ジャンル・エリア : 岐阜 2008年06月30日

雨による大増水の中で滝開きした阿弥陀ケ滝=郡上市白鳥町前谷で
郡上市白鳥町の阿弥陀(あみだ)ケ滝で29日、夏の観光シーズンの訪れを告げる滝開き法要が営まれた。
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滝は高さ約60メートルで「日本の滝百選」に選ばれている。古くは「長滝」と呼ばれていたが、天文年間(1532-55年)に白山中宮長滝寺(現・長滝白山神社など)阿名院の僧道雅法印が滝の洞窟(どうくつ)で修業中、阿弥陀如来が現れ、今の滝名になったといわれている。
滝開きは地元の前谷自治会主催で、関係者24人が参列。
大雨のため滝の登り口前で営まれ、読経の中、無事故と盛況を祈った。
その後、数人が滝へ登った。大増水と激しいしぶきに滝つぼまで行けなかったが、「1、2回しか見たことがない」という迫力に感動していた。
(島崎賢一)