ジャンル・エリア : 甲信越 2009年02月16日

青空に映える冠雪の穂高連峰と赤く色づいたケショウヤナギ(手前)=松本市安曇の上高地で
晴天に恵まれた15日、松本市安曇の上高地では、梓川沿いのケショウヤナギの赤色と、雪の穂高連峰の白色、それに真っ青な空が鮮やかなコントラストを描いた。
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ケショウヤナギはヤナギ科の落葉樹で、冬に枝先が真っ赤に色付くのが特徴。春先になると赤色が薄まり、葉が出ると緑色に変わる。
上高地に入る県道上高地公園線は冬期閉鎖中だが、河童橋周辺はスノーシューをはいた観光客が大勢いた。大阪府豊中市の会社員山本秀樹さん(45)は「この景色の良さは、見た人間じゃないと分からない」と、冬ならではの美しさに目を奪われていた。
(福岡範行)