2009年04月24日

織田信長図
戦国時代に活躍した武将の肖像画展が24日、長浜市の長浜城歴史博物館で始まる。5月27日まで。
- 【この記事に関連する旅】
- 「近畿」の旅だより
博物館が所蔵している「本朝名将百図(上下巻)」の下巻に収められた50人のうち、北条早雲、毛利元就、武田信玄、上杉謙信、織田信長、柴田勝家、豊臣秀吉ら12人の肖像画を展示。よろいを着けた武将らしい姿が多く、同館によると、写実的な画風の四条派の流れをくむ絵師による江戸時代後期の作と推測されるという。
このほか、秀吉に仕え、肥後熊本の大名となった加藤清正の肖像画五幅を紹介。いずれも、民間に広まった「清正公(せいしょこ)さん信仰」の流布に合わせて、江戸時代後期から大正時代に描かれたとみられるという。開館は午前9-午後5時。入館料は高校生以上400円、小中学生200円。5月21日は休館。
(近藤歩)