ジャンル・エリア : 近畿 2009年03月12日

井伊直弼所用の赤備えの甲冑
井伊直弼と開国150年祭の関連事業として直弼の甲冑(かっちゅう)と刀剣の展示会が13日から彦根城博物館で始まる。
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シリーズ展「直弼発見!」の第6弾。直弼の甲冑やこしらえ、刀剣など7点を展示する。
朱色の甲冑は飾りが少なく、質実剛健で知られた2代直孝の甲冑のつくりを意識したとされる。江戸城に登城した際に用いた黒塗りのこしらえは、白鮫皮の柄に黒糸の柄巻きなどが目を引く。屈指の名工とされる長曽根虎徹の作である脇差しも並ぶ。4月14日まで。観覧料500円、小中学生250円。14日午後2時からギャラリートークがある。
(伊藤弘喜)