ジャンル・エリア : 三重 2009年04月03日

白子港内に完成した新直売所=鈴鹿市白子1で
鈴鹿市漁業協同組合は、同市白子1の白子港に水揚げした魚などを販売する直販所を完成させた。広いスペースと、いけすで泳ぐ魚を見ながら買い物ができるのが特徴。4日午前10時にオープンする。
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近くの組合事務所内にある直販所が手狭になったことや魚食の普及などを狙いに、約1億円かけて設けた。
3000平方メートルの敷地に十分な駐車スペースを確保し、建物は鉄骨平屋406平方メートル。いけすを中心に、売り場や伊勢湾の魚介類を紹介した水産学習展示場などが囲む。コウナゴやカタクチイワシ、アサリ、ノリ、アナゴなど水揚げされたばかりの魚介類のほか、イカやブリ、エビ・カニ類なども取り寄せ、安く販売する。

直販所では、いけすで泳ぐ魚も購入できる=鈴鹿市白子1で
同漁協では「伊勢湾有数の漁獲高を誇る漁業のPRにつなげ、漁協としての新しい事業展開のきっかけになれば」と期待する。
4日は午前9時から関係者による記念式典があり、5日まで記念セールをする。
(村瀬力)