ジャンル・エリア : 近畿 2009年04月21日

展示される直江兼続書状
長浜出身の石田三成の盟友、直江兼続ら関ケ原の合戦(1600年)にかかわりのある戦国武将の書状5点を集めた文書展が22日、長浜市の長浜城歴史博物館で始まる。
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目玉は、徳川家康から主君の上杉景勝にかけられた謀反の疑いに兼続が反論し、家康側近にあてた書状「直江状」。家康を怒らせ、合戦の原因となったとされる。原本は現存せず、最古とされる写しを展示する。このほか三成の家臣・須藤通光が、三成の居城・佐和山城の土木工事を手伝うよう長浜の町民に伝えた書状も紹介する。
長浜の文化・教育に貢献してきた財団法人「下郷共済会」の所蔵品を公開する12回目の企画展。市内3会場で開かれている「北近江戦国浪漫フェスティバル 三成と兼続」に合わせた。
開館は午前9-午後5時。入館料は高校生以上400円、小中学生200円。
(近藤歩)