ジャンル・エリア : 富山 2010年01月04日

魚津市内の自然を中心に紹介する「魚津ナチュラルギャラリー10」。左の写真2枚がコシンジュガヤ=魚津埋没林博物館で
埋没林博物館
魚津市内の自然を中心に紹介する写真展「魚津ナチュラルギャラリー10」が、魚津埋没林博物館で開かれている。4月30日まで。
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同博物館学芸員の石須(いしず)秀知さん(42)が市内の野山で撮影した植物や自然の写真42点を展示。県レッドデータブックで絶滅危惧(きぐ)種や危急種、希少種に指定されている植物を中心に構成した。
果実が小さな白い真珠のような絶滅危惧種のコシンジュガヤ(小真珠茅)や、めったに見ることができない危急種のヤマシャクヤク、淡い青紫色の花が美しい希少種のヒメシャガなどを石須さんの解説付きで紹介している。
石須さんは「希少な植物、普通によく見られる植物、いろいろな植物で自然が成り立っていることを知ってもらえたら」と見どころを話している。
(武田寛史)