿長生の郷(中日新聞 朝刊)
滋賀「一面に咲き誇る梅の花」[滋賀県大津市]

 暖かい陽気に誘われ、叶匠寿庵(かのうしょうじゅあん) 寿長生(すない)の郷(大津市大石龍門)で梅が満開になり、白い花が辺り一面に咲き誇っている。見頃は今週末まで続くという。水曜休み。午前10時~午後5時。入場無料。 約1.8ヘクタールの敷地に、城州白や露茜といった白梅を中心に9品種、計1000本ほどが花を咲かせた。今年は2月下旬に開花した後に寒い日が続き、今月12日になって見頃を迎えた。 多くの家族連れらが写真に収めたり眺めたりして、春らしいひとときを楽し…

愛知「見頃を迎えた乙川河川敷の河津桜」

早咲き河津桜で「葵桜」開演 24日から岡崎公園で桜まつり(中日新聞 朝刊)
愛知「見頃を迎えた乙川河川敷の河津桜」[愛知県岡崎市]

 暖かな陽気が訪れ始めた今日この頃。岡崎市内でも早咲きの桜が開花し、24日からは、恒例の「岡崎の桜まつり」が始まる。一足早く河津桜が満開となった乙川河川敷では、駐車場待ちの車で周辺は混雑した。市などは駐車場対策を講じ、花見や大河ドラマ関連で訪れる大勢の観光客に備えている。 (杉山果奈美、服部壮馬) 明大寺町の乙川左岸堤防沿いには、約800メートルの区間に86本の桜が並び…

富山「開花した堅香子の花」

春 可憐に告げる 高岡・万葉歴史館 堅香子の花咲く(中日新聞 朝刊)
富山「開花した堅香子の花」[富山県高岡市]

 万葉集を編さんしたとされる奈良時代の歌人、大伴家持が歌に詠み、春の訪れを告げる堅香子(かたかご)(カタクリ)の花が9日、高岡市万葉歴史館で開花した。3月中旬から4月初旬が見ごろ。 同館の四季の庭(春の庭)斜面で6~8日に3株がつぼみをつけているのが確認され、9日にうち2株が薄紫の可憐(かれん)な花を咲かせた。庭には約100株あり、気温が高くなるにつれて開花していくという。 気温が低い雨天や夜は花を閉じ、好天で暖かな気候の時に花開く特徴がある。開花時期は例年並み…

三重「ピンクのしだれ梅を楽しむ人たち」

圧巻のしだれ梅、目の前に 桑名・なばなの里で見頃(中日新聞 朝刊)
三重「ピンクのしだれ梅を楽しむ人たち」[三重県桑名市]

 しだれ梅が330本植えられている桑名市長島町駒江の「なばなの里」で、開いてきた花が見頃を迎えている。春を感じさせる暖かさによって2月末ごろから一気に咲き広がったといい、花が楽しめるのは3月中旬までとみられる。 目の前まで垂れ下がってくるピンクや紅白の花を、歩きながら見ることができる。日没後は梅林がライトアップされ、昼とは違った雰囲気を味わえる。夜のイルミネーションが5月末まで続いており、合わせて楽しむ人も多いという。 園内の河津桜も開花が始まっており…

愛知「菜の花、桜、こいのぼりの競演で彩られている免々田川沿い」

菜の花と河津桜が満開迎える 田原・免々田川沿い(中日新聞 朝刊)
愛知「菜の花、桜、こいのぼりの競演で彩られている免々田川沿い」[岐阜県海津市]

 田原市福江町の免々田川沿いで菜の花・桜まつり(中日新聞社後援)が開かれ、菜の花と桜がともに満開を迎えている。主催する渥美ロータリークラブ(RC)によると、今週末まで楽しめる。 免々田川沿い約3キロに植えられた300本近い河津桜のそばには、桜の開花に合わせて11月に植えた菜の花があり、来場者は2つの間を歩いて楽しんだ。さらに13匹のこいのぼりも彩りを添え、写真愛好家…

石川「開花が始まった河津桜」

早咲き河津桜ほころぶ 隠れた名所の海津・羽根谷沿い(中日新聞 朝刊)
石川「開花が始まった河津桜」[石川県小松市]

 小松市木場町の木場潟公園南園地で、早咲きの「河津(かわづ)桜」が開花し始めた。南園地には3本の河津桜があり、桃色の花が訪れる人の目を楽しませている。見頃は今月中旬で、月末まで楽しめる。 木場潟公園南園地管理事務所が1日、開花を確認した。昨年より11日早く、例年並みという。管理者の上野谷龍治さんは「ウメも開花しているので、さまざまな花を楽しんでほしい」と話した。 河津桜は代表的な早咲きのサクラで、開花の期間が他の品種より長いのが特徴。ソメイヨシノより濃い…

三重「園内で8分咲きとなったカワヅザクラ」

「ごんべえ桜」に春の足音 紀北町で見頃間近(中日新聞 朝刊)
三重「園内で8分咲きとなったカワヅザクラ」[三重県紀北町]

 「ごんべえ桜」の愛称で親しまれるカワヅザクラが、紀北町の町営庭園「種まき権兵衛の里」と周辺で咲いている。来週中ごろに見頃を迎え、3月上旬まで楽しめそうだという。 園内に3本、庭園の駐車場や銚子川沿いに約80本が並ぶ。2006年に住民らでつくる東紀州交流空間創造事業「馬越峠・海山部会」が園内に植樹し、周辺に増やしていった。 庭園職員の植松登志典さん(56)によると、1月20日に園内で8輪の開花を確認した。その後はしばらく新たな開花はなかったが、今月7日ごろから…

岐阜「ほころぶ早咲きの桜」

早咲き河津桜ほころぶ 隠れた名所の海津・羽根谷沿い(中日新聞 朝刊)
岐阜「ほころぶ早咲きの桜」[岐阜県海津市]

 早咲きの河津桜が海津市でほころんだ。市の観光パンフレットにも記載がない隠れた名所で、カメラ愛好家が足しげく通っている。 海津市南濃町羽沢の羽根谷沿いで、市が3町合併で誕生した2005年に県から贈られたと伝わる。当時の資料は残っていないが市の調査で昨年、河津桜と判明した。30本ほどある。 15日には、愛用の一眼レフカメラを手にした人たちが熱心にファインダーをのぞいていた。愛知県あま市から訪れた女性(45)は3年連続で、今季は早くも3回目。「ここはあまり…

愛知「見頃を迎えた早咲きの梅」

見頃を迎え春薫る梅まつり 11日から、岡崎・南公園(中日新聞 朝刊)
愛知「見頃を迎えた早咲きの梅」[愛知県岡崎市]

 岡崎市若松町の南公園の葵(あおい)梅林で、早咲きの梅が見頃を迎えている。青空が広がった9日、家族連れや写真愛好家らが、園内を散策し、写真を撮るなどして楽しんでいた。 約5000平方メートルの梅林には、紅白の花を付ける20種200本ほどの梅の木がある。今は赤い花を咲かせる寒紅梅や薩摩紅梅、白い花の小梅などが見頃で、これから遅咲きの品種も咲き始め、3月中旬ごろまで楽しめるという。 園内には昨年植えた、1本の木から紅白の梅を咲かせる「思いのまま」もあり…

三重「見頃を迎えているアイスチューリップ」

寒空彩る春の兆し 松阪地域で鮮やかな花いろいろ(中日新聞 朝刊)
三重「見頃を迎えているアイスチューリップ」[三重県松阪市]

 24~26日に全国で厳しい寒さが見込まれる中、松阪地域ではチューリップやウメ、菜の花が寒さに負けず鮮やかな花を咲かせている。ただ、津地方気象台によると24日夜から25日昼前にかけ、松阪地域で雪が強まる予想。いずれの花もしばらくは楽しめるので、交通事故などの懸念がある荒天時に出かけるのは避け、天候の良い日に訪れてみては。(奥村友基、望月海希) 寒い時期に花を咲かせる「アイスチューリップ」が、松阪市伊勢寺町の松阪農業公園ベルファームで見頃を迎え、訪れた…

滋賀「一面を鮮やかな黄色で彩る菜の花」

湖岸彩る早咲き菜の花 滋賀・守山の公園(中日新聞 朝刊)
滋賀「一面を鮮やかな黄色で彩る菜の花」[滋賀県守山市]

 守山市今浜町の第1なぎさ公園で、菜の花が見頃を迎えた。冬の比良山系を望む湖岸一面の黄色い花が、寒風に揺れながら一足早い春の訪れを告げている。見頃は2月中旬まで続く。 菜の花はカンザキハナナとよばれる早咲きの品種で、4000平方メートルに1万2000本ほどが咲く。地元シルバー人材センターの会員20人ほどが、種まきから管理している。今季は例年に比べ10日ほど早い開花で、15日に見頃を迎えたという。 大津市から夫と訪れた主婦の女性(70)は「こんなに多く…

静岡「木漏れ日の中で花を咲かせるシクラメン」

木漏れ日に青華やか ガーデンパーク、シクラメンの小径(中日新聞 朝刊)
静岡「木漏れ日の中で花を咲かせるシクラメン」[静岡県浜松市]

 浜松市西区の浜名湖ガーデンパークで青いシクラメンが植えられ、来園者らを楽しませている。 「青いシクラメンの小径」は、花の少ない時期に園内の見どころになればと始められ今年で9年目。園内百華園近くの小径脇を、濃い青紫色の「セレナーディア・アロマブルー」と淡い青紫色の「セレナーディア・ライラックフリル」が、木漏れ日を浴びながら華やかに彩った。 小径を歩けば、花に囲まれ写真撮影ができるように用意されたベンチもあり、友人と訪れていた同区の主婦(59)は「冬は花が少ない…

2022

三重「園内で見頃を迎えたセージ」

色とりどり、鮮やかなセージ見頃 メナード青山リゾート(中日新聞 朝刊)
三重「園内で見頃を迎えたセージ」[三重県伊賀市]

 深まる秋をさわやかに彩る花々が、伊賀市内各地で見頃を迎えている。同市霧生のメナード青山リゾートのハーブガーデンでは、セージが敷地内を紫や赤で鮮やかに染めている。11月末ごろまで楽しめる。 園内には赤色で甘い香りが特徴のパイナップルセージや、紫色でフェルト生地のような質感のメキシカンセージなど、多様な種類が咲き、訪れた人は写真を撮りながら楽しんでいる。 施設内には約2万5000株のセージが植えられているが、今年は夏の天候不良や日照不足などの影響から、例年に比べて…

愛知「満開のヒマワリを楽しむ人たち」

秋なのに…鮮やか大輪のヒマワリ 田原の花壇で見頃(中日新聞 朝刊)
愛知「満開のヒマワリを楽しむ人たち」[愛知県田原市]

 季節外れのヒマワリが、田原市野田町のサンテパルクたはら北側の花壇で見頃を迎えている。鮮やかな黄色の大輪が、そろって南東方向を向いた。施設によると、11月末ごろまで見られる。 職員の小久保富美恵さん(61)が夏以外も楽しんでもらおうと発案し、9月上旬に苗を約900本植えた。特別な手入れはせず、職員が水やりなどをして育てた。夏より気温が低いため花持ちが良いという。 浜松市中区から訪れた男性(64)と女性(63)は「びっくりしたけど、すごいきれい」と笑顔を見せた…

滋賀「秋晴れの下、見頃を迎えた秋バラ」

秋バラ、色深く咲き誇る ローザンベリー多和田で見頃(中日新聞 朝刊)
滋賀「秋晴れの下、見頃を迎えた秋バラ」[滋賀県米原市]

 季節を鮮やかに彩る秋バラがローザンベリー多和田(米原市多和田)で見頃を迎えている。秋晴れの下、色とりどりの花が咲き誇り、多くの家族連れらを楽しませている。11月中旬まで。 四季咲きの品種が秋にも花を咲かせ、約250種600株が楽しめる。鮮やかなオレンジの花を多くつける「イージータイム」など個性豊かなバラが、訪れた人を迎える。 東近江市から家族と訪れた女性(81)は「春のバラも良いが、一つ一つが色が深く香りも良い秋のバラもすてき」と話した。午前10時~午後5時…

三重「見ごろを迎え真っ赤に咲いたバラ」

情熱的な色合い、秋のバラ見ごろ 四日市の公園(中日新聞 朝刊)
三重「見ごろを迎え真っ赤に咲いたバラ」[三重県四日市市]

 四日市市の南部丘陵公園で、市民ボランティアが育てるバラ約100種類、550株が見ごろを迎えた。11月中旬ごろまで楽しめそう。 園内では、白やオレンジのほか、深紅の「ベルサイユのばら」、濃桃の「王妃アントワネット」など情熱的な色合いの品種が目を引く。 ボランティアの指導を務める谷口春孝さん(93)=四日市市笹川=によると、秋のバラは春よりも形が引き締まり、色が濃く香りも強い。今年は夏に雨が多く生育に不安があったが、例年並みの出来だという。 ボランティアは…

滋賀「色鮮やかな花を咲かせたコスモス」

満開コスモス、秋空にゆれる 守山で11月中旬まで見頃(中日新聞 朝刊)
滋賀「色鮮やかな花を咲かせたコスモス」[滋賀県守山市]

 守山市新庄町のコスモス園で、コスモスが見頃を迎え、色とりどりの花が、秋空の下でそよ風にゆられている。11月中旬まで楽しめる。 町の自治会が畑を管理。ピンクや紫色の花と、黄色やオレンジ色の花を2カ所に分けて植えた。2500平方メートルの畑に、25万本のコスモスが咲く。2001年に開設し、毎年11月下旬に種を回収して夏場に種まきをしている。 晴天に恵まれた23日は、多くの家族連れや若者が足を運び、記念撮影するなど、色鮮やかなコスモスを楽しんだ。 交流サイト…

静岡「フジバカマの蜜を吸いに集まったアサギマダラ」

藤枝・蓮華寺池公園にアサギマダラ飛来(中日新聞 朝刊)
静岡「フジバカマの蜜を吸いに集まったアサギマダラ」[静岡県藤枝市]

 旅するチョウとして知られるアサギマダラが今月、藤枝市の蓮華寺池公園に飛来し、市民の目を楽しませている。 市によると、園内では昨年初めて確認され、今年も12日に確認。19日は、公園の和風庭園前のフジバカマの花壇で、十数匹が花の蜜を吸ったり、周辺を飛び回ったりしていた。 市は、花木の植栽などをする公園の環境美化ボランティア「蓮華寺サポーター」を今年3月に募集し、4月に活動を開始。現在75人の市民が集まり、このうち、公園整備に関わってきたボランティア団体「幸生…

三重「小春日和の中、小さな花を咲かせたジュウガツザクラ」

淡いピンクや白い花、秋風に揺られ 鈴鹿・菅原神社で十月桜が咲く(中日新聞 朝刊)
三重「小春日和の中、小さな花を咲かせたジュウガツザクラ」[三重県鈴鹿市]

 鈴鹿市国分町にある菅原神社の鎮守の森で18日、ジュウガツザクラ(十月桜)が咲いているのを、地元自治会役員の男性(67)が見つけた。 淡いピンクや白い小さな花が秋風に揺れており、男性は「来年2月ごろまで観察できる」と話した。 100本余りの5~7年生の苗木を一昨年に植え、高さ2メートル前後に成長した今秋、初めて本格的に花を付けた。神社は自治会が管理する350本のしだれ…

滋賀「青空に映える色鮮やかなダリア」

大輪のダリア70品種700株、豪華に咲く 日野で今月末まで見頃(中日新聞 朝刊)
滋賀「青空に映える色鮮やかなダリア」[滋賀県日野町]

 爽やかな青空が広がった19日、日野町鎌掛(かいがけ)の日野ダリア園で色鮮やかなダリアが見頃を迎え、訪れた人たちの目を楽しませている。見頃は今月末ごろまで。 ダリアはメキシコ原産のキク科で、品種により花の色や大きさが違う。オレンジと黄のグラデーションが特徴の「きらり」や、紅白が交ざった「祝花」など、1ヘクタールの園内に約70品種700株が植えられている。 写真愛好家…

三重「フジバカマの花の蜜を吸うアサギマダラ」

旅するチョウにピンク色の田園地帯 亀山各地で秋の風物詩(中日新聞 朝刊)
三重「フジバカマの花の蜜を吸うアサギマダラ」[三重県亀山市]

 10月も後半に差しかかり、亀山市内の各地で秋の風物詩が姿を見せ始めている。晴天に恵まれた18日、カメラを手に、この時季にしか見られない虫や花を追った。 (横田浩熙) 住民有志が管理する辺法寺町の植物園「穴虫の郷」には、長距離を移動することから「旅するチョウ」と呼ばれるアサギマダラが飛来。多い時には30頭ほどが舞っているという。 あさぎ色(薄い青緑色)のまだら模様の…

静岡「花咲会が植えたコスモスを観賞する児童ら」

秋色華やか 掛川・初馬でコスモス見頃(中日新聞 朝刊)
静岡「花咲会が植えたコスモスを観賞する児童ら」[静岡県掛川市]

 掛川市初馬の住民有志でつくる「花咲会」は16日、初馬会館南側のコスモス畑で見頃を迎えた花を楽しんでもらおうと、地元の子ども会とその家族約240人を招待し、つきたての餅を振る舞った。 花咲会は会員21人。荒れ地だった会館南側の斜面を整備し、ロウバイの苗木500本を植えるなどして「ロウバイの里」と名付け、地域に開放している。 今年は斜面の下部に約3000平方メートルのコスモス畑を初めて用意した。現在、七分咲きという。廃材を再利用した通路で畑の中も歩きやすく…

三重「秋を迎える中で満開になったヒマワリ」

季節外れのヒマワリ満開 いなべ・国道365号沿いの水田(中日新聞 朝刊)
三重「秋を迎える中で満開になったヒマワリ」[三重県鈴鹿市]

 いなべ市北勢町治田外面の国道365号沿いにある水田で、季節外れのヒマワリが満開になり、1.3ヘクタールに鮮やかな黄色い花が広がっている。1人数本であれば持ち帰りも可能。今月下旬ごろまで楽しめそう。 地元住民らでつくる「治田外面地域の里を守る会」が8月に種をまき、除草など世話をしてきた。秋の涼しさを感じるようになってきた中、9月末に開花した。岡田政頼会長は「元気な…

三重「ちらほら咲きだしたコスモス」

優しい秋色、コスモス咲く 鈴鹿の田んぼ、満開は10月下旬(中日新聞 朝刊)
三重「ちらほら咲きだしたコスモス」[三重県鈴鹿市]

 色とりどりのコスモスが鈴鹿市甲斐町の田んぼで咲きだし、秋を彩っている。 農村を花で演出しようと、住民でつくる水郷(みずさと)会が7月下旬、夜夫多(やぶた)神社近くの4カ所の水田計1ヘクタールに種をまいた。 今月2日には目印ののぼり旗を立て、延長約300メートルの「コスモス迷路」も造った。 秋の夕日に照らされた鈴鹿山脈とコスモスとの対比がきれいで、最盛期には多くの…

三重「工場の従業員が丹精込めて育てたダリア」

ダリア70種3000株、優雅に いなべ・フィルムメーカー「きもと」(中日新聞 朝刊)
三重「工場の従業員が丹精込めて育てたダリア」[三重県いなべ市]

 いなべ市北勢町京ケ野新田にある、フィルムメーカー「きもと」(本社・さいたま市)の三重第三工場西側の農園「KIMOTOダリアガーデン」で、ダリアの花が見ごろを迎えた。70種類約3000株が優雅に咲き誇る。10月上旬にピーク迎え、同月下旬まで楽しめる。 5000平方メートルの敷地には、ピンクや黄色など多彩な花が一面に広がる。赤紫色の「紫式部」や白色の「初孫」など個性豊か…

三重「尾呂志川沿いの河川敷を赤く染めるヒガンバナ」

ヒガンバナの赤いじゅうたん 御浜の尾呂志川河川敷で見頃(中日新聞 朝刊)
三重「尾呂志川沿いの河川敷を赤く染めるヒガンバナ」[三重県御浜町]

 御浜町柿原を流れる尾呂志川の河川敷では、ヒガンバナが見頃を迎え、写真愛好家らが赤く染まった河川敷の写真を撮るなどしている。今月いっぱい楽しめそうだ。 地域住民によると、この河川敷では数十メートルにわたりヒガンバナが自生している。住民らが定期的に草刈りなどの手入れをし、今年も彼岸入りした20日ごろから咲き始めた。台風の影響も大きく受けず、ピンと茎を伸ばして咲き誇っている…

長野「今年も開花したヒガンバナ」

秋告げる真っ赤な便り 伊那の矢島さん手入れ、ヒガンバナ見頃(中日新聞 朝刊)
長野「今年も開花したヒガンバナ」[長野県伊那市]

 伊那市美篶の三峰川右岸の堤防周辺に植えられているヒガンバナが見頃を迎え、真っ赤な花が秋の訪れを告げている。 地元の農業矢島信之さん(78)が、2014年に亡くなった妻美代子さんの勧めで、同年以降、地域の景観づくりにと堤防上や直下の水路沿い、近くの市道(通称・ナイスロード)脇などに約2000株を植えた。 「今年もきれいに咲いた。多くの人が見に来てくれるのが楽しみ」と矢島…

岐阜「赤と黄、2色のケイトウが咲き誇る東の大花壇」

大花壇にケイトウ3万株 ぎふワールド・ローズガーデンで見ごろ(中日新聞 朝刊)
岐阜「赤と黄、2色のケイトウが咲き誇る東の大花壇」[岐阜県可児市]

 可児市瀬田のぎふワールド・ローズガーデンの東の大花壇で、秋に咲く代表的な花「ケイトウ」が見ごろを迎えている。10月中旬まで楽しむことができる。 3000平方メートルもの広大な花壇に赤と黄、2色の花が鮮やかに咲き誇り、花のじゅうたんのようにも映る。7月11日に約3万株を植え付け、8月10日に咲き始めた。 ケイトウはヒユ科の一年草で、草丈の最も高い位置に花を付ける…

富山「見頃を迎えたダリア」

気分華やぐひとときを 氷見でダリア300本見頃(中日新聞 朝刊)
富山「見頃を迎えたダリア」[富山県氷見市]

 氷見市稲積の西洋風庭園「氷見あいやまガーデン」で、ダリアが秋の見頃を迎え、花壇に50品種の約300本が咲き誇っている。 和菓子のように赤と黄の色合いが美しい「まりまり」やピンクがだんだん色濃くなる「恋の予感」が人気。「結納」「ピンクダイヤモンド」「ウェディングマーチ」とめでたい名前が並ぶ。一等星、大歓声、ハロウィーンナイトなどユニークなネームプレートを見て、花を観賞するのも楽しい。 見頃は10月下旬まで。ガーデンマネージャーの増井裕行さんは「華やかで色、形が…

愛知「かわいらしい花を咲かせているキバナコスモス」

秋色満開、キバナコスモス 安城の農道沿いで見頃(中日新聞 朝刊)
愛知「かわいらしい花を咲かせているキバナコスモス」[愛知県安城市]

 安城市榎前町の農道沿いで、キバナコスモスの花が見頃を迎えた。オレンジ色や濃い黄色のかわいらしい花が通行人の目を楽しませている。 同町の作詞家、仙藤誠さん(77)が5年前、用水路の土手約60メートルにわたって種をまき、毎年咲くようになった。 仙藤さんによると、8月中旬に咲き始めた。今月20日ごろまで「付近を散歩する人に花を楽しんでもらいたい」と話している。 (竹内なぎ)…

富山「見頃を迎えたキバナコスモスの中で写真撮影を楽しむ来場者」

オレンジ 黄色 秋感じて 南砺・イオックスでキバナコスモスまつり(中日新聞 朝刊)
富山「見頃を迎えたキバナコスモスの中で写真撮影を楽しむ来場者」[富山県南砺市]

 南砺市才川七のイオックス・アローザスキー場で「キバナコスモスまつり」が開かれ、見頃を迎えたオレンジと黄色の花々が秋の訪れを感じさせている。10月2日まで。 2005年から毎夏に植栽され、今年はオレンジ色の「サンセット」と黄色の「レモンブライト」の2品種が初級ゲレンデにお目見え…

岐阜「見ごろを迎えた「教会の花畑」のサンパチェンス」

花畑の美しい季節、「秋のお花のリレー」始まる ひるがの高原牧歌の里(中日新聞 朝刊)
岐阜「見ごろを迎えた「教会の花畑」のサンパチェンス」[岐阜県郡上市]

 郡上市高鷲町の「ひるがの高原牧歌の里」で、さまざまな花が次々に咲き続ける「秋のお花のリレー」が始まった。 園内には3カ所の花畑があり、8種類の花を栽培している。現在は「教会の花畑」と「虹色の花畑」が見ごろとなり、訪れる人たちを魅了している。 教会の花畑は、小高い丘の上にある「花の教会」の周囲にサンパチェンス、ケイトウ、コキアが植えられている。赤や白のサンパチェンスは色鮮や…

福井「見頃を迎え、カラフルな花々が散策する人の目を楽しませるポーチュラカ」

太陽大好きポーチュラカ 春江「ゆりの里公園」(中日新聞 朝刊)
福井「見頃を迎え、カラフルな花々が散策する人の目を楽しませるポーチュラカ」[福井県坂井市]

 坂井市春江町石塚の「ゆりの里公園」で、ポーチュラカが見頃を迎えている。好天に恵まれた28日は、カラフルな花畑の周りを家族連れらが散策したりカメラに収めたりしていた。 ポーチュラカは暑さに強い草花で、地表をはうように生育する。直径3センチほどの愛らしい花をオレンジや黄色、ピンクなど色とりどりに咲かせるが、雨や曇りの日は花が開かない。 園では、ユリのシーズンが終わった7月初…

福井「埴安姫神社の周辺を愛らしく彩るシモツケ」

3年ぶりに開花「シモツケ」見ごろ 大野・埴安姫神社(中日新聞 朝刊)
福井「埴安姫神社の周辺を愛らしく彩るシモツケ」[福井県大野市]

 大野市蕨生(わらびょう)の埴安姫(はにやすひめ)神社境内で、バラ科の落葉低木「シモツケ」の花が見ごろを迎えている。紅色の小さな花々が、訪れた人に癒やしを与えている。 この地域には道の駅「越前おおの荒島の郷」や、本年度末供用開始予定の中部縦貫自動車道大野東インターチェンジ(仮称)がある。訪れる人をもてなそうと、5年ほど前に地域の住民がシモツケ約1600本を植え、世話してきた。 害虫の被害で一昨年、昨年と続けて花が咲かなかったが、今年は県奥越農林総合事務所の指導…

滋賀「見ごろを迎えつつあるヒマワリ畑」

ヒマワリ畑 観光スポットに 愛荘の「継ノ農園」 育てた村上さん、畑の中に迷路造りへ(中日新聞 朝刊)
滋賀「見ごろを迎えつつあるヒマワリ畑」[滋賀県愛荘町]

 愛荘町豊満で「継ノ農園」を営む村上大喜さん(25)が育てるヒマワリ畑が見ごろを迎えつつある。「町に観光スポットをつくりたい」との思いで今年初めて取り組んだ。今後は畑の中に通路を造り、迷路としても楽しめるようにする。 ヒマワリ畑は継ノ農園のそばにあり、170~180センチの背丈のヒマワリが黄色い花を咲かせている。快晴に恵まれた31日には、多くの親子連れが花を観賞したり、記念…

石川「青空に白い花がくっきりと映えるサルスベリ」

サルスベリ 雲のように 大聖寺・実性院 来月下旬にかけ 見頃(中日新聞 朝刊)
石川「青空に白い花がくっきりと映えるサルスベリ」[石川県加賀市]

 加賀市大聖寺下屋敷町の曹洞宗寺院「実性院(じっしょういん)」で、サルスベリの真っ白な花が見頃を迎えている。 花が咲く期間が長いことから「百日紅(ひゃくじつこう)」との別名もあるサルスベリ。境内には樹高9メートルほどの6本が植栽され、8月下旬にかけて白色の花を順番に咲かせていくという。28日現在、本堂正面の木が最も花を付け、夏の青空に白い花がくっきりと映えていた…

滋賀「水中にかれんな花を咲かせる梅花藻」

水中にかれんな白い花 米原・醒井宿、地蔵川の梅花藻(中日新聞 朝刊)
滋賀「水中にかれんな花を咲かせる梅花藻」[滋賀県米原市]

 旧中山道宿場町の醒井宿(米原市醒井)沿いの地蔵川で、梅花藻が透き通った水中にかれんな花を咲かせ、涼しげな風景を演出している。8月下旬まで楽しめる。 キンポウゲ科の沈水植物で、白く小さな梅に似た花を付けることから名が付いた。宿場町を流れる400メートルほどに群生している。 市によると、今年は5月下旬に開花。7月に入ると雨が続いた影響で水位が上がり、花が減ってしまった。晴れの日が1週間ほど続けば、水位も花の数も戻るという。 多くの家族連れや写真愛好家が訪れ、清流に…

三重「リュウゼツランの花」

「リュウゼツラン」奇跡の同時開花 松阪と多気(中日新聞 朝刊)
三重「リュウゼツランの花」[三重県松阪市]

 数十年に1度開花するといわれている「リュウゼツラン」が、松阪市と多気町で咲き始めた。リュウゼツランはメキシコ原産の多肉植物で、数メートルの花茎を高く伸ばし、黄色い花を咲かせている。(清水悠莉子) 松阪市伊勢寺町の松阪農業公園ベルファームでは、イングリッシュガーデン内のリュウゼツランが8年ぶりに開花した。21日から黄色い花が咲き始め、ガーデンの職員によると、8月初旬ごろに満開になるという。 同園での開花は2014年以来で2回目。5月中旬ごろから花茎が伸び始め、7メー…

三重「見頃を迎えたヤマユリ」

松阪市の花、ヤマユリ開花ピーク 飯高の波瀬植物園(中日新聞 朝刊)
三重「見頃を迎えたヤマユリ」[三重県松阪市]

 松阪市飯高町波瀬の波瀬植物園で、ヤマユリが開花のピークを迎えた。ヤマユリは市の花でもあり、地元では「波瀬ゆり」と呼ばれて親しまれている。見頃は今月末ごろまで。 ヤマユリはユリ科の多年草で、直径20センチほどの大きな花を付ける姿から「ユリの王様」とも称される。植物園では、20年以上前から園内の各所に計150株が植えられていて、華やかな見た目と甘い香りで訪れる人を癒やしている。 植物園の職員、湯浅政治さん(67)は「花がすごく大きく、香りも強い。ぜひ見に来て…

静岡「見頃を迎えたハマゴウ」

ハマゴウ見頃迎える 浜松・五島海岸で環境団体が保護(中日新聞 朝刊)
静岡「見頃を迎えたハマゴウ」[静岡県浜松市]

 浜松市南区の五島海岸で、青紫色の「ハマゴウ」の花が見頃を迎えている。全国でも有数の群生地で、地元の有志が長年種まきや自生地の保護などの手入れを続けてきた。9月ごろまで楽しめる。 ハマゴウは、高さ30センチほどのシソ科の低木で、砂地で生育する。同海岸では、約200メートルにわたって群生し、花を咲かせている。実は「蔓荊子(まんけいし)」と呼ばれる生薬として用いられ、鎮痛や解熱、消炎作用をもつとされる。葉や実から、ミントのようなさわやかな香りがするため「浜香」と…

石川「涼しげなスイレン」

水面のスイレン ピンクの癒やし 白山(中日新聞 朝刊)
石川「涼しげなスイレン」[石川県白山市]

 白山市蓮池町のアプリコットパークにある池で、かれんなスイレンの花が咲き、涼しげな姿に公園を訪れる人が癒やされている。 同パーク管理棟近くの日本庭園風の一角に池がある。早朝に訪れると、水面(みなも)を覆うような濃い緑の葉の間に、ピンク色のスイレンの花が幾つも咲き、つぼみがゆっくりと開いていく様子も見られた。 大きなコイもいて、スイレンの下を泳ぐと、花が静かに揺れ、涼感を誘った。(飯田克志)…

岐阜「ササユリをめでる栗谷本さん」

富士見台「天空のササユリ」見頃 中津川・栗谷本さんが保護活動20年(中日新聞 朝刊)
岐阜「ササユリをめでる栗谷本さん」[岐阜県中津川市]

 中津川市落合の自然体験塾主宰・栗谷本(くりやもと)征二さん(78)が仲間とともに、長野県境にまたがる富士見台高原(標高1,739メートル)でササユリの保護を始めて約20年たった。 花は7、8センチのラッパ形で、ピンクや白など色の濃淡を楽しめる。今年は5日ごろから咲きだし、来週初めごろまで見られそう。 「かわいいね。ここまで汗をかいて登って来て眺めるから感動する。雷の…

石川「薄紫色の花を咲かせるロシアンセージの花壇」

夏の紫 爽やかに香る ロシアンセージ(中日新聞 朝刊)
石川「薄紫色の花を咲かせるロシアンセージの花壇」[石川県白山市]

 「ハーブロード」の愛称で知られる白山市瀬戸の国道360号の沿道で、薄紫色のハーブの一種「ロシアンセージ」が、心地よい香りを漂わせている。見頃は9月ごろまで続く。 (吉田拓海) 瀬戸野交差点から約1キロの道路の両側に設置された花壇に植えられている。同じ花壇には、涼しい気候を好むハーブ「ラベンダー」も植えられ、こちらも青い花を咲かせている。 10日には、行き交うドライバーらが車窓越しに美しい景色を眺めていた。花壇に近寄ると、清涼感ある香りが漂っていた。 ハーブロードは…

静岡「木道脇で葉の一部を白く染めたハンゲショウ」

白と緑の変化「ハンゲショウ」 森町で見頃(中日新聞 朝刊)
静岡「木道脇で葉の一部を白く染めたハンゲショウ」[静岡県森町]

 森町鍛治島地区にある「半夏生の里」で、群生するハンゲショウが見頃を迎えている。訪れた人たちは緑と白色のコントラストを楽しんだ。 ハンゲショウはドクダミ科の多年草。雑節の半夏生(夏至から11日目)のころに白い花を咲かせ、葉の一部が白くなるのが名の由来とされる。 生育地は減少傾向にあり、鍛治島地区は国内で貴重な群生地で広さは約3000平方メートル。地元住民の有志20人でつくる団体「てんぽうの里 半夏生」(浦上正男代表)が、2015年から木道の整備や案内板設置をし、昨年…

岐阜「丘を紫色に染めるラベンダー」

夏の名物、ラベンダー3品種5000株鮮やか 郡上市高鷲・牧歌の里(中日新聞 朝刊)
岐阜「丘を紫色に染めるラベンダー」[岐阜県郡上市]

 郡上市高鷲町鷲見のテーマパーク「ひるがの高原牧歌の里」でラベンターの花が咲き、訪れる人たちを楽しませている。 なだらかな丘に広がる畑にラバディーングロッソ、ヒッドコート、フォーエバーブルーの3品種5000株が植えられている。涼しげな花は丘を紫色に染め、近寄ると独特の香りが漂う。 今年は梅雨が早々と明けて猛暑に見舞われたが、標高1000メートルの高原は過ごしやすい。来園者は…

三重「薄桃色の花を咲かせる大賀ハス」

古代ハスが開花 玉城町田丸の田丸城跡周辺(中日新聞 朝刊)
三重「薄桃色の花を咲かせる大賀ハス」[三重県玉城町]

 「古代ハス」として知られる大賀ハスが、玉城町田丸の田丸城跡の内堀などで薄桃色の優美な花を開き、地域住民や訪れる人たちを楽しませている。 大賀ハスは、1951年に千葉市の縄文遺跡で発掘されたハスの実を発芽させた品種で、夏に24~28センチほどの花を咲かせる。 玉城町には三十数年前に住民から寄贈され、2007年、田丸城の築城670周年を記念して内堀に移植された。町役場西側の内堀約150平方メートルと、玉城中学校近くの約30平方メートルの池で目にすることができる…

福井「蒸し暑い境内で涼やかに咲くキキョウ」

猛暑に涼しげ、明智のキキョウ 丸岡の称念寺で見頃(中日新聞 朝刊)
福井「蒸し暑い境内で涼やかに咲くキキョウ」[福井県坂井市]

 戦国武将・明智光秀が10年間を過ごしたとされる称念寺(坂井市丸岡町長崎)で、キキョウの花が見頃を迎えている。明智家の家紋にもなっている青紫色の凜とした花が、連日の猛暑の中で涼しげに咲いている。 2018年に福井国体が開催された際、近くのサッカー競技場を訪れる人たちをもてなそうと、キキョウのプランターが並べられた。その後、高尾察誠住職や地元住民らが境内に植え替えて手入れを続け、約100株あるキキョウは毎年花をつけている。 高尾住職は「雨が少ないから白っぽくて力が…

福井「葉が白く色づいたハンゲショウ」

ハンゲショウ白く色づく 美浜の国吉城資料館、御城朱印も販売(中日新聞 朝刊)
福井「葉が白く色づいたハンゲショウ」[福井県美浜町]

 美浜町佐柿の若狭国吉城歴史資料館周辺で、葉が白く色づいたハンゲショウが見頃を迎えている。 ドクダミ科の多年草で、夏至から11日目の「半夏生」に花を咲かせることや、葉の半分がおしろいのように白くなる「半化粧」から名が付いたとされる。県の絶滅危惧種に指定されている。 同館周辺では主に西側の約4000平方メートルに群生。見頃は今週いっぱいで、7月中旬まで咲いているという…

愛知「見頃を迎えたハス」

ハスの花、澄んだ池に咲き誇る 岡崎の伊賀八幡宮(中日新聞 朝刊)
愛知「見頃を迎えたハス」[愛知県岡崎市]

 岡崎市伊賀町の伊賀八幡宮で、ハスの花が見頃を迎えている。7月いっぱい楽しめそうだ。 本殿南の参道沿いにある計約450平方メートルの池で、ピンク色の大賀ハスが咲き誇っている。例年通り6月中旬に花が咲き始めた。28日は日傘を差した人らがスマートフォンで写真を撮るなどして、ゆったりとした時間を過ごしていた。 同宮の禰宜(ねぎ)斎藤延和さん(31)は「つぼみのハスもあるが、今年2月に氏子らが池を約20年ぶりに掃除したので、特に午前中の早い時間にきれいなハスが見られそう」と…

石川「アジサイを撮影する人ら」

華やか アジサイ 俱利迦羅不動寺で見頃(中日新聞 朝刊)
石川「アジサイを撮影する人ら」[石川県津幡町]

 津幡町の俱利迦羅不動寺鳳凰殿のアジサイが見頃を迎えている。寺によると、駐車場の壁面や境内、参道に1000余りが植えられている。26日は多くの人たちが訪れ、白や青、紫色などの花を撮影していた。 白山市の会社員男性(44)は「数年前から趣味で写真撮影を始めた。写真を撮るようになって花に興味が出てきた。ちょうず鉢などにアジサイの花が浮かべられているのもいい」と話していた。 寺の関係者は「3日間でいいから雨が降ってほしい」とも。見頃は7月初旬まで。(島崎勝弘)…

三重「葉の一部を白く染めているハンゲショウ」

初夏を告げるハンゲショウ アスピア玉城で見頃(中日新聞 朝刊)
三重「葉の一部を白く染めているハンゲショウ」[三重県玉城町]

 初夏に葉を白く色づかせるハンゲショウが、玉城町原の複合施設「アスピア玉城」で見頃を迎えている。 ハンゲショウはドクダミ科の多年草。6~7月ごろ、小花が集まって咲くと、その周囲の葉が緑から白に変化し、花期が終わると葉も緑に戻る。名前の由来は、七十二候の「半夏生(はんげしょう)」の頃に花を咲かせるからとも、白くなった葉が半分化粧しているように見えるからともいわれる。 アスピア玉城内の町営温泉「ふれあいの館」前を流れる小川沿いに、7メートルほどにわたって草丈30~90…

石川「例年より早く咲いた「八重咲き」のタチアオイ」

タチアオイ 個性豊かに 門前・高根尾地区で3000株見頃(中日新聞 朝刊)
石川「例年より早く咲いた「八重咲き」のタチアオイ」[石川県輪島市]

 輪島市門前町高根尾地区で、住民が道路沿いや田のあぜ、畑で育てているタチアオイが見頃となった。地区内に3000株ほどが植えられ、赤、白、ピンクの花が咲き乱れている。7月上旬まで楽しめそう。 地元の住民組織、「たかねをクラブ」が20年ほど前から世話している。タチアオイが開花すると梅雨が始まり、散ると終わるとされ、農作業の目安にもなってきた。自然交配が進み同じ色でも濃淡があり、花びらの枚数も違う。今年は例年7月に咲く多弁花が2週間ほど早く開花。地域では「八重咲き」や…

富山「ユリなどの夏の季節の花々が咲き誇る会場」

梅雨… ユリ見て元気に 砺波・四季彩館 夏の花で企画展(中日新聞 朝刊)
富山「ユリなどの夏の季節の花々が咲き誇る会場」[富山県砺波市]

 砺波市のチューリップ四季彩館の企画展「季節を彩る花々 夏」が同館で開かれている。7月5日まで。 白やピンク、黄色などのユリ6品種80鉢を展示。デイゴやダリア、ハイビスカスなど夏に咲く花々100鉢も並べた。一年中チューリップが咲く「パレットガーデン」では、抑制栽培で育てた10品種のチューリップで彩られている。 会場の天井からピンクや青色などのカラフルなビニール傘「アンブレラスカイ」をつり下げ、クマやウサギなどのバルーンも取り付けた。担当者は「梅雨の季節だが…

福井「本堂の近くで見頃を迎えたアジサイ」

多彩にアジサイ1100株 小浜・羽賀寺(中日新聞 朝刊)
福井「本堂の近くで見頃を迎えたアジサイ」[福井県小浜市]

 小浜市羽賀の羽賀寺でアジサイが見頃を迎えている。濃淡の紫や青、ピンク、白など色とりどりの花が本堂や参道、駐車場周辺などを彩っている。今年の開花はやや遅めで、梅雨が続く7月初旬から中旬ごろまで楽しめそう。 檀家の協力で年々株数を増やしており、現在は約1100株が植栽されている。てまり咲きやがく咲きの多彩な品種が植えられており、形や色合いの違いを見比べながら散策できる。世話をしている同寺の玉川美保子さん(59)は「これから花が大きくなり、色づきもはっきりしてくる…

愛知「青を基調に清涼感を演出した温室の花壇」

夏を意識、清涼感の衣替え 春日井市都市緑化植物園の温室(中日新聞 朝刊)
愛知「青を基調に清涼感を演出した温室の花壇」[愛知県春日井市]

 本格的な夏の訪れを前に、春日井市細野町の市都市緑化植物園の温室「緑と花の休憩所」で、園のボランティア「パセリクラブ」が花壇の植え替えをした。 テーマは「涼しさ」。6月が見頃のアジサイをはじめ、キキョウやプルンバーゴ、ユウギリソウなど青を中心に、紫や白といった淡く優しい色合いの小花を添えて清涼感を演出した。 温室横の「散策路ストリート」にはグズマニア、アンスリウム、バナナ…

三重「見頃を迎えているノハナショウブ」

ハナショウブ群落が見頃に 明和・斎宮(中日新聞 朝刊)
三重「見頃を迎えているノハナショウブ」[三重県明和町]

 江戸時代から伊勢神宮の参詣客を楽しませたとされ、国天然記念物に指定されている明和町斎宮のハナショウブ群落が今年も大輪を咲き誇っている。 ノハナショウブは園芸などで栽培されるハナショウブの原種。1936年に天然記念物に指定された群落西側の約520平方メートルの池と、そこから株分けされて植えられた周辺の計約2000平方メートルの5つの池で、花びらの根元に黄色が入った濃い紫色の花が開いている。 町斎宮跡・文化観光課によると、15日ごろまで…

三重「青や紫色など鮮やかに咲き誇るアジサイ」

多気でアジサイ見頃 インスタでフォトコンテストも(中日新聞 朝刊)
三重「青や紫色など鮮やかに咲き誇るアジサイ」[三重県多気町]

 多気町の丹生地域を1万株のアジサイが青や紫、白など色鮮やかに染め、訪れる人を癒やしている。地元のまちづくりを担う一般社団法人「ふるさと屋」によると、現在は3~4割のアジサイが咲き、見頃のピークは今週末ごろで、今月下旬まで楽しめるという。 3日は、多くの人がアジサイを見ながら地域を散策。家族4人で初めて訪れたいなべ市藤原町の男性(90)は「家でも育てているけど、こんなにきれいな色ではなかなか咲かない。見ることができてよかった」と笑顔だった…

福井「来園者を楽しませる色とりどりのバラ」

バラと絶景共演 レインボーライン山頂公園(中日新聞 朝刊)
福井「来園者を楽しませる色とりどりのバラ」[福井県美浜町・若狭町]

 美浜、若狭両町にまたがるレインボーライン山頂公園で、赤や黄、紫など色とりどりのバラが見頃を迎えている。眼下に望む三方五湖や若狭湾の絶景と大輪の花を楽しむことができる。見頃は今月中旬まで。 バラ園は広さ280平方メートルで、世界各国の110種600株が植わっている。今年は5月に暖かい日が多く、例年以上に花が大きく育っている。 ピンク色で大きめの花をつける定番の「桃香」をはじめ、赤と白のマーブル模様が美しい「センチメンタル」、甘いフルーツのような香りが特徴の…

愛知「色とりどりに咲くアジサイ」

色つややかに1万株開く 稲沢・性海寺などで「あじさいまつり」始まる(中日新聞 朝刊)
愛知「色とりどりに咲くアジサイ」[愛知県稲沢市]

 稲沢市大塚南の大塚性海寺(しょうかいじ)歴史公園と、隣接する性海寺で1日、「第31回稲沢あじさいまつり」が始まった。約90種類、1万株のアジサイが、色とりどりに咲き誇っている。19日まで。 新型コロナウイルスの影響で中止が続き、3年ぶりの開催。寺の住職で実行委員会長の鵜飼五大(いつお)さん(74)によると、例年より開花が少し早く…

岐阜「見頃を迎えたクリンソウ」

山麓に赤、白の花々 高山・国府でクリンソウ見頃(中日新聞 朝刊)
岐阜「見頃を迎えたクリンソウ」[岐阜県高山市]

 高山市国府町宇津江の「四十八滝山野草花園 花の森」で、クリンソウの花が見頃を迎えている。 クリンソウは、サクラソウ科の多年草。花の森では15万本を栽培。仏閣の先端部分に設ける「九輪」の姿に似た、数段に重なった赤や白色などの花々が、山麓に一面に広がっている。 四十八滝総合案内所によると、見ごろは6月中旬まで。同公園の宮下昌巳管理課長は「緑の林の中に映える赤や白、ピンクのクリンソウを、きれいな空気の中でご堪能いただきたい」と話している…

三重「見頃を迎えたネジキの花」

かれんに連なる花ちょうちん 紀北でネジキ咲く(中日新聞 朝刊)
三重「見頃を迎えたネジキの花」[三重県紀北町]

 紀北町東長島の片上池で、落葉低木のネジキの花が見頃を迎えている。ちょうちんがぶら下がっているようなかわいらしい花で、今月中旬まで楽しめそう。 片上池の「タブノキの杜(もり)」広場から南に400メートルほどのウオーキングコース沿いで見られる。花は白く、長さ1センチほどで、連なって咲いている。老木になると樹皮が割れ、木の幹がねじれることから名付けられたという…

富山「見頃を迎えたバラ」

バラ花壇 香り優雅 砺波・県センター 60種200株見頃(中日新聞 朝刊)
富山「見頃を迎えたバラ」[富山県砺波市]

 砺波市の県花総合センターのバラ花壇に植えられた60品種200株のバラが見頃を迎えている。6月上旬まで。 花壇に掛けられている3本のアーチには、薄ピンクの羽衣や黄色のグラハム・トーマスなどのつるバラが満開となったほか、鮮やかな赤色のトランペッターなども見頃を迎え、花壇いっぱいに優雅な香りが広がっている。 担当者は「今年もきれいに咲いてくれた。これからは暑かったり…

福井「さわやかな高原の風に揺れるオキナグサ」

綿毛揺れるオキナグサ 大野・六呂師高原(中日新聞 朝刊)
福井「さわやかな高原の風に揺れるオキナグサ」[福井県大野市]

 大野市の六呂師高原で、オキナグサが真っ白な綿毛を広げ、高原の風に揺れている。 オキナグサはキンポウゲ科の多年草。赤紫色の花を咲かせた後、名前の由来となっている「翁」のひげのような綿毛を付ける。県内の自生地は絶えたとされるが、愛好家グループ「オキナグサを蘇らせる会」が自宅などで育てている。 会のメンバーで、同市南六呂師で農家民宿「このは」を営む矢尾政士さん(72)も敷地内で200株以上育てている。4月中旬に花を咲かせ…

愛知「色鮮やかな花を咲かせるバラの花壇」

咲き誇る1400株のバラが見頃 一宮の138タワーパーク(中日新聞 朝刊)
愛知「色鮮やかな花を咲かせるバラの花壇」[愛知県一宮市]

 一宮市光明寺の138タワーパークで、色とりどりのバラ約1400株が、見頃を迎えている。6月下旬ごろまで楽しめる。 木曽川の清流を表現したという渦巻き形に花が並ぶ花壇に、鮮やかなピンク色の「ピンクノックアウト」や黄色の「サニーノックアウト」など計6種が咲き誇る。花畑の中でドレスを着ているような写真が撮れるフォトスポットも設置されている。 バラの花を眺めていた…

富山「初夏に咲く花々を集めた会場」

初夏の花と涼しげに チューリップ館で企画展(中日新聞 朝刊)
富山「初夏に咲く花々を集めた会場」[富山県砺波市]

 砺波市のチューリップ四季彩館の企画展「季節を彩る花々~初夏~」が開かれている。6月14日まで。 青やピンク、白色のアジサイ30品種100鉢のほか、クレマチスやデルフィニウムなど青系の花々を中心に集めた。チューリップが一年中咲く「パレットガーデン」では赤色のプリティーウーマン、黄色のイエローフライトなど抑制栽培で育てた10品5000本が来場者を楽しませている。 館内ではデルフィニウムやキンギョソウ、ラベンダーなどの寄せ植えを…

長野「フクロナデシコの花でピンクに染まる」

湿原染めるミツガシワ 大野・妻平湿原(中日新聞 朝刊)
長野「フクロナデシコの花でピンクに染まる」[長野県南箕輪村]

 南箕輪村南原の農家伊藤照夫さん(84)方の国道361号沿いにある畑で、一面のフクロナデシコが見頃を迎えている。ハート形のピンクの花が5月晴れの空に映え、訪れた人たちの目を楽しませている。 1週間ほど前から咲き始め、現在は6、7分咲きという。満開は23日の見込みで、来月初旬まで楽しめそう。 酪農を営んでいた伊藤さんが、飼料用トウモロコシを育てていた約50アールの畑に種をまき、11年前から世話をしている。東西にアルプスの雄大な山々を望む…

静岡「色鮮やかな花を咲かせるハナショウブ」

初夏の彩り 早咲きハナショウブ、加茂荘花鳥園で見頃(中日新聞 朝刊)
静岡「色鮮やかな花を咲かせるハナショウブ」[静岡県掛川市]

 日差しが降り注ぎ午前中から久しぶりの快晴となった18日、掛川市の加茂荘花鳥園で早咲きのハナショウブが見頃となり来園者を楽しませている。 園内には約600品種、50万本のハナショウブがあり、早生(わせ)、中咲きと、咲かせる品種を変えながら6月中旬まで楽しめる。 紫、白、薄紫色など早生の品種が咲きそろう中、訪れた人たちは日傘や帽子で日差しを遮りながら、初夏の彩りを楽しんだ。 汗ばむ陽気の中、娘2人と訪れていた主婦(66)=浜松市南区=は「先週から天気の良い日に…

三重「見頃を迎えたセンダンの花」

やさしく揺れる薄紫色 紀北・赤羽川近くセンダン花盛り(中日新聞 朝刊)
三重「見頃を迎えたセンダンの花」[三重県紀北町]

 紀北町島原の赤羽川近くで、落葉高木のセンダンの花が見頃を迎えている。 花は薄紫色で、直径約2~3センチ。非常に多く咲いているため、木が部分的に薄紫色に染まったように見える。木は高く、15メートルほどあるが、同町の「若者センター」近くの宮前橋から花を観察できる。 森林インストラクターの奥川次郎さん(73)は「町内の赤羽公園には以前、大木があったが、数年前に公園のグラウンドを拡張する際に伐採されてしまった」と残念そうに話した。花は、今月いっぱい楽しめそう…

静岡「色鮮やかに咲きそろい見頃を迎えたバラ」

春バラが浜松で見頃(中日新聞 朝刊)
静岡「色鮮やかに咲きそろい見頃を迎えたバラ」[静岡県浜松市]

 浜松市西区では、色鮮やかな「春バラ」が各所で見頃を迎えている。午後から晴れ間も広がった11日には、多くの人たちが華やかに咲きそろう花々を楽しんでいた。 同区舘山寺町のはままつフラワーパークでは、約3000平方メートルのローズガーデンに、約270品種1100株が植えられている。同園によると、今年は開花が例年より1週間ほど早く進んだが、花付きや咲き具合ともに良く、上々の出来栄えという。 家族で訪れた同市北区の会社員(35)は「マスクを通すほどの甘い香りにびっくり…

愛知「五分咲きとなったシバザクラ」

ピンクのじゅうたん拡大中 茶臼山高原、満開待つシバザクラ(中日新聞 朝刊)
愛知「五分咲きとなったシバザクラ」[愛知県豊根村]

 豊根村の茶臼山高原で14日~6月5日、恒例の「芝桜まつり」が開かれる。10日現在、シバザクラは五分咲きの状態で、14日あたりから2週間程度、見頃を迎えるという。 村がスキー場のオフシーズンの観光振興を図るため、2007年から植栽。標高1,358メートルの萩太郎山頂周辺の丘陵2.2ヘクタールに、ピンク、白、淡い青など7種類、40万株のシバザクラが咲き誇る。 静岡県袋井…

福井「妻平湿原を白く染めるミツガシワ」

湿原染めるミツガシワ 大野・妻平湿原(中日新聞 朝刊)
福井「妻平湿原を白く染めるミツガシワ」[福井県大野市]

 大野市南六呂師の妻平湿原に群生するミツガシワが見頃を迎えている。青空が広がった10日は時折、行楽客が訪れ、湿原内の遊歩道から白く愛らしい花をじっくりと眺めたり、写真を撮ったりして楽しんでいた。 ミツガシワは山地の湿地などに自生する多年生の水草。独特の毛が生えた小さな白い花を咲かせ、3枚ある葉の形が、家紋の「三柏」に似ていることが名前の由来とされる。県内の自生地は限られ、県準絶滅危惧種に指定されている。県自然保護センターによると今が一番の見頃で…

岐阜「色とりどりに咲いたルピナス」

「昇り藤」色とりどり 美濃・洲原ひまわりの里でルピナス見頃(中日新聞 朝刊)
岐阜「色とりどりに咲いたルピナス」[岐阜県美濃市]

 美濃市下河和の洲原ひまわりの里で色とりどりのルピナスが見頃を迎え、来場者の目を楽しませている。 ルピナスは北米原産のマメ科で、フジに似た花を咲かせることから「昇り藤」の異名を持つ。地域住民でつくる「元気モリモリ洲原村」が昨年9月に初めて種をまき、200平方メートルの畑に約2000本が植わる。50センチ~1メートルの高さに成長したルピナスは、紫や白、ピンクなどさまざまな…

福井「艶やかに咲くギョイコウ」

ギョイコウ、艶やかに 池田(中日新聞 朝刊)
福井「艶やかに咲くギョイコウ」[福井県池田町]

 若葉のような黄緑色の花を咲かせる桜「ギョイコウ」が、池田町土合皿尾で、新緑に溶け込むように咲いている。花は1週間から10日ほど楽しめ、花の中心が赤く染まるころ満開を迎える。 かずら橋近くに広がる園庭に数本植えられ、毎年この時季になると、黄緑色の花が開く。今年は25日に咲き始めた。木々の若葉と色が似ているため、その姿に気付かずに通り過ぎてしまう人もいるという。 27日は、雨にぬれてしっとりと咲くギョイコウの花を、散策に訪れた人たちが興味深そうに見入っていた…

岐阜「見頃を迎えたハナモモ」

青空の下“桃源郷”現る 郡上・明宝でハナモモ3000本見頃(中日新聞 朝刊)
岐阜「見頃を迎えたハナモモ」[岐阜県郡上市]

 郡上市明宝小川で観光の呼び物のハナモモが見頃を迎えている。田園風景をピンクや赤、白の花で彩り、「桃源郷」を連想させる風景をつくっている。見頃は来週まで続く見通し。 約3000本が山や川沿い、休耕地などに並ぶ。2000年に住民参加で2000本を植樹したのが始まり。交通の難所を解消するめいほうトンネルの開通後、地域が通過点とならないように、住民でつくる「小川ふるさとづくり…

岐阜「見ごろを迎えたネモフィラ」

薄青色のネモフィラじゅうたん 美濃加茂・ぎふ清流里山公園で見ごろ(中日新聞 朝刊)
岐阜「見ごろを迎えたネモフィラ」[岐阜県美濃加茂市]

 美濃加茂市山之上町の「ぎふ清流里山公園」で、約2万4000本のネモフィラが見ごろになっている。ヤマモミジなども一斉に芽吹き、新緑が美しい。 ネモフィラは園内中央にある約1500平方メートルの畑に昨年10月に種まきした。隣の畑には菜の花があり、水色と黄色のじゅうたんのような景色が広がる。ネモフィラは5月上旬ごろまで楽しめそうだ。 園内では5月8日までの土日祝日に小さな…

長野「かれんな花を咲かせるカタクリ」

カタクリの花かれんに 塩尻・池生神社で見頃(中日新聞 朝刊)
長野「かれんな花を咲かせるカタクリ」[長野県塩尻市]

 塩尻市宗賀本山の池生神社の社叢で、かれんなカタクリの花が見頃を迎え、訪れる人の目を楽しませている。 神社は奈良井川の権現橋近くにあり、昔から「池の権現」と呼ばれて親しまれてきた。社叢は1971(昭和46)年に市の天然記念物に指定された。 カタクリは神社周辺の遊歩道沿いに自生。市観光協会によると、今月9日に日当たりの良い場所で咲き始め、地面から15センチほどの細い茎を伸ばし、その先に薄紫の花を咲かせている。 市内でこれだけの数のカタクリを楽しめる場所は…

滋賀「見頃を迎え、色鮮やかなチューリップ」

ブルーメの丘でチューリップ見頃(中日新聞 朝刊)
滋賀「見頃を迎え、色鮮やかなチューリップ」[滋賀県日野町]

 爽やかな陽気になった17日、日野町西大路の滋賀農業公園ブルーメの丘でチューリップが鮮やかな花を咲かせて見頃を迎えている。24日ごろまで美しく咲いた花が楽しめるという。 園の一部の面積5000平方メートルの花畑に球根10万球が植えられており、現在はわせ種や中生種といった種類が咲き誇っている。ユリのような形をした「プリティーウーマン」や、八重咲きの「イエローポンポネット」など51品種がある。 大勢の家族連れや犬を連れたペット愛好家らの姿が見られ…

三重「白い花をつけるマメナシ」

絶滅危惧種のマメナシの白い花満開 伊勢・東大淀(中日新聞 朝刊)
三重「白い花をつけるマメナシ」[三重県伊勢市]

 東海地方のみに自生する絶滅危惧種のマメナシが、伊勢市東大淀町の田園で、満開の白い花を咲かせ、地元の人らの目を楽しませている。 マメナシはバラ科の落葉高木。4月上旬ごろ、桜に似た直径2、3センチの白い花を咲かせ、6月ごろに薄茶の直径1センチほどの実をつける。県内では「イヌナシ」の名でも知られる。 マメナシがあるのは、あたり一面に田んぼが広がる田園の中の地元町会が管理する一角。約40年前、町内の土地改良事業の際、田んぼ脇に自生していたマメナシ1本を移植し…

岐阜「見頃を迎えた八重桜」

八重桜の川、こいのぼり泳ぐ 海津(中日新聞 朝刊)
岐阜「見頃を迎えた八重桜」[岐阜県海津市]

 1000本の八重桜を誇る海津市南濃町奥条の羽根谷だんだん公園で、谷沿いの桜並木が見頃を迎えている。こいのぼりが谷をまたいで飾られており、好天の13日には訪れた人たちが撮影やピクニックを楽しんでいた。 公園にある県さぼう遊学館の日置智学芸員によると、今年の開花に向けて肥料を改良。剪定(せんてい)にも力を入れて「花の色が良くなった」と話す。こいのぼりは海津市が誕生する前の旧南濃町時代に始まった。いずれも寄贈品で、今年は21匹が泳ぐ。こいのぼりは遊学館の前にも…

愛知「ピンクや紫のシバザクラ」

ピンク・紫、モザイクじゅうたん 犬山城前でシバザクラ見頃(中日新聞 朝刊)
愛知「ピンクや紫のシバザクラ」[愛知県犬山市]

 犬山市の犬山城前広場西側の斜面で、シバザクラが見頃を迎えた。城に向かう観光客らがピンクのじゅうたんを見つけ、「わー、きれい」と歓声を上げている。 斜面は北向きで、2016年まで旧市体育館があった。540平方メートルほどを、紫とピンクの2種類のシバザクラが埋める。約8700株のうち半数は18年9月、近くの犬山北小学校の全校児童が植えた。 管理する市の担当者によると…

岐阜「咲き誇るしだれ桃」

里を彩る しだれ桃 恵那「きね四季花会」が植栽(中日新聞 朝刊)
岐阜「咲き誇るしだれ桃」[岐阜県恵那市]

 恵那市串原の木根地区一帯で、約2000本のしだれ桃が見頃を迎えた。赤、白、ピンクの花が咲き誇り、山あいの里に彩りを添えている。 住民有志でつくる「きね四季花会」が11年前から、耕作放棄地など3ヘクタールに植栽してきた。このうち、会長の三宅明さん(82)方の周囲に広がる1.5ヘクタールの「きねしだれ桃園」では、段々畑などの跡に植えた600本が満開。色鮮やかな花が水田に映えている…

富山「満開の桜・岩崎ノ鼻灯台」

桜の灯台 満開 伏木国分、眺望楽しめます(中日新聞 朝刊)
富山「満開の桜・岩崎ノ鼻灯台」[富山県高岡市]

 「桜の灯台」で知られる高岡市伏木国分の岩崎ノ鼻灯台周辺の桜が7日、満開となり、灯台と桜、富山湾の眺望が楽しめるスポットになっている。 この日は好天で、薄桃色の桜と真っ白な灯台、青空のコントラストがさわやか。写真愛好家が桜の季節にしか撮影できない景色をカメラに収めていた。条件がそろえば、富山湾越しに立山連峰が望める。 灯台は1951(昭和26)年5月30日に点灯。桜は灯台の建設時に植樹された…

三重「ピンクの花を咲かせるシャクナゲ」

癒やしの美、シャクナゲ見頃 津・赤塚植物園(中日新聞 朝刊)
三重「ピンクの花を咲かせるシャクナゲ」[三重県津市]

 津市の赤塚植物園が運営する赤塚シャクナゲガーデン(同市高野尾町)で、早咲きのシャクナゲが見頃を迎えている。同園には深紅から白まで色とりどりの200種類以上、計3000株が並ぶ。本格的な見頃は今月中旬―下旬になるという。 シャクナゲはツツジの仲間で、くす玉状のふっくらとした花びらが特徴。同園では、早咲きで燃えるような赤の「ネリアーブレッド」や濃いピンクの「ミセスフジイ」が大輪を咲かせている…

福井「満開間近・菜の花」

菜の花の黄色いじゅうたん 鯖江、満開間近(中日新聞 朝刊)
福井「満開間近・菜の花」[福井県鯖江市]

 鯖江市舟枝町の田んぼで、新幹線の高架に沿うように菜の花が咲き、黄色いじゅうたんを敷き詰めたような光景が広がっている。北陸新幹線の県内延伸後には、新幹線と菜の花の共演が楽しめる絶景スポットになりそうだ。10日ごろに満開の見込み。 農事組合法人エコファーム舟枝が秋に種まきし、田植えの前に菜の花畑として開放している。今年は雪の影響で、開花時期が例年より10日から2週間ほど遅い。3日は、雲間から顔を見せる…

三重「咲きだした紫ツツジ」

古代の伝承の地に 紫ツツジ咲きだす 鈴鹿・白鳥塚古墳近く(中日新聞 朝刊)
三重「咲きだした紫ツツジ」[三重県鈴鹿市]

 鈴鹿市加佐登町にある加佐登神社の県史跡「白鳥塚古墳」付近で、紫ツツジ(コバノミツバツツジ)が咲きだした。今年は厳しい寒さが続いたためか、開花は昨年より10日ほど遅め。神社は、週明けには見頃を迎えると予想している。 神社の鎮守の森には500本ほどが自生し、古墳の南側に群生している。鈴本信彰宮司(54)が3月30日、10本近くが一気に見頃となったのを確認した…

福井「堤防を彩るラッパスイセン」

足羽川左岸堤防でラッパスイセン見頃 福井(中日新聞 朝刊)
福井「堤防を彩るラッパスイセン」[福井県福井市]

 黄色い花が鮮やかなラッパスイセンが福井市つくも1の足羽川左岸で見頃を迎えている。九十九橋から桜橋までの堤防約250メートルの所々に群生し、彩っている。 ラッパスイセンは、花の中心にある「副冠」が周りの花弁よりも長く突き出てラッパ状になっているのが特徴。冬ごろに咲く越前水仙とは異なり、今が花の時季となる。 近所の人によると、例年より開花が遅れていたが先週末ごろに一気に咲き始めた。20年以上前から…

三重「純白のアセビの花」

アセビの赤い葉と白い花の対比を楽しんで 紀北の海山郷土資料館(中日新聞 朝刊)
三重「純白のアセビの花」[三重県紀北町]

 紀北町の海山郷土資料館で、常緑低木のアセビの花が見頃を迎えている。 咲いているのは純白の花と、白に赤みがかかった花。いずれもブドウの房のように連なって花を付けている。 現在、純白の花が咲いている木の若葉は紅葉したような色味で、色のコントラストを楽しめる。資料館主事の家崎彰さん(70)によると、葉はだんだんと緑色になっていくという…

石川「珠洲・谷崎の桜」

海のそば 花ひらく 珠洲・谷崎の桜(中日新聞 朝刊)
石川「珠洲・谷崎の桜」[石川県珠洲市]

 早咲きサクラとして知られる珠洲市上戸町の谷崎(たんざき)の桜が、花を付け始めた。 谷崎の桜は、観光地として知られる見附島(同市宝立町)を望む国道249号沿いにある。高さは5メートルほどで、名は周辺地域が「谷崎」の名で呼ばれることに由来するという。 今年は気温が上がるのが遅かったため、ここ数年と比べると1~2週間ほど開花が遅め。27日は住民やツーリング客らが花を愛でながら、一足早い春の訪れを楽しんでいた…

富山「薄紫の花・堅香子」

かれんに堅香子 高岡万葉歴史館(中日新聞 朝刊)
富山「薄紫の花・堅香子」[富山県高岡市]

 万葉集を編さんしたとされる奈良時代の歌人・大伴家持(おおとものやかもち)が歌に詠み、春の訪れを告げる花とされている堅香子(かたかご)(カタクリ)が、高岡市万葉歴史館で薄紫色の花を咲かせている。見ごろは4月上旬まで。 開花は、大雪の影響で例年よりも遅めの16日。約100株が植栽されている。天気が良く暖かな気候の時に下向きの花を開く。 奈良時代に越中国守として、現在の高岡市伏木に赴任した家持が…

三重「花畑を埋め尽くす菜の花」

伊勢「花開道」の菜の花が見頃 小学生が作ったかかしも出迎え(中日新聞 朝刊)
三重「花畑を埋め尽くす菜の花」[三重県伊勢市]

 伊勢市津村町の花畑「花開道」で菜の花が、かわいらしい黄色の花を咲かせ、見頃を迎えている。4月いっぱいは楽しめるという。 花開道は、県道伊勢南島線の通称「津村バイパス」沿いの遊休農地を、地元住民らが管理している。菜の花は、バイパスを挟んで50メートル四方と25メートル四方の2つの畑で咲き誇っている。 畑の横には、トイレもある産直市場がある。また市内の小学生らが作った…

三重「見頃を迎えた河津桜」

水路沿いピンク色に 松阪・笠松河津桜ロードで見頃(中日新聞 朝刊)
三重「見頃を迎えた河津桜」[三重県松阪市]

 松阪市笠松町の「笠松河津桜ロード」で、早咲きの河津桜350本が見頃を迎えた。春らしい陽気となった14日、家族連れやカメラ愛好家など多くの人が満開の桜を見に訪れていた。 河津桜は、ソメイヨシノよりも濃いピンク色の花で、花持ちが良いのが特徴。地元住民でつくる笠松環境保全協議会が2007年から、農業用水路沿いの約1・5キロにわたって植えてきた。市三雲地域振興局によると今年は、厳しい寒さからか、例年より…

石川「淡い色の紅梅」

春の訪れ めでる 小松天満宮 紅梅咲く(中日新聞 朝刊)
石川「淡い色の紅梅」[石川県小松市]

 梅の名所で知られる小松市天神町の小松天満宮で、紅梅が咲き、春の訪れを告げている。暖かな日差しに包まれた10日には、参拝客が写真を撮るなど楽しんでいた。 天満宮は梅を愛した学問の神様・菅原道真がまつられ、社殿横の梅園や参道沿いなどの境内に計60本の梅の木が植えられている。種類は濃い色と淡い色の紅梅と白梅の3種。現在は2月下旬から咲き始めた淡い色の紅梅が満開。濃い色の紅梅と白梅はまだつぼみの状態で…

三重「園路沿いに並ぶ梅の木」

松阪で梅咲き春到来 斎宮歴史博物館裏や松坂城跡(中日新聞 朝刊)
三重「園路沿いに並ぶ梅の木」[三重県松阪市]

 松阪地域の各所で、梅が見頃を迎えた。厳しい寒さが続いた今冬。春の訪れを感じさせる華やかな色や香りが、訪れる人々を和ませている。 (清水悠莉子) 明和町竹川の斎宮歴史博物館の裏の「ふるさと芝生広場」では、白梅を中心に約80本が見頃を迎えている。奈良時代の花見は、桜ではなく梅が主流だったということもあり、博物館の学芸員、船越重伸さん(55)は「かつての斎王も梅をめでていたかもしれない」と思いをはせる…

岐阜「寒紅梅とロウバイ競演」

寒紅梅とロウバイ競演 敦賀・常宮神社で見頃(中日新聞 朝刊)
福井「寒紅梅とロウバイ競演」[福井県敦賀市]

 敦賀市の常宮神社で寒紅梅が見頃を迎え、濃いピンク色の花びらが春の訪れを告げている。境内入り口では紅梅やロウバイとの競演が楽しめる。 寒紅梅は2月上旬に咲き始め、現在満開の状態。今季は雪や寒い日が多かったため、例年より見ごろが2週間ほど遅くなった。白い花を咲かすロウバイも例年はすでに散っている時季だが長持ちしている。 境内にはこれから満開を迎える紅梅や白梅、しだれ梅もある。3月末にかけて花びらが…

愛知「森林公園・ウメが開花」

ウメ80種、楽しみな春 尾張旭・森林公園(中日新聞 朝刊)
愛知「森林公園・ウメが開花」[愛知県尾張旭市]

 郡上市大和町の「古今伝授の里フィールドミュージアム」で、セツブンソウの花が咲き始めた。 春を告げるキンポウゲ科の多年草。節分のころに開花するとされるが、寒冷地の郡上では3月近くになってから姿を現す。 池の周辺の斜面に自生するセツブンソウは、草丈10センチ、花の直径は2センチほどしかない。あまりにも小さいため、よほど注意しないと見落としてしまう。 かつては全国で見られたが、開発などで少なくなった…

石川「花を咲かせた河津桜」

河津桜 春と共に 白山・西米光町に咲く(中日新聞 朝刊)
石川「花を咲かせた河津桜」[石川県白山市]

 桜の早咲き品種「河津(かわづ)桜」が白山市西米光町の川沿いで咲き始め、一足早い春の訪れを告げている。例年通りなら、10日後に八分咲きとなる見込み。その後は1カ月ほど楽しめる。 河津桜を管理しているボランティア団体「蝶屋(ちょうや)桜守の会」が6日、5つ以上の花が咲いているのを確認し「開花」を宣言した。同会によると、今年は雪が多く、気温が低い日が続いたため、昨年よりも約2週間ほど遅い。3月に入って…

福井「春の訪れを告げるマンサク」

いち早く春告げるマンサク見頃 朝倉氏遺跡周辺(中日新聞 朝刊)
福井「春の訪れを告げるマンサク」[福井県福井市]

 福井市の一乗谷朝倉氏遺跡で、早春に咲くマンサクの黄色い花が残雪の風景に彩りを添えている。 マンサクは「まず咲く」「真っ先」が語源とも言われ、いち早く春を告げる花として知られる。遺跡に沿って流れる一乗谷川の周辺には8本の木があり、2月初旬から花が咲き始めた。 今年は雪の日が多く、朝倉氏遺跡保存協会の岸田清会長(74)は「枝に積もった白い雪に黄色い花が映える光景を何度も見られて、カメラマンたちが…

岐阜「セツブンソウ開花」

春告げる、かれんな花 郡上でセツブンソウ開花(中日新聞 朝刊)
岐阜「セツブンソウ開花」[岐阜県郡上市]

 郡上市大和町の「古今伝授の里フィールドミュージアム」で、セツブンソウの花が咲き始めた。 春を告げるキンポウゲ科の多年草。節分のころに開花するとされるが、寒冷地の郡上では3月近くになってから姿を現す。 池の周辺の斜面に自生するセツブンソウは、草丈10センチ、花の直径は2センチほどしかない。あまりにも小さいため、よほど注意しないと見落としてしまう。 かつては全国で見られたが、開発などで少なくなった…

長野「見頃を迎えたロウバイ」

飯田・元善光寺でロウバイ見頃 善心光梅も開花(中日新聞 朝刊)
長野「見頃を迎えたロウバイ」[長野県飯田市]

 飯田市座光寺の元善光寺で20日、白梅の「善心光梅」が開花した。境内にある10本余りのロウバイも黄色く色づいて見頃を迎え、春の訪れを伝えている。 善心光梅は樹齢150年の古木で、13年前に公募により名付けられた。この日は小雪が舞う中、枝先で愛らしい薄ピンク色の花が五輪ほどほころんでいた。3月中旬に見頃を迎える見込み。 ロウバイは1月末に開花して現在は九分咲き。白梅、ロウバイとも、この5年間ほどは…

三重「松阪・清水町で菜の花見頃」

心も和む一足早い春(中日新聞 朝刊)
三重「松阪・清水町で菜の花見頃」[三重県松阪市]

 松阪市清水町で、菜の花が見頃を迎えた。地元の清水老人クラブが休耕畑を活用して育てたもので、一足早い春の訪れに、住民らは心を和ませている。 JAみえなかの櫛田農業倉庫近くの2カ所で、6000平方メートルと、4000平方メートルの休耕畑を使った。老人クラブが昨年10月に種をまき、12月ごろから咲き始めたという。 クラブは、花があまり咲かない冬の時期に地域に彩りを添えようと、3年前から菜の花を育てるようになった…

滋賀「早咲き菜の花見頃」

雪山眺める早春の使者(中日新聞 朝刊)
滋賀「早咲き菜の花見頃」[滋賀県守山市]

 琵琶湖に面した守山市今浜町の第1なぎさ公園で、早咲きの菜の花「カンザキハナナ」が見頃を迎えている。鮮やかな黄色と対岸に望む比良山系の雪化粧が、美しいコントラストを見せている。 市の委託で管理するシルバー人材センターによると、約4000平方メートルに1万2000本ほどを植えている。例年に比べ10日ほど早く咲き始めた。今がピークで、2月末まで楽しめそう。 青空が広がった25日は、大勢の写真愛好家や家族連れらが…

富山「砺波・四季彩館」

チューリップ×縁起植物 砺波・四季彩館(中日新聞 朝刊)
富山「砺波・四季彩館」[富山県砺波市]

 2000本のチューリップと、縁起が良い植物を並べたチューリップ四季彩館の企画展「季節を彩る花々~新春~」が砺波市中村の同館で開かれている。24日まで。 抑制、促成栽培で育てたピンクや赤、黄色のチューリップ10品種2000本と、シンビジウムやセンリョウ、南天などの縁起植物計150鉢を組み合わせて並べた。今年の干支(えと)、寅(とら)にちなみ、トラフアナナスやトラノオなど名称に「トラ」が付く植物のほか…

2020

鈴鹿「光明寺の菩提樹」

菩提樹の花見頃 鈴鹿の光明寺(中日新聞 朝刊)
鈴鹿「光明寺の菩提樹」[三重県鈴鹿市]

 鈴鹿市木田町の光明寺で、菩提樹(ぼだいじゅ)の花が見頃となり、さわやかな香りを周囲に漂わせている。 磐城直次住職(72)によると、この木の下で釈迦(しゃか)が悟りを開いたと伝えられることから、200年以上前の江戸時代に植えられ、今は市の地域景観資産に指定されている。真夏のような強い日差しに涼しげな木陰を広げていて、鈴鹿、四日市市にも住み、前住職と交流があった俳人山口誓子(せいし)(1901~94年)の…

松本「国宝と池に咲くスイレンの花」

強い日差しにスイレン輝く 松本城(中日新聞 朝刊)
松本「国宝と池に咲くスイレンの花」[長野県松本市]

 県内は8日、高気圧に覆われて青空が広がり、強い日差しが照りつけた。最高気温は飯田市南信濃で31.4度、伊那市で31.1度、松本市で30.0度と、各地で真夏日となった。 松本市の国宝松本城の西外堀の一部だった池では、スイレンの花が日差しを浴びて輝きを放っていた。水面を覆い隠す葉の間から顔を出すように白、黄色、ピンクの花が浮かんでいる。松本城管理事務所によると、6月いっぱいまで楽しめる。 長野地方気象台によると…

木祖「あやめ公園池のアヤメ」

紫色鮮やか、3万本見頃 木祖・あやめ公園池(中日新聞 朝刊)
木祖「あやめ公園池のアヤメ」[長野県木祖村]

 木祖村菅のあやめ公園池でアヤメが見頃を迎え、鮮やかな紫色の花が一帯を美しく彩っている。 あやめ公園池は、農林水産省の「ため池百選」にも選ばれている農業用ため池。周辺に自生していたアヤメを、地元住民が株分けなどをしながら増やしてきた。1200平方メートルの畑に約3万本が生育し、毎年この時期に花を咲かせている。 近くで民宿を経営しながら手入れをしている男性(72)は「今シーズンは6月初旬に咲き始めた…

松阪「農業公園のアナベル」

アジサイ、甘い香り漂う 松阪・ベルファーム(中日新聞 朝刊)
松阪「農業公園のアナベル」[三重県松阪市]

 松阪市伊勢寺町の松阪農業公園ベルファームで、アジサイ科の「アナベル」が白い花を咲かせ始めた。今月中旬ごろに見頃を迎えるという。 1万4000平方メートルの庭園「イングリッシュガーデン」に40株が植えられており、ほんのり花の甘い香りがする。他のアジサイと比べて茎が細く、細かい花を咲かせるのが特徴となっている。 園内では来園者がカメラやスマートフォンでふんわり咲く花を撮影していた。ベルファームの担当者は…

安曇野「キンギョソウの花」

色とりどり、キンギョソウ見頃 安曇野(中日新聞 朝刊)
安曇野「キンギョソウの花」[長野県安曇野市]

 安曇野市の国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区で、キンギョソウの花が咲きそろった。営業を再開した2日から見頃を迎え、白、赤、黄色、オレンジなど色とりどりの花が来園客を迎えている。 穂高口前の2000平方メートルの花壇に約2万5000株が植えられている。草丈30センチほどで、金魚が口を開いた様子に似ていることから名前がついたという。今年初めて初夏を彩る花として4月中旬に植え、休園していた5月下旬に白い花…

伊賀「ジャーマンカモミール見頃」

白くかれん、カモミール メナード青山リゾートで見頃(中日新聞 朝刊)
伊賀「ジャーマンカモミール見頃」[三重県伊賀市]

 伊賀、津市境にある観光施設「メナード青山リゾート」で、白くかれんなジャーマンカモミールが見頃を迎えている。1日から今季の営業を始めるハーブガーデンの2000平方メートルを、3万株がじゅうたんのように彩っている。 キク科の一年草で、2週間ほど前に咲き始めた。高さ70~80センチに成長しており、花の中心部の黄色い部分に触ると、リンゴに似た甘酸っぱい香りがする。 14日までのシーズン中、カモミールを使った…

氷見「あいやまガーデンのバラ」

バラ 庭園に香り漂う 氷見(中日新聞 朝刊)
氷見「あいやまガーデンのバラ」[富山県氷見市]

 氷見市稲積の西洋風庭園「氷見あいやまガーデン」でバラが見頃を迎えている。晴天となった28日、来園者が写真を撮影したり、香りをかいだりしていた。6月上旬ごろまで楽しめる。 園には250品種3000本のバラが植えられている。朱色が情熱的な「オリンピックファイヤー」や、鮮やかなピンクの「うらら」などの種類がある。アヤメやオルレアなども咲いている。 原種に近いバラが植えられている「オールドローズの谷」…

長島「なばなの里のバラ」

バラ、咲き競う 長島・なばなの里(中日新聞 朝刊)
長島「なばなの里のバラ」[三重県長島市]

 桑名市長島町駒江漆畑の「なばなの里」で、900種5000株のバラが見ごろを迎えている。 バラ園は昨年、広さを従来の1.4倍となる7590平方メートルに拡張。品種、株数も大幅に増えた。白い花が美しい「シンデレラ」、小さくかれんな花が特徴の「おりひめ」「ひこぼし」などが咲き競っている。 新型コロナウイルス対策で7日まで臨時休園していた。再開直後は、8カ所あるレストランのうち1カ所しか開いていなかったが…

砺波「県花総合センターのバラ」

バラ 色とりどり 砺波・県花総合センター(中日新聞 朝刊)
砺波「県花総合センターのバラ」[富山県砺波市]

 県花総合センター(砺波市高道)で、60品種200株のバラが見ごろを迎えた。6月上旬まで楽しめる。 バラ花壇には赤や白、ピンクなど色とりどりの花が並んだ。白、ピンク、黄色のアーチ3本は見応えがある。新たに植えた黄色のレモンフィズ、咲き始めはオレンジがかったピンクのレインボーノックアウトも咲きだした。 同市本町、男性(89)は「そろそろかと思って来てみたらちょうどよかった」と喜んだ。担当者は…

熊野「めだかの学校のスイレン」

スイレン、色とりどり 熊野「めだかの学校」(中日新聞 朝刊)
熊野「めだかの学校のスイレン」[三重県熊野市]

 熊野市飛鳥町小又のビオトープ「めだかの学校」で、スイレンの花が咲き始めた。8月上旬まで楽しめそうだ。 住民が管理する約1500平方メートルの池で今月初めに開花し、白や赤、黄色のスイレン100輪以上が咲き渡っている。池には約1万匹のメダカが泳いでいる。 地元の農業の故小畑満さんが2002年に地域おこしのために休耕田を整備し、池を設けたのが始まり。小畑さんが08年に亡くなると荒れてしまったが…

松阪「ベルファームのバラ」

バラ鮮やか、60品種見頃 松阪・ベルファーム(中日新聞 朝刊)
松阪「ベルファームのバラ」[三重県松阪市]

 松阪市伊勢寺町の松阪農業公園ベルファームで、60品種500株のバラが赤やピンク、オレンジ色などの鮮やかな花を付けて見頃を迎えている。今月下旬ごろまで楽しめるという。 1万4000平方メートルの庭園「イングリッシュガーデン」ではオレンジ色の花を咲かせる品種「レディ・エマ・ハミルトン」や、ピンク色の「スカイラーク」が甘い香りを漂わせている。 天候に恵まれた17日、来園者たちはカメラやスマートフォンを…

白山「ヒトツバタゴが見頃」

純白の「なんじゃもんじゃ」 白山比●神社(中日新聞 朝刊)
白山「ヒトツバタゴが見頃」[石川県白山市]

 白山市三宮町の白山比●(しらやまひめ)神社のみそぎ場で、「なんじゃもんじゃ」の通称で知られる「ヒトツバタゴ」の白い花が見ごろを迎え、参拝者を楽しませている。 モクセイ科の落葉高木で、名前が分からず呼んでいたのが別名の由来になったとされる。国内では、愛知県、岐阜県、長崎県対馬市などに自生している。 神社によると、ヒトツバタゴの木は1992年に白山市鶴来地域の住民から奉納を受けて植えた…

高山「福地温泉のしだれ桜」

しだれ桜、見頃 奥飛騨温泉郷・福地温泉(中日新聞 朝刊)
高山「福地温泉のしだれ桜」[岐阜県高山市]

 高山市奥飛騨温泉郷の福地温泉で、しだれ桜が見頃を迎えた。5月中旬まで楽しめる。 今年は、暖冬の影響で例年より少し早く開花し、6日ごろに満開となった。ピンクの花を付けた木々が並び、幻想的な景色が広がっている。 福地温泉にある旅館「奥飛騨の宿 故郷」のおかみさん(35)は「奥飛騨では4月にも雪が降るので、やっと春が来たという感じ。水面に桜が映るときれいで、日本の原風景のよう」と話している

福井「浜辺のハマヒルガオ」

浜辺に初夏の風情、ハマヒルガオ咲く 福井の鷹巣海水浴場(中日新聞 朝刊)
福井「浜辺のハマヒルガオ」[福井県福井市]

 福井市の鷹巣海水浴場の砂浜一帯で、海浜植物のハマヒルガオが咲き始め、初夏の風情を漂わせている。 近くの男性によると、今月上旬から咲き始め、現在は五分咲き。10日ほどすれば、満開になるという。 晴天に恵まれた12日は、青空の下でハマヒルガオが海風に揺れる様子が見られた。男性は「新型コロナウイルスで気持ちが沈みがちになるので、毎日散歩に来ている。かわいい花を見ると、気持ちが明るくなるね」と話していた

高岡「満開の水道つつじ公園」

鮮やかに斜面彩る 高岡・水道つつじ公園(中日新聞 朝刊)
高岡「満開の水道つつじ公園」[富山県高岡市]

 高岡市笹八口(ささやつくち)の水道つつじ公園のツツジが満開になった。園内の斜面はピンクや白の花のじゅうたんで埋まった。 同園には約4万平方メートルの敷地に、ヒラドツツジ5600本、キリシマツツジ200本が植栽されている。 10日はマスクをした来園者が、散策をしたり、写真を撮ったりしていた。家族で訪れた女性(46)=同市五十里=は「先週よりもたくさん咲いている。なるべく広いところで散歩しようと思った…

近江八幡「沙沙貴神社のヒトツバタゴ」

ヒトツバタゴ「雪化粧」 安土・沙沙貴神社(中日新聞 朝刊)
近江八幡「沙沙貴神社のヒトツバタゴ」[滋賀県近江八幡市]

 近江八幡市安土町常楽寺の沙沙貴神社で、雪が枝に降り積もったように白い花をつける「ナンジャモンジャ」が見頃を迎えた。 モクセイ科の落葉高木で、正式名はヒトツバタゴ。1988(昭和63)年5月に伊勢神宮ゆかりの苗木を譲り受け、楼門近くのシンボル樹をはじめ境内に計9本ある。 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、参拝客は例年に比べて少なめだが、青空の広がった11日は、市内外から多くの人が訪れた。彦根市の…

大野「タイムの花」

線路脇に薄紫色のじゅうたん 大野の越美北線沿線、タイムの花(中日新聞 朝刊)
大野「タイムの花」[福井県大野市]

 大野市下庄地区のJR越美北線沿いで、ハーブの一種「タイム」の花が見頃を迎えている。10日もかわいらしい小さな薄紫色の花々でできたじゅうたんのそばを、越美北線の赤い車両がのどかに走った。 タイムはシソ科の多年草。住民グループ「下庄をよくする会」が2004年7月の福井豪雨を受けて、早期復旧を願って植え始めた。現在は約250メートルほどの沿線に広がっている。雑草に弱いため、花が咲く前に近隣住民らが…

桑名「なばなの里のネモフィラ」

なばなの里、8日に再開 ネモフィラ100万株咲く(中日新聞 朝刊)
桑名「なばなの里のネモフィラ」[三重県桑名市]

 臨時休業中のテーマパーク「なばなの里」(桑名市長島町駒江)は8日から、一部施設を除き営業を再開する。運営する長島観光開発が明らかにした。 「長島ビール園」を除く飲食店、展望施設「アイランド富士」、温泉施設は引き続き休業する。園内の「花ひろば」では、青い花が美しいネモフィラ約100万株が見ごろを迎えている。(問)なばなの里=0594(41)0787

石川「白山公園線脇のシャクナゲ」

シャクナゲの花 心癒やす薄桃色 白峰の県道白山公園線脇(中日新聞 朝刊)
石川「白山公園線脇のシャクナゲ」[石川県白山市]

 白山市白峰の県道白山公園線脇で、シャクナゲの花が見頃を迎えている。 北側ののり面で、約5センチほどの薄いピンクの花を咲かせている。白山麓の動植物に詳しい県白山ろく民俗資料館の山口一男(いちお)館長(70)は「今年は雪が少なく、開花は早かった」と話す。 白山公園線は4月24日、冬季閉鎖が解除され、全面通行できる。今季は積雪が少なく、過去10年で最も早い解除だった。(吉田拓海)

砺波「岸渡川両岸の芝桜」

芝桜 ピンクのじゅうたん 砺波・岸渡川両岸(中日新聞 朝刊)
砺波「岸渡川両岸の芝桜」[福井県坂井市]

 砺波市林の岸渡(がんど)川の両岸のり面が、濃いピンクの芝桜でじゅうたんを敷き詰めたようになっている。「新屋敷(あらやしき)芝桜まつり」は中止になったが、散居景観とともに心慰む情景を描いている。 芝桜は両岸のり面計800メートルにわたって広がり、周囲の田んぼのあぜ道にも帯が延びる。 農村の環境美化で有志が約10年前から取り組み、現在は新屋敷自治会の事業として世話をしている。これまでに県のうるおい環境と…

大野「九頭竜湖畔の桜」

九頭竜湖畔でひっそり満開 県内で一番遅い桜(中日新聞 朝刊)
大野「九頭竜湖畔の桜」[福井県大野市]

 県内で一番遅く咲く桜「九頭竜万本さくら」が、大野市の九頭竜湖畔で満開を迎えている。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛要請が続き、時折小雨が降る26日は観光客の姿はほとんどなかった。 1971(昭和46)年に、当時俳人だった山口誓子さんが全国に呼び掛けて植えられた桜は、桜前線が北海道に到着するころに見頃を迎える。 同市箱ケ瀬の箱ケ瀬橋付近では、風がなく辺りの風景が鏡面のように映り込む中、ウグイスなど…

金沢「土手のシバザクラ」

シバザクラ 土手を染める 北森本・森下川右岸(中日新聞 朝刊)
金沢「土手のシバザクラ」[石川県金沢市]

 金沢市北森本町の森下(もりもと)川右岸のシバザクラが、見頃を迎えている。地元住民からなる森下川芝桜愛護会が8年前から植え付けや管理、清掃、除草をしており、近年は県の地域連携河川環境創出事業として実施している。 早川弘志(こうし)会長(68)によると、土手に25メートルずつシバザクラを増やし、現在は150メートルほどになっている。国道8号からもピンクや白色に染まった土手を見ることができる。対岸にある…

砺波「満開のスイセン畑」

満開スイセン 花文字“映え”(中日新聞 朝刊)
砺波「満開のスイセン畑」[富山県砺波市]

 砺波市五谷のとなみ夢の平スキー場のスイセン畑が23日、満開を迎え、「となみ」の花文字がくっきりと浮かび上がった。 ゲレンデ上部の1ヘクタールほどに約20万本が植えてあり、今年はやや生育が早かったが、寒の戻りで花持ちがよさそう。 新型コロナウイルスの感染防止で、名物のそばや山菜販売を呼び物にした「せんだん山水仙そば祭り」(25、26日)は中止に。市によると、同ゲレンデは都市公園になっており、来場の自粛対象に…

坂井「ハマダイコンの花」

潮風に揺れるハマダイコンの白い花 坂井市の海岸(中日新聞 朝刊)
坂井「ハマダイコンの花」[福井県坂井市]

 坂井市三国町崎の海岸の斜面で、群生するハマダイコンが白や薄紫の花を咲かせ、見頃を迎えている。 ハマダイコンは野菜のダイコンが野生化した越年草と言われている。草丈は60~70センチ程度で、例年4月下旬から5月中旬にかけて花を楽しめる。 22日朝はあいにくの雨だったが、昼ごろから時折、晴れ間も広がる天気となり、白波を立てる日本海を背に、じゅうたんの模様のように広がる小さな愛らしい花々が風に揺れていた…

大紀「大平つつじ山」

赤やオレンジ、ピンク鮮やか 大紀・太平つつじ山(中日新聞 朝刊)
大紀「大平つつじ山」[三重県大紀町]

 県指定の名勝、大紀町崎の大平つつじ山で、ツツジが赤やオレンジ、ピンクなど色とりどりの花を咲かせ見頃となっている。例年より10日ほど早く開花し、山の斜面を一気に染めた。 5ヘクタールの山腹一帯にヤマツツジやモチツツジなど数種類、1万株以上が自生する。その大半を占め、ひときわ目立っているのがヤマツツジ。鮮やかな赤の花を勢いよく開き、辺り一面に広がっている。 山腹には遊歩道が張り巡らされ、訪れた人たちはゆっくりと歩いて…

伊賀「御衣黄桜」

若葉のような「御衣黄桜」 伊賀・新大仏寺(中日新聞 朝刊)
伊賀「御衣黄桜」[三重県伊賀市]

 伊賀市富永の新大仏寺で、若葉のような見た目の「御衣黄(ぎょいこう)桜」が咲き始めた。貴族がまとう着物の色に似ていることから、その名が付いたとされ、今月いっぱい楽しめる。 松本昇正副住職(47)によると、開花は17日ごろ。境内には10本あり、9日に73歳で亡くなった昇年住職が昨年植えた5本も初めての花を付けた。今は淡い緑色だが、1週間ほどで花びらの中心から外側にかけて紫色の筋が入るという。 松本副住職は…

小松「シバザクラ」

6000株 華やか 小松・なかうみの里(中日新聞 朝刊)
小松「シバザクラ」[石川県小松市]

 小松市中海町の国道360号沿いにあるロードパーク「なかうみの里」のシバザクラが、見ごろを迎えている。来訪者のほか、付近を通るドライバーを和ませている。 パークは中海小学校の近くにあり、地元で「シバザクラの里」とも呼ばれている。中海町の資源保存会が中心となり、町民らが10年以上かけてシバザクラを植えた。5日には新たに1000株を植栽し、計6000株が辺り一面を華やかに彩っている。濃いピンクのほか、白や薄紫の…

袋井「ボタン開花」

華やかな大輪 袋井・可睡斎でボタン開花(中日新聞 朝刊)
袋井「ボタン開花」[静岡県袋井市]

 二十四節気の1つとされる「穀雨(こくう)」を迎えた19日、県内は低気圧が東に移動し、日中は各地で晴れ間が広がる好天となった。「花の寺」として親しまれる袋井市久能の可睡斎では、この時季を彩るボタンの花が大輪の花で咲き始めている。 1万平方メートルもあるぼたん苑では約150品種、2000株のボタンを植栽し、現在は2、3分咲き。例年より開花はやや遅く、25日ごろに一番の見頃を迎えそうだ。 白い大輪で咲く連鶴、ピンク色が…

能登「柳田植物公園の夜桜」

メイヨシノ 夜に映え 柳田植物公園 ライトアップ(中日新聞 朝刊)
能登「柳田植物公園の夜桜」[石川県能登町]

 能登町上町の柳田植物公園で桜のライトアップが行われている。暗がりの中浮かび上がった淡いピンクの花々が、来場者を楽しませている。 正面入り口近くの遊歩道両脇に並ぶソメイヨシノ30本の近くに、照明を設置。赤色のぼんぼりと白色の発光ダイオード(LED)の明かりを組み合わせ、幻想的な雰囲気を演出している。 ライトアップは19日ごろまでの予定。各日、日没から午後9時ごろまで。(問)同園0768(76)1680…

入善「チューリップ満開」

「フラワーロード」チューリップ満開 入善で見ごろ(中日新聞 朝刊)
入善「チューリップ満開」[富山県入善町]

 入善町のチューリップを楽しむ「にゅうぜんフラワーロード」が見ごろを迎えた。赤、白、黄、紫など、色とりどりの花が今後、順次満開となっていき、20日すぎまで楽しめる見込み。 チューリップ畑は入善スマートインターチェンジの駐車場南の山側に広がる4ヘクタール。110種160万本が植えられている。町によると、種によって満開時期が違い、日を追って咲いている花の色などが変わっていくという。 新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため…

氷見「チューリップ」

咲いた咲いた 春の花 氷見あいやまガーデン(中日新聞 朝刊)
氷見「チューリップ」[富山県氷見市]

 氷見市稲積の西洋風庭園「氷見あいやまガーデン」で、チューリップなどの春の花が見頃を迎えている。 園内には赤、黄、ピンクなど色鮮やかな20品種2万本のチューリップが植えられている。ハナモモ、スイセン、しだれ桜なども咲いている。チューリップがパンジーやビオラなどの1年草と一緒に植えられ、網目模様のじゅうたんのようになったコーナーもある。 ガーデンマネジャーの増井裕行さん(38)は「青空と新緑、チューリップの色がきれい…

白山「ミズバショウ開花」

大嵐山の春一足早く 桑島のミズバショウ開花(中日新聞 朝刊)
白山「ミズバショウ開花」[石川県白山市]

 白山麓の奥深くにある白山市桑島の大嵐山(1204メートル)中腹で、ミズバショウの白い花が見ごろを迎えている。県内最大の群生地で、今年は雪が少なかったことから例年よりも一足早い開花になった。 大嵐山の登山口にある駐車場から、残雪が残る早春のブナ林を1.5キロほど歩いた先にミズバショウが咲く湿地がある。冷たい雪解け水が流れ込む池に、約3万株のミズバショウが白い花を咲かせている。 約2週間ほど楽しめるという。付近では…

安曇野「コヒガンザクラ」

雪の北アルプスに桜、安曇野の原風景(中日新聞 朝刊)
安曇野「コヒガンザクラ」[長野県安曇野市]

 北アルプス・常念岳を望む安曇野市堀金烏川の桜の名所として知られる「常念道祖神」で、コヒガンザクラが見頃を迎えている。 地元の写真家で映像作家の中沢義直さん(1922~2015年)が1991年、失われつつある安曇野の原風景を後世に伝えようと、地元業者に大小2つの道祖神の製作を依頼して設けた。両脇に桜を植樹して常念岳と桜、道祖神の風景が楽しめるスポットとなっている。 快晴となった9日はアマチュアカメラマンらが頻繁に訪れた…

能登「川沿いの夜桜」

夕闇に浮かぶ 癒やしの夜桜 能登鹿島駅、山王川沿いで(中日新聞 朝刊)
能登「川沿いの夜桜」[石川県能登市]

 穴水町では、のと鉄道能登鹿島駅と同町川島の山王川沿いの2カ所で、ぼんぼりやライトが桜を照らし、夜桜を楽しめる。 能登鹿島駅では1日から、ぼんぼり70個の点灯が始まった。桜のシーズンに雰囲気を盛り上げようと、40年以上前から地元の老人クラブ「根木校下福寿会」が設置。7日には桜が見ごろを迎え、柔らかい光が桜や駅周辺を照らしている。点灯は桜が散るまで続き、夕暮れ時から午後11時まで。 山王川沿いには、約150メートルにわたって…

下呂「苗代桜」

水の鏡に映る「苗代桜」 下呂でライトアップ(中日新聞 朝刊)
下呂「苗代桜」[岐阜県下呂市]

 下呂市和佐の県天然記念物「苗代(なわしろ)桜」がほぼ満開となり、ライトアップされた光景がアマチュアカメラマンらを引き付けている。 高さ30メートルと25メートルの2本の桜で、地元の住民団体「苗代桜を守る会」によると、ここ10年で最も早い3月30日に開花した。水を張った田んぼ近くにあり、ライトアップされた夜桜が水面に逆さに映り込み、幻想的な表情を見せている。 今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、飲食ブースを…

浜松「蜆塚公園の桜」

遺跡に桜誇らしげ 浜松の蜆塚公園(中日新聞 朝刊)
浜松「蜆塚公園の桜」[静岡県浜松市]

 遺跡と桜が楽しめる浜松市中区の蜆塚公園で7日、ソメイヨシノやヤマザクラが見頃となった。 新型コロナウイルスの感染拡大で自粛ムードが続く中、人混みを避けて来た地元の親子連れの姿がちらほらと見かけられ、写真を撮ったり散歩をしたりして、ささやかに春の訪れを感じていた。 貝塚や住居跡、縄文時代の復元家屋の周りに約30本の桜が咲き誇る。隣接する市博物館の担当者は「今週の平日には満開の桜、土、日曜日には桜の花びらが風に乗って散る様子が…

阿南「平石農場の菜の花」

黄色のじゅうたん広がる 阿南で菜の花(中日新聞 朝刊)
阿南「平石農場の菜の花」[長野県阿南町]

 山々を望む小高い丘にある阿南町の平石農場で、菜の花が満開となり、一帯の約1ヘクタールを黄色に染めている。花の周りを飛び交うミツバチの姿も見ることができる。夏の観光名所にもなっている同農場のヒマワリを育てるための肥料として、野良舞夏(やらまいか)ひまわり倶楽部平石農場の永田宗則さんを中心に昨年10月中旬、種まきを行った。ヒマワリから抽出した油は、同町のふるさと納税の返礼品にもなっている。 幼なじみとドライブで訪れた飯田市の…

飯田「各地で開花」

桜色のエール、飯田で見頃(中日新聞 朝刊)
飯田「各地で開花」[長野県飯田市]

 県内各地でサクラ開花の便りが届く中、飯田市でも2日、各地で見頃を迎えた。快晴の丘を見渡せば、薄いピンクが緑の木々の中で存在感を表し、春本番の装いを鮮やかに映し出している。 飯田市座光寺の「麻績の里 舞台桜」(市天然記念物)は満開。県内に残る小学校校舎として最古の旧座光寺麻績学校の横で、堂々と枝を広げている。 全国的にも珍しい品種「半八重枝垂(はんやえしだ)れ紅彼岸桜(べにひがんざくら)」で、花弁が5~10枚重なるのが特徴…

近江八幡「桜並木」

ぼんぼり揺れる桜並木 近江八幡、白鳥川沿い夜間点灯(中日新聞 朝刊)
近江八幡「桜並木」[滋賀県近江八幡市]

 桜並木で知られる近江八幡市の白鳥川沿いで夜、周囲に設置された手作りのぼんぼりが点灯され、咲き誇るサクラの花を照らしている。14日まで。 地元の環境保全団体「白鳥川の景観を良くする会」(景観隊)のメンバーらが、白鳥川橋から土田大橋の下流付近の1キロほどに、約5メートル間隔でぼんぼり230個を設置。午後6時から9時すぎまで点灯させ、桜並木を美しく照らしている。 川沿いの「びわ湖よし笛ロード」では、満開に近づいたサクラを見て楽しもうと…

千曲「アンズ畑」

「日本一」の花盛り 千曲のアンズ畑(中日新聞 朝刊)
千曲「アンズ畑」[長野県千曲市]

 「日本一のあんずの里」と呼ばれる千曲市の森、倉科両地区のアンズ畑でピンクや白のアンズの花が満開を迎え、冠雪した北アルプスや戸隠連峰を望む一帯を春色に染めている。 今シーズンの開花は3月23日。観測を始めた1971年以降で最も早く、昨シーズンの開花日と同じ28日に満開となった。畑には展望台がいたる場所にあり、見ごろは4月上旬までという。 諏訪市から訪れた70代男性は「展望台から見渡す眺めは壮観。間近で見るピンクの花もきれい」と…

富山「桜名所の写真展」

県内の桜名所 写真で楽しむ 県中央植物園で展示(中日新聞 朝刊)
富山「桜名所の写真展」[富山県富山市]

 県中央植物園(富山市婦中町上轡田)は県内に咲く桜の写真展を開いている。4月22日まで。 松川べりや富山城址(じょうし)公園といった、県内の名所36カ所で愛好家が撮影した作品が並ぶ。花びらの接写や、ライトアップされた花など、桜の多彩な魅力が楽しめる。 観賞した富山市の男性(78)は「県内に多くの名所があることを知った。春らしい気分になれた」と話した。 園は毎年、開花の季節に合わせて、桜にまつわる展示をしている…

砺波「庄川峡桜まつり」

華やぐ庄川峡 楽しんで 水記念公園一帯 桜まつり始まる(中日新聞 朝刊)
砺波「庄川峡桜まつり」[富山県砺波市]

 庄川峡桜まつりが29日、砺波市の庄川水記念公園一帯で始まった。9品種300本の桜が順次花を咲かせている。4月5日まで。 実行委によると、コシノヒガン、コヒガンが満開で、ヨウコウが八分咲き。ソメイヨシノの見頃は4月1日ごろになりそう。 期間中は午後6~10時に桜をライトアップする。最終日午後2時から、チンドンさんとにぎにぎしく花見散策を楽しむ「チンドンさんとそぞろ歩きお花見」を開く。 まつりは庄川峡観光協同組合などでつくる実行委が主催…

高岡「古城公園の桜」

高岡古城公園の桜 遊覧船から眺めて(中日新聞 朝刊)
高岡「古城公園の桜」[富山県高岡市]

 国史跡・高岡城跡のお濠(ほり)を巡る遊覧船の春季運航が25日から始まった。当初は20日に開始する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大を防止するため5日間遅らせた。 遊覧船は高岡商工会議所の事業。遊覧は池之端乗船場から出発し、朝陽橋をくぐり、築城当時の石垣を見学し、本丸橋を回って、乗船場へ戻る約1.5キロコース。遊覧時間は約25分間。遊覧船は利長号と利常号。 お濠の周囲のソメイヨシノは3月末~4月中旬が見ごろ。遊覧船の操縦を…

海津「三世代桜」

三世代桜、満開に 海津・南濃の専通寺(中日新聞 朝刊)
海津「三世代桜」[岐阜県海津市]

 「三世代桜」の愛称で親しまれている、海津市南濃町奥条の専通寺境内にある3本のシダレザクラが満開となった。 推定樹齢270年の親桜と、樹齢170年の子桜、今年が16年目という孫桜の3本がある。地面近くまで枝を垂れ、夜間はライトに照らされ、幻想的な雰囲気を醸し出している。 伊藤光性住職(60)は「台風で枝が折れるなどして、親桜は少し弱ってきているが、今年も花を咲かせてくれた。花を見ると癒やされる」と話した。 天候次第だが、4月初旬まで…

彦根「エドヒガン」

お城天守の東、エドヒガン見頃 彦根(中日新聞 朝刊)
彦根「エドヒガン」[滋賀県彦根市]

 彦根市の国宝彦根城天守の東側に植わる桜「エドヒガン(江戸彼岸)」が25日、ピンク色の花が咲き誇り、見頃を迎えた。訪れた観光客は「きれい」と声を上げ、盛んにカメラのシャッターを切っていた。 城内の桜の大半は、1934年に市民らの寄付金により植えられた1100本のソメイヨシノだが、1本だけエドヒガンがある。高さ8~10メートル、幹回り3メートルほどの大木。ソメイヨシノに比べ開花は少し早く、彦根城管理事務所によると「見頃は天候にもよるが…

津「ミツマタ」

美杉の群生地でミツマタ満開(中日新聞 朝刊)
津「ミツマタ」[三重県津市]

 津市美杉町石名原の山林で、ミツマタの黄色い花が斜面一帯に満開になり、甘い芳香を漂わせている。4月初旬まで楽しめそう。 山林を所有する岸野隆夫さん(66)によると、1955年ごろに父の故智さんが10本程度を植えたのが始まり。岸野さんが8年前に間伐をしたところ、十分に光が入るようになり、自然と増えて1万5000平方メートルにまで広がった。ここまで大きな群生地は全国的にも珍しいという。 インターネットや会員制交流サイト(SNS)を通じて…

坂井「アーモンドの花」

桜の花そっくり、アーモンド見頃 春江(中日新聞 朝刊)
坂井「アーモンドの花」[福井県坂井市]

 坂井市春江町の春江東コミュニティセンターと周辺では、桜に似たアーモンドの花が見頃を迎えている。 春江東部地区まちづくり協議会が2011年度から「アーモンドの里づくり」を掲げて、約400本を植樹。牧野俊行会長は「例年より半月ほど早い開花となった。月末まで楽しめそう」と話す。コミセンでは協議会の人たちが訪れた人に場所を案内し、茶とアーモンドの粉が入った餅でもてなしている。 24日に春江町石仏の道沿いに植えられたアーモンドの花を見に来た…

海津「チューリップ」

色とりどりチューリップ祭始まる 木曽三川公園(中日新聞 朝刊)
海津「チューリップ」[岐阜県海津市]

 「チューリップ祭2020inかいづ」(中日新聞社後援)が23日、海津市海津町油島の木曽三川公園センターで始まった。新型コロナウイルス感染防止のため、物販や飲食、ステージイベントは中止となったが、花を見ながら散策することはできる。4月初旬にも見頃を迎え、12日までの期間中、色とりどりの花が楽しめる。 155品種、22万本のチューリップをはじめ、青いムスカリ10万5000本、ヒヤシンス3000本を栽培。木曽三川の流れをデザインした…

関「カタクリの花」

陽気に誘われカタクリ見頃 武芸川、例年より早く(中日新聞 朝刊)
関「カタクリの花」[岐阜県関市]

 関市武芸川町宇多院の一色保木山で、自生するカタクリの花が見頃を迎えている。4月中旬ごろまで楽しめる見込み。 地元有志の一色保木山かたくり保存会が、遊歩道など周辺の環境を整備している。山の麓に数万株のカタクリが群生。紫色の花を昼ごろに咲かせ、週末にはカメラを手にした愛好家が集う。保存会員の藤井和敏さん(74)=同所=によると、暖冬の影響で例年より開花が早いが、花の数は例年並みという。 カタクリの近くにはギフチョウの食草のカンアオイも…

鯖江「菜の花」

春の黄色、一面に 鯖江で菜の花見頃(中日新聞 朝刊)
鯖江「菜の花」[福井県鯖江市]

 鯖江市舟枝町の田んぼで、菜の花が見頃を迎えた。春の陽気となった21日は、建設が進む北陸新幹線や残雪の山を背景に咲き誇る花の周りをモンシロチョウが飛び回り、ヒバリが舞い上がった。訪れた家族連れたちは春を満喫していた。 農事組合法人エコファーム舟枝(舟枝町)の周辺では、約15ヘクタールの水田で栽培。市によると、暖冬の影響で例年より半月ほど早く開花し、3月中旬ごろから見頃を迎えた。 鯖江市では、菜の花を土にすき込んで有機肥料にする…

珠洲「谷崎の桜」

珠洲・「谷崎の桜」見頃に 例年より早め 今週末満開(中日新聞 朝刊)
珠洲「谷崎の桜」[石川県珠洲市]

 早咲きのサクラとして知られる、珠洲市上戸町の「谷崎(たんざき)の桜」が見頃を迎えている。目の前に海、約1.8キロ先にある能登を代表する観光名所の一つ「見附島」(同市宝立町)を望む絶景スポットとあって、地元住民や観光客らが足を運び一足早い春の訪れを楽しんでいる。見頃は4月上旬ごろまで続きそう。 国道249号沿いの路線バスの「谷崎」停留所前に立ち、高さは約5メートル。品種は早咲きのカンヒザクラとオオシマザクラの掛け合わせとされ、名前は…

亀山「ミツマタ」

ミツマタの黄色、癒やされ歩く 亀山、ウオーク始まる(中日新聞 朝刊)
亀山「ミツマタ」[三重県亀山市]

 和紙の原料として知られる低木「ミツマタ」が亀山市安坂山町の山あいに淡い黄色の彩りを添えている。現地で15日、ウオーキングイベントが開かれ、参加者50人が丸い形状の花がふわふわと風にゆられるさまに心を和ませた。 同町の石水渓野外研修施設から新名神高速道路高架下の群生地まで片道約3キロの道のりを歩いた。2014年に地元住民らが植え始め、現在は3000本が広がる。普段は工事中のため、関係者しか入れないが、この日に限って開放した…

木祖村菅「フクジュソウ」

春告げる黄金色 木祖でフクジュソウ見頃(中日新聞 朝刊)
木祖村菅「フクジュソウ」[長野県木祖村]

 春の訪れを告げるフクジュソウが、木祖村菅の国道19号沿いの群生地で見頃を迎え、訪れた人の目を楽しませている。3月末ごろまで。 地元の住民有志でつくる「吉田福寿草の会」が10年以上前から、自生するフクジュソウを株分けしたり、種を採取してまいたりして増やしてきた。一帯の草刈りや雑木も整理し、生育環境を守る活動もしている。 会によると、今年は雪も少なく暖かい日が続いたため、例年より15日以上早い2月中旬に咲き始めた。会員の松原功子さん(75)は…

彦根城「梅林」

彦根城、梅林が満開 10日ほど早く見頃(中日新聞 朝刊)
彦根城「梅林」[滋賀県彦根市]

 彦根市の彦根城内にある梅林が9日、ほぼ満開となり、紅梅や白梅が、日差しに映えて春の訪れを感じさせている。この日は好天にも恵まれ、家族連れらで終日、にぎわった。例年に比べて見頃は10日ほど早まったといい、今月下旬まで楽しめるという。 梅林は、江戸時代に米蔵があった場所で、1950年に彦根城が「新日本観光100選」に選定されたのを記念して7400平方メートルの園地に紅梅205本、白梅163本を植樹。同市開出今町から娘(28)と孫(1つ)…

木場潟公園「河津桜」

河津桜 もう見ごろ 木場潟公園(中日新聞 朝刊)
木場潟公園「河津桜」[石川県小松市]

 小松市の木場潟公園南園地の河津桜が見ごろを迎えている。散歩やジョギングなどで訪れる来園客の目を楽しませている。 河津桜は南園地の水鳥園近くに3本ある。木場潟公園協会によると、8、9年前に匿名で寄付された。暖冬のため、昨年より2週間ほど早い2月上旬に開花した。3月中旬ごろまで楽しめるという。 園内には、桜が約1700本ある。そのうちの9割を占めるソメイヨシノは毎年、4月上旬に開花するが、暖冬で開花が早まる可能性もあるという…

呉竹梅林公園「白梅」

見頃の白梅に心を和ませて 甲良町・呉竹梅林公園(中日新聞 朝刊)
呉竹梅林公園「白梅」[滋賀県甲良町]

 甲良町の呉竹梅林公園の白梅が見頃を迎え、輝きを放っている。予定されていた8日の梅まつり、5~7日のライトアップは新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受けて中止となったが、関係者は「満開の花を楽しんで」とPRしている。 8000平方メートルの公園には計260本の白梅が植わり、20年ほど前から地元の呉竹むらづくり委員会が栽培、管理。果実は梅干しや梅ジュースにして販売しているという。 公園には、地元をはじめ…

戸田川緑地「河津桜」

河津桜が早くも満開 戸田川緑地(中日新聞 朝刊)
戸田川緑地「河津桜」[愛知県名古屋市]

 名古屋市港区春田野の戸田川緑地で、早咲きの河津桜が満開を迎えた。ぽかぽか陽気に恵まれた1日は、家族連れや写真愛好家らが繰り出し、春色の景色を楽しんだ。 戸田川緑地内には約1100本の桜があり、うち河津桜は約100本。緑地管理センターによると、今季は1月26日に開花が始まり、満開は例年より2週間早い。ピンクの花が黄色い菜の花と競演、広い緑地を彩っている。天候によるが、「向こう1週間は楽しめそう」とセンター職員。濃いピンクのカンヒザクラ…

笠松河津桜ロード「河津桜」

春を告げるピンク色 松阪の笠松河津桜ロード(中日新聞 朝刊)
笠松河津桜ロード「河津桜」[三重県松阪市]

 尾鷲市北浦町の尾鷲神社で、早咲きの桜として知られる河津桜の見頃が近づき、少し早い春の訪れを感じさせている。 入り口付近に立つ高さ5メートルほどの2本は、30年ほど前に氏子から贈られた。例年1~5日の例祭ヤーヤ祭りのころに咲き始める。今年は寒さの影響かやや遅れ気味だが、14日には八分咲きほどとなり、薄桃色の花が参拝客を癒やしている。 加藤守朗宮司は「毎年楽しみにしてもらっていて、毎日のように見に来る人も…

花川沿い「河津桜」

400本の河津桜が満開 浜松・西区(中日新聞 朝刊)
花川沿い「河津桜」[静岡県浜松市]

 住民が荒れ地整備 新たな名所に 浜松市西区大山町の花川沿いに植えられた河津桜が満開になり、県内外から多くの人が訪れている。荒れ果てていた川岸を「人々が行き交う場所にしたい」と住民が手を取り、活動を始めて13年。3月初旬まで開催中の「東大山 河津桜祭り」は、約5万人が訪れる新たな人気スポットになっている。 雲間から時より太陽がのぞく26日の昼下がり、川岸約1キロにわたり優美な河津桜が満開になった花川沿いに、愛知県から観光バスツアーの団体客が訪れた…

野々市中央公園「ツバキ」

ツバキ 早めの開花 ののいち椿館 450品種(中日新聞 朝刊)
野々市中央公園「ツバキ」[石川県野々市]

 野々市市下林3の野々市中央公園内にあるツバキの観賞施設「愛と和 花のギャラリーののいち椿館」でピンクや白、黄色のツバキの花が咲き、来館者を楽しませている。 鉄骨平屋で外壁がガラス張りの椿館は、見ごろのツバキの鉢を選んで紹介。公園の南西にある椿山などと合わせ、約450品種のツバキがある。 昨年10月から順に開花し、現在見頃を迎えているのは淡い黄色の花の「初黄(しょこう)」、淡い桃色に紅色の紋が入った「加賀蒔絵(まきえ)」、薄い桃色の小輪の「ウィッパー」…

紅白の梅が競演 はままつフラワーパーク(中日新聞 朝刊)
はままつフラワーパーク「梅」[静岡県浜松市]

 はままつフラワーパーク(浜松市西区)で、紅白の梅が見頃を迎え、甘酸っぱい香りを漂わせている。 1万2000平方メートルの梅園には、110品種の梅300本がある。ひときわ濃い紅色の鹿児島紅や、枝が垂れている呉服枝垂を竜の形に仕立て上げた「昇竜しだれ梅」を楽しむことができる。 園内では、春を告げるといわれるフクジュソウも咲く。旧暦の正月ごろに開花することから「元日草」とも呼ばれ、山地を中心に全国的に自生する。向光性植物で、日が当たると花…

浜名湖周辺の花のスポット

浜名湖花めぐり集印帳の販売始まる(中日新聞 朝刊)
浜名湖周辺の花のスポット[静岡県浜松市]

 浜名湖周辺を中心とする花のスポットに、今年も花をモチーフにしたスタンプが置かれ、「浜名湖花めぐり集印帳」の販売も9カ所で始まった。スタンプの設置は今月1日の14カ所を皮切りに、6月30日までの期間中に3カ所が追加される。企画した公益財団法人浜松・浜名湖ツーリズムビューロー(浜松市中区)は「花とスタンプ集めを楽しみながら周遊を」とPRしている。 昨年に続く企画で、今年のスタンプには、国土交通省の「ガーデンツーリズム登録制度」に選ばれた…

堂尻川沿い「河津桜(かわづざくら)」

河津桜 一足早く 白山で開花確認(中日新聞 朝刊)
堂尻川沿い「河津桜(かわづざくら)」[石川県白山市]

 記録的な暖冬の中、白山市西米光町の堂尻川沿いに植えられた早咲きの桜「河津桜(かわづざくら)」の一部が早くも開花した。桜を管理する地元団体「蝶屋桜守(さくらもり)の会」によると、これまでで最も早かった昨年(2月14日)よりも20日ほど早い開花という。 「何年も桜の管理に携わってきたが、こんなに早いのは初めて。雪が降らないからだろうか」と同会の篠田純一会長(73)=同市長屋町=は首をひねる。「開花が早いと桜の木に。…

高岡古城公園(高岡城跡)「梅林」

春感じる 早咲き梅開花 高岡古城公園(中日新聞 朝刊)
高岡古城公園(高岡城跡)「梅林」[富山県高岡市]

 高岡市の高岡古城公園(高岡城跡)にある梅林で28日、早咲きの紅梅「コウトウジ」や白梅「トウジ」が見ごろになり、青空の下、多くの来園者が観賞に立ち寄った。 梅林にはトウジ13本、コウトウジ5本など計約50本が植えられている。コウトウジは薄桃色で、梅の香りに誘われたハチが忙しそうに花から花へ飛び交い、カメラマンが梅の花にレンズを向けていた。 遅咲きの濃紅色の花の「カゴシマベニ」も咲き始めている。人気の「コシノカモザクラ」や「シロカガ」が今後、順番に咲いていく。…

鈴鹿の森庭園の「梅」

鈴鹿で寒紅梅の花ほころぶ ライトアップも予定(中日新聞 朝刊)
鈴鹿の森庭園「梅」[三重県鈴鹿市]

 「大寒」(20日)を前に、鈴鹿市山本町の「鈴鹿の森庭園」で赤や白の梅の花がほころびだした。津市高野尾町の園芸会社「赤塚植物園」が管理し、見頃になれば一般公開する。 早咲きの寒紅梅(かんこうばい)が14日、野生種に近い白梅が16日に咲き始めた。今季は暖冬だが、開花時期は例年と同じという。鈴鹿山脈を背景にした梅園には、名物の高さ6メートルほどのしだれ梅200本が植えられ、日に日につぼみが膨らんでいる。 梅園は6年前に開業し、新名神高速道路・鈴鹿パーキングエリ…

富山駅「啓翁桜(けいおうざくら)」

「啓翁桜」一足早い春 富山駅で展示(中日新聞 朝刊)
富山駅「啓翁桜(けいおうざくら)」[富山県富山市]

 富山市山田地域特産の「啓翁桜(けいおうざくら)」が、富山駅南北自由通路で展示され、一足早い春のムードで駅利用者を出迎えている。15日まで。 啓翁桜は細長い枝が何本も集まって株を作り、濃いピンクの花を咲かせるのが特徴。気候条件を利用した促成栽培で、1~2月の冬季に開花する。1995年から栽培が始まった山田地域は、標高300~400メートルの中山間地で気温が低いことから啓翁桜の栽培に適しており、北陸一の生産地としてこれから出荷のピークを迎える。…

2019

津偕楽(かいらく)公園「桜(ソメイヨシノ)」

春の陽気に誘われて桜開花 津偕楽公園(中日新聞 朝刊)
津偕楽(かいらく)公園「ソメイヨシノ」[三重県津市]

 津地方気象台は28日、津市で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。この日の最高気温は18・3度と4月中旬並みの陽気に包まれ、平年よりも2日早く、昨年より2日遅い開花となった。 津市広明町の津偕楽(かいらく)公園の標本木が5、6輪咲くと開花となる。同気象台の職員が午前10時ごろ、10輪程度の花が咲いているのを確認した。平年では開花後6日ほどで満開となる。 公園には露店が並び、多くの親子連れや花見客でにぎわっていた。同市の小学2年男子児童(8つ)…

岡崎公園一帯「ソメイヨシノ」

「岡崎の桜まつり」始まる 満開は4月初旬の見込み(中日新聞 朝刊)
岡崎公園一帯「ソメイヨシノ」[愛知県岡崎市]

 岡崎市康生町の岡崎公園一帯で27日、「岡崎の桜まつり」(市、市観光協会主催)が始まった。4月12日まで。 公園や乙川、伊賀川の河川敷には約800本のソメイヨシノが植えられている。まだ一分咲きだが、約200の露店が並び、多くの花見客や家族連れでにぎわった。満開は4月初旬になりそうだ。 期間中は午後6時から午後10時までライトアップする。4月7日には約700人が武将や姫などに扮(ふん)し、伊賀八幡宮(岡崎市伊賀町)から乙川河川敷左岸までの約3.5キロ…

結城神社「梅園」

春告げるしだれ梅、300本満開 津の結城神社(中日新聞 朝刊)
結城神社「梅園」[三重県津市]

 梅の名所として知られる津市藤方の結城神社の梅園で、しだれ梅が満開を迎えた。訪れた人たちは園内を散策したり、写真を撮ったりして春の訪れを楽しんでいた。 ピンク色の「綾服(あやは)しだれ」や白い「八重緑額しだれ」など300本のしだれ梅と100本の立梅が咲き誇り、甘酸っぱい香りを漂わせている。岐阜県揖斐川町から夫婦で訪れた若園さん(82)と妻(79)は「5年以上前から来たいと思っていた。見事としか言いようがない素晴らしさで、来て良かった」と…

チューリップ四季彩館の季節展示「百花繚乱~早春~」

色とりどりの花 恋しい春先取り チューリップ四季彩館(中日新聞 朝刊)
チューリップ四季彩館の季節展示「百花繚乱~早春~」[富山県砺波市]

 砺波市中村のチューリップ四季彩館で、季節展示「百花繚乱(りょうらん)~早春」が開かれ、色とりどりのプリムラを中心にスイセンやヒヤシンスが春の訪れを感じさせる。3月26日まで。 桃色の花を咲かせたタイツブーツなど促成栽培のチューリップ10品種2000本をはじめ、プリムラ4品種260株、スイセン120株など。寒々とした屋外とは一転、美しい花園になっている。 24日までは「春を呼ぶチューリップ展」(北陸中日新聞など後援)と共通で高校生以上500円、小中学…

天龍村「竜峡小梅」

竜峡小梅、春告げる開花(中日新聞 朝刊)
天龍村「竜峡小梅」[長野県天龍村]

 天龍村特産の「竜峡小梅」がほころび始め、南信州に春の訪れを告げている。村地域振興課は29日、同村鶯巣の「うぐす梅園」で1本に4~5輪の花が咲いているのを確認し、開花宣言を出した。暖冬の影響で、昨年より3週間ほど早いという。 天竜川左岸に広がる同園には約30本の竜峡小梅が植えられ、村職員や地元住民らが剪定(せんてい)などの手入れをして管理している。開花宣言は例年2月上旬ごろに出しており、昨年は2月20日と、記録を取り始めた2006年以降最も遅かった。…

2020年03月23日

2020年03月23日