ジャンル・エリア : 愛知 2008年06月24日

一宮市光明寺の138タワーパークに、カブトムシが自然の中で生活しているのに近い状態を観察できる施設「ビートルート138」が登場した。
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新施設はプラスチックの骨組みと、ネットでできた長さ20メートル、幅3メートルのトンネル状。園内のコナラ林の中にある。敷地内に植えられたコナラの木を8本、中に取り込むようにしてあり、夜行性のカブトムシを観察しやすいよう、ライトも付いている。
造ったのは、園内の自然体験施設で環境学習に取り組むボランティアと職員ら。園内で子どもらと繁殖させているカブトムシを、より多くの人に見てもらいたいと、安全に歩き回れる施設を昨年から考案していた。
施設内は、カブトムシが一生を送り、再び卵を産めるよう環境が整っており、人の手はほとんど加えないという。同パークでは「親子で、安全に楽しく、カブトムシが行動する様子を見てほしい」と話していた。
7月5日午後7時半から点灯式があり、さなぎからかえったカブトムシを見ることができる予定。入場無料。(問)同パーク=電0586(51)7105
(藤原啓嗣)