ジャンル・エリア : 三重 2008年06月10日

尾鷲ヒノキの丸太が浮かぶ湯船=尾鷲市向井で
尾鷲市向井の海洋深層水活用型温浴施設「夢古道の湯」は9日、ヒノキ風呂を楽しんでもらおうと湯船に丸太を浮かべるサービスを始めた。15日まで。
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建物に尾鷲ヒノキをふんだんに使っている同施設。入浴客から「建物の香りがすてきですね」との声が多かったことから、地産材のPRの一環として企画した。
ヒノキは国際的な森林認証制度・森林管理協議会(FSC)認証を取得している市有林から伐採。
男湯の内風呂に太さ18センチ、長さ1・5メートルの丸太2本、女湯には太さ9センチの丸太を長さ11センチに切った木片を50個浮かべた。
伊東将志店長(34)は「世界遺産の熊野古道も通る尾鷲の山林で育ったヒノキの湯につかり、日ごろの疲れを癒やしてほしい」と話している。
(鈴木龍司)